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「恩は返さなくていい。送ってくれ」#心に残る上司の言葉

「仕事がうまくいかない」

同期は続々と成果を出していく中、自分も頑張っているのに仕事で成果が出ないことに悩んでいました。何が違うのか、何をしたら良いのか。うまくいかないことを自分から進んで同期や上司に相談することも出来ず、自分流で仕事をしてはうまくいかないを繰り返し、負のループに入っていました。

上手くいっている人から成果を出すやり方やコツを学ぼうともせず「自分で何とかしてやる」と、謎のプライドが邪魔をし続けていたのです。

空回り続ける日々を過ごしていたところ

「ご飯でも行かない?」

会社のムードメーカー的な存在の上司に声をかけてもらいました。ノリが良く、成果も出していて、社内外の人望も厚い上司は自分からすると遠い存在すぎて、こちらから声をかけることが出来ていませんでした。

「あ、ありがとうございます。よろしくお願いします」

突然の声掛けに驚きと嬉しさが入り混じりながら、お誘いを受けました。

「楽しい?」

「は、はい?」

「最近楽しいことあった?仕事に関わらずでいいよ!」

楽しい。成果が出ないことに悩み、成果を出すことに一生懸命で楽しい感情を忘れかけていました。上司の投げかけでハッとしたのです。

「周りと比べて成果が出ず、悩んでました。楽しいと思えることが最近なかったです」

「やっぱりそうか!1人で抱え込まなくていいんだよ!それに、大変そうにしているより、楽しんでいる人のほうが良いと思わない?気軽に相談してもらって大丈夫だよ!こっちからも声をかけるね!」

嬉しくて涙が出そうになりました。楽しんでいる人のほうが良いのも腑に落ち、悩んでるのは良くない、頼ろう!と気持ちを切り替えるきっかけになりました。

それから、昔は上司も成果が出にくかった話や色んな人に頼って力をつけた話を聴きました。雑談も交えて、勇気をもらう時間になったのです。

「じゃ、今日は奢るから!」

「あ、ありがとうございます!ごちそうさまです!成果にして返します!」

たくさん話を聞いていただいた上に、上司がご馳走してくれることになり、今度は成果でお返しをしたいと伝えたところで、忘れられないお言葉をいただきました。

「恩は返さなくていい。今後関わることになる自分の後輩たちに送ってくれ。恩返しじゃなく、恩送りを大切にしてもらいたい」

心にグッと響きました。

今でも忘れられず、恩送りを大事にしています。

後輩たちが

「ごちそうさまです!今度お返しします!」

と、言ってきたときに

「恩返しは大丈夫。後輩や関わる人たちに恩送りをしてくれたら嬉しい」

と、わたしも返しています。

恩を送ることで、頑張る人が増えたらいい。優しい世の中になったらいい。わたしの想いです。

上司の言葉を胸に、今日も、これからも恩送りを大切にしていきます。


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