大人の余裕 ~根源的な価値提示~
まえがき
十数年前の夏。
仕事で知り合った同い年の友人に誘われ、50人くらいのバーベキューに行きました。
しかし正直とてもつまらないなあと感じていました。
会費だけ高く、明らかに人数分の肉がなく、かわいい子もおらず、つまらない人間が集まる目的不明のバーベキューは今でもいろんなところで開催されていますが、その一つだったように思います。
私はつまらないバーベキューを抜け出して、なにかおもしろいことはないかと、そのバーベキュー場を散策していたところ
かわいい子たちを集めたリア充バーベキューパーティーを見つけたのでそちらに乱入しました。
その当時の私はいわゆる雑魚でしたが、そのなかで一番かわいい子と知り合うことができ、しばらく笑顔で仲良く飲みながら話していました。
連絡先交換もして、今度どこどこ行こうなんて話もしていました。
雑魚だった自分にしてはとても上出来な展開でした。
しかしある瞬間、急にその子の態度が豹変しました。
急に、私に対して、ごみを見るような態度になったのです。
私はその子に何もおかしなことは言っていません。
なにも失礼なことをしていません。
それ以降はこちらが話しかけても無視され終わりました。
当然その後、携帯に連絡しても無視です。
その1、2週間後くらいにたまたま街でその子に遭遇し声をかけました。
しかし、お前誰だっけ知らない的な態度をとられて終了しました。
なぜ急にここまでごみ扱いになったのでしょうか?
これがしばらく謎でした。
仲良し ⇒ ごみ扱い への急降下
よほど強い原因がないとここまでの急降下はあり得ないわけですが
そんなことをした覚えもありません。
よく第一印象が支配的だから第一印象を上げろという人がいますが
そういう人はこの現象を説明できないかもしれません。
第一印象はとてもよかったのですから。
第一印象がかなり良かったにもかかわらず、
その後なんらかの要因によって一瞬でごみ扱いになるのです。
当時の私も何が何だかよくわかりませんでした。
しかしその後、成長した私は原因がはっきりわかるようになりました。
そのバーベキュー会場にはその子の知り合いの男達(いわゆるリア充)もたくさんいたわけですが
私は飲みながら彼らと軽く挨拶を交わしました。
「その彼らとの挨拶を交わす中で一瞬、私に余裕の欠如が見られた」
それが原因です。
女性は男性の些細な余裕の欠如を見逃しません。
それが見られたとたんゴミ箱フォルダに転落することもあるのです。
モテにおいては余裕が大事とはよく言うものの
男性の余裕の有無(しかもたった一回のほんのささいな挙動)でここまで大きく扱いが変わるのか
という現実を思い知らされた出来事でした。
余裕を身に付けている人はモテる。
この事は多くの人が感じていることですが
余裕を身に付けるのは非常に難しく
ほとんどの人が身に付けることができないのが現実です。
年季が入った人でも若い時よりは少しは身についた。という程度の人がほとんどかと思います。
しかしその程度であっても効果は高く
容姿が劣化した中年男性が若い男よりモテるなんてこともあります。
また、余裕を演じる、余裕感を演出するなどといういわゆる擬態、ハリボテであってもある程度効果があります。
これをもっと高いレベルで身に付けられたらどうなるか想像してみてください。
これがいかに重要かが想像できるはずです。
これはゲーテの言葉ですが、まさにその通りだと感じます。
女を口説く小手先のノウハウを学んだり、女を洗脳させる方法とか
「女の心を」どうこうするという観点のことばかりに精を出すのではなく(もちろんそれはそれで意味がありますが)、
自分の心を支配する方法を学ぶべきです。
この記事ではその余裕の中でも「本物」が身に付けている「大人の余裕」を11万字以上で徹底解説します。
(大人の余裕という言葉は何となくざっくりとしてイメージで使われていますが、この記事では明確に定義して解説します。)
※なお、これはよくマインドと呼ばれるような低次元の話ではありません。
自分はいい男だと自己暗示するような低次元の話でもありません。
根拠のない自信を持てという低次元の話でもありません。
自信、余裕を演出するというハリボテの話でもありません。
そしてそれができると女を抱けるということに留まりません。
実は高みに辿り着いた本物の男だからこそ味わうことのできる最高の快楽、幸福というものが存在します。
単に美女を抱くとかそんなレベルの話ではありません。
即数を競っている人も、美女を抱いてドヤっている人も辿り着けない、知りえない快楽。
それも記事の中では論理的に説明しています。
しかしあくまでも自然に成長できる程度には限界があります。
個人差もかなり大きいです。
そもそも、大人の余裕がどんなものなのかに関して
多くの人がイメージしているものは間違っていたり
部分的な理解であったりするのが現実です。
例えば、
「大人の余裕がある人は他人の批判をしない。
余裕がないから批判するのだ。」
とか
「大人の余裕のある人は怒らない。
余裕がないから怒るのだ。」
といったことがよく言われますが、この認識は間違いです。
余裕というものをはき違えています。
これは世の中に蔓延るたくさんの間違った認識の例に過ぎません。
正しく理解していない人が本物になることはないでしょう。
この記事では間違った理解と正しい理解の双方を説明しています。
加えて、余裕の「身に付け方」に関しても誤解が多いです。
余裕は自信からくるものであると認識している人も多いですが
これも間違いです。
自信をつけよう!自信が大事だ!
みたいなことを飽きるほどよく聞きますが、
そういうことを言う人は本質を何もわかっていません。
そもそも自信とは何なのかすらほとんどの人は理解していません。
辞書に書かれている自信の定義すらも間違っています。
辞書が間違っているなどと言うのはおかしいと感じるかもしれませんが
詳しく解説しているので読めばわかります。
自信に関しても特性など詳しく解説していますが、中でも本物の自信というものは皆さんのイメージとは全く異なるものだということを理解していただきます。
この記事では自信に関しても深く解説していますのでご理解いただけると思います。
またよく聞くところですと
モテスパイラルで自信、余裕が向上するというようなことを言う人もいますが
あれも偽物です。
間違いということではなく、偽物だからそうなるわけです。
本物はそうなりません。
※偽物と本物の違いをはっきりわかっていただくために、あえて偽物などと辛らつな言葉を使います。オブラートには包みません。
また「マインドの高め方」などと言うのも良く聞きますが低レベルだといえます。
高め方が正しいとか間違っているとかではありません。
内容云々以前の問題として「マインドの高め方」という言葉自体の中に3つの間違いがあります。
私の過去の記事を読んだ人は1つは答えられるでしょう。
答えられないなら再度読み直してください。
その3つの間違いを即答できない人ならこの記事は読んだ方がいいと思います。
こんな状況では大人ですら自信や大人の余裕がろくに身につかないのは当然だと思います。
この記事では間違った理解と正しい理解の双方を説明しているだけでなく「身に付け方」も詳しく書いてあります。
一見身についている人でも偽物がほとんどです。
それも詳しく様々なパターンを後述します。
どんな偽物パターンがあるのかを知らないと
自分がそれに陥っても気が付きません。
ですからそれらも知る必要があります。
この記事を読めば、界隈、世の中で言われていることがほとんどすべて偽物パターンであることが理解できます。
こう言ってしまうとかなり反感を買うでしょうが別にマウントを取るつもりは全くありません(そもそもその必要がありません)。単に実際にそうであることを論理的に詳しく解説しているので読めばわかります。
この記事の内容を理解すればそこら辺のモテ男達の日々の言説が偽物であることがおもしろいようにわかるので何を聞いて何を聞き流すべきかも明確にわかるようになります。それは副次的なメリットに過ぎませんが。
大人の余裕というものに関して
私も以前はここまで言語化できていませんでした。
ですから私もずっと大人の余裕を持たない男でした。(もちろん今でも課題はたくさんあります。成長し続けます。)
それでも結果は出ていましたが
(それは大人の余裕を持たないことを逆に利用できていたということでもありますが)
やはり余裕があった方が明らかに結果は出やすいと思います。
この記事では他で解説されることのないレベルで大人の余裕、自信を解説します。
上述のように、大人の余裕という言葉だと間違った認識を持つ人が多いので
大人の余裕の正しい根源を示したうえで、その根源の身に付け方について徹底的に解説するのがこの記事です。
なおそれが何なのかは後述します。
また身に付け方に関しても、だれか個人の方法ではだめだと考えます。
自分はこの方法で成長したから君もこれをやれというような人がいますが
いい先生とは言えません。
この記事を読めばわかりますが、
これをやればOK
というものはありません。あり得ません。
そういうものは全体の一部にしかなりえません。
一方、この記事で解説するものは広い網羅性を持っています。
どのような網羅性を持っているかまで解説しています。
また性格的に体得しやすい人とそうでない人がいて、その差はとても大きいといえます。
そして実際には方法が数多くあり、その数多くある中からその人に合った方法を見つけ出す手助けをすべきだと考えます。
普通はそういった幅広い思考をしようとするときは一般化を試みるのですが、一般化を試みると実用性が低下してしまうことが多いという現実もあります。
そういったことがないように注意を払って記事を書いています。
またどんな方法にも欠点はありますから、その欠点への考察まで含めて言語化しています。
本当に必要なのはあらゆる人がその人に合ったやり方を見つけられるほど幅広く対応した一般化理論でありながらも実用性の高さも両立し、かつ各要素、方法の欠点まで考慮したレベルでの言語化です。
例えば私は皆が羨む美人と付き合ってもそんなに自信はつきませんでしたし余裕感も出ませんでした。 恋愛以外に関してもある分野で日本トップレベルにまでなっても全く自信がつかなかったし余裕感も出ませんでした。
こんな人間に効果のある方法をだれが知っているのでしょうか。
成長や実績が自信や余裕につながるなどとも一般的に言われますが、私はここまで自分を高め続けてきたのに自信や余裕が身につかず、しかしそれを解決する方法はどこにも書かれていないので困りました。実は場合によっては自信・余裕は成長と相反するものになるわけですが、こういうことを知る人は少ないと思います。
(周りからは順風満帆に見えても自殺してしまう人の一因にもなります)
自信だとか余裕だとかいわれるものは
私にとっては人一倍苦手な分野でした。
だからこそ徹底的に言語化せざるを得なかったわけです。
逆に一般レベルのありふれている考え方で事足りると考える人はこの記事を読まなくていいです。
むしろそういう単純な思考回路の人は読まないほうがいいかもしれません。
そういう人がこの記事を読まないほうがいい理由もこの記事の中に書いていますが、その理由すらも知らないほうがいいのでこのまえがき部分には載せません。
この記事を読むと大人の余裕を得る方法がわかるのは当然のことながら
いわゆる偽物自信家と本物の違いも分かるので人付き合いにも役に立ち、かつ教えを乞うにしても誰に教えを乞うべきかもわかります。
一例を挙げると港区信仰の強い自称凄腕講師がハイブランド品に身を固めろなんて言うのも講師としての能力は限定的であるということも記事を読めば明確にわかります。
しかしそんなことはどうでもいいくらいに達観した思考ができるようになると思うのでそちらのメリットのほうが大きいです。
またこの記事のレベルで心を分析できるようになると、それ自体がレベルの高い女性とのトーク内容として使えます。
ここまで言語化できている人間は私の知る限りいませんから、こういうことを把握していると使い方次第で尊敬の対象となれます。
すると女性から相談されるようにもなり、他の男が築けないポジションを持つこともできます。
さらにその相談の中で女性たちの心理も深く知ることができるというメリットもありますし、ライバルの弱みを知ることができるというメリットもあります。例えば金持ちと付き合っているがその金持ちに不満がある女性の悩みを聞けば、その金持ち男ができていないことがなんなのかを知ることができます。
このように人として本質的なものを身に付ければ、こういった副次的なメリットも享受できます。
なお大人の余裕や自信といったものは精神的な話ですが、この記事は実用性のないスピリチュアルな御託を並べ立てるばかりの哲学、心理学とは違います。
あくまでも実用を目的としたものになっています。
<注意>
この記事はいわゆる「本物の男」の基盤である大人の余裕を言語化したものです。
しかし実は本物にならなくても月に何十人も抱けますしそこら辺の美女も抱けます。
その程度で満足できるなら読まなくて良いです。
本物はそんなものではありません。
そもそも「モテる技術」とは違うベクトルのものとも言えます。
ですから大人の余裕だけでモテのすべてが解決するわけでもありません。
また一朝一夕でなれるものでもありませんし、目指す途中で理解が不完全だと副作用も出ます。
成長の途中でスランプに陥る可能性も大いにあります。
「あれ?成長してるはずなのに結果が伴わないぞ。むしろ成長前より結果が出せなくなってしまった。」と悩むかもしれません。
簡単に本物になれるなどと思わないほうがいいです。
(もちろんこの記事にはスランプにつながる副作用の原因、副作用の対策もしっかり書いてありますし、スランプは正しい成長の中にも表れるので、それ自体悪いことではありませんが。)
また自分を本物だと思っている人はこの記事を読むことで
自分が偽物だったと気づくことになるでしょうから
それに耐えられないと怯えるなら読まなくてもいいです。
ただこの記事を読めば自分が偽物だと気が付いてもそれを乗り越えられる人間になれますから安心していいです。
再度書きますが
この記事には女をどうこうする技術はあまり載せていません。
相手ではなく自分をどうするかが主に書かれています。
ただし自分に正しく向き合ったものだからこそできる相手への接し方というものがあり、そこを目指します。
「即りたい」「モテたい」という欲求をかなえるというような短期的カスタマーサクセスではなく、LTV(ライフ タイム バリュー。生涯価値)の向上に重きを置いた本質的な記事です。
それでも読みたいという人だけ読めばいいです。
本物の世界に歓迎されるのはその意思がある人だけです。
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