アホな姉でもいいじゃないか
小学生高学年のころ
マーガリンと砂糖と卵と牛乳と薄力粉とベーキングパウダーで
ホットケーキを作って上げていた
多分余り上手く焼けなかったと思うけれど
妹と弟がホットケーキを食べて喜んでいるのが好きだった
オバサン・オジサンになった二人だけれど
思い出の中では、小学生で愛おしいままだ
妹は、今も一人暮らしをしている
死んだ母親とのトラウマを消化できないままいる
だから、他の人への不満、貧乏な事、結婚できないことに加えて
私への不満を垂れ流すようにLINEしてくる
私が本当に嫌になる時があって、LINEを読まない時もあったけれど
今は、思う事を伝えるようにして、我慢することを止めた
そうでなければ、段々とエスカレートしてくることが分かったからだ
弟は、弟の自分勝手な行動が止められなかった
元妻を苦しめ、離婚後に子どもたちに会ったのも数回だった
再婚しても、自由奔放な行動は止められない
そして、お世話になった人でさえ、攻撃してしまうような人になってしまった
私は、弟とは生き方が違うと思っているので、母が亡くなって、あることをきっかけに行き来することは止めた
二人とも、本当に勘弁してほしいくらい嫌な気持ちになる
今は距離を取るのが良いと思うし
これからもずっと疎遠になるかもしれないけれど
私の中では、あの「美味しいね!」と言って
ホットケーキを食べている小さな子どもなのだ
ただ、それだけで、愛すべき存在なのだ
そして、私の魂が決めてきた人生で出会った二人なのだ
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