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「 you+ 私を変えてくれたもの」

かぎっ子だった私を変えてくれたのは「大都会 東京

陸の孤島と言われる「気仙沼」で、更に「学校と家の往復」しかしない一人っ子の私。

“友達はいらない”という両親に育てられた為、親戚の家に尋ねてもあっという間に帰る始末…

中学の進路相談で、行きたい学校が東京にあったけれでも、「高校を卒業すれば、東京に行ってもいい」と言われ、当時、女子高校しかない気仙沼に新しく共学高校が出来ると、気仙沼西高校(平成30年廃校)を卒業する。

同級生の多くは気仙沼を離れる人が多く、私の周りは東京に行く人が多い。その為、「友達と離れて寂しい」という気持ちがありませんでした。



東京はテレビの範囲でしか知らない大都会。

始めは新聞奨学生で学校に進学し、奨学生は半年で辞めました。
引っ越しと学費は前もって用意していた両親が助けてくれて、「京王新線 幡ヶ谷駅 『六号坂商店街通り』の奥で一人暮らしをすることになりました。

そこのコンビニ「セブンイレブン渋谷本町店」の店長夫婦に出会いました。

私の性格をよく観察し、「私らしい」働き方をさせていただき、親に話せないことまで親身に聞いてくれた店長夫婦です。

時間があれば、アルバイトの時間外でも店の手伝いをしながら過ごし、父がアパートに電話してもほとんどいなくて、コンビニに電話する方がいるくらいでした。


その他に、約30年経ってる今も付き合いのある女友達4人
東京に行って始めて、「友達の家に宿泊する。」経験をし、新宿や歌舞伎町で学校の仲間(ほとんど男子でした)数名と飲み会をしていました。

幡ヶ谷は新宿から近いので、終電を気にすることなく飲み、女友達は私のアパートに泊まることが多かったです。

友達とトコトン過ごした日々はとても貴重で、また、好奇心旺盛な性格は東京という大都会で沢山の世界を知り、関心が幅広くなりました。
音楽・デザイン・接客・経営…そして、人間関係。


24歳の時、気仙沼に戻り、間もなく結婚。
出産、中絶、自律神経失調症、離婚…
私にとって、今までの人生で暗黒の時代。

あまりにも追い詰められ、一歩間違えれば、子供に被害が及ぶかもしれないくらい、精神面がおかしくなりそうでした。

親の手助けもありましたが、精神面を救ってくれたのが店長夫婦女友達4人でした。

気仙沼を離れ、東京で過ごすことで落ち着きを取り戻し、バブル崩壊で正社員の求人がほとんどなかったけれでも、塾講師とレジの掛け持ちバイトでシングルマザーとして、なんとか子育てしてきました。

その後、数える程だけど、たびたび子連れで東京に行き、会いに行きました。


小さい頃からの夢「近くに温泉がある街で暮らしたい」という思いは福島で実現し、郡山は東京と新幹線で直通しているので、店長夫婦女友達4人と会いやすくなりました。

おかげで、知り合いのほとんどいない郡山でも、積極的に人と付き合い、成人した子供と共に幸せに暮らしています。

#you +  #youプラス #クリラボEXPO



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