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マネーの猫②キリン ホームタップ

「生ビールのサブスク」

それが『キリン ホームタップ』です。

自宅で本格ビールが楽しめるサブスクリプション(定額制)サービスになります。家庭用ビールサーバーをレンタルし、毎月自分の好みで選んだビールが届くというものです。

ビール好きにはたまらないこのサービスの紹介と、ここから考えた私のアイデアを【マネーの猫①】に倣って書いていきます。


できたての新鮮なビールを楽しんでもらいたい

サービスが誕生した背景には「できたての新鮮なビールを楽しんでもらいたい」という強い想いがあったようです。それも、工場から直送でお客様に届けたいという強い想いです。

私はできたてのビールが飲みたくて工場見学に行ったこともあるので、その美味しさが分かるだけになおさら、この想いにシビれ、心打たれました。

「え。工場に行かなくても、あの新鮮なビールが飲めるのかい!?」

ビールメーカーが成し遂げたいことと、ビール愛飲者が求めるものが見事に合致しています。

サービス開始当初は「うまく注げない」「ガスがすぐなくなる」などのトラブルがあったようですが、美味しいビールを届けたい一心でビールサーバーを改良し、今では新規会員登録枠がすぐに埋まってしまうほどの勢いだとか。

「できたての新鮮なビールを楽しんでもらいたい」という想いがベースにあることで、お客様が本当に求めるものを追求していくことができ、それが結果としてお客様に求められるサービスになっていると思います。

家飲み需要の加速で、ホームタップ需要も加速

強い想いとビールサーバーの改良で勢いづいてきたところで、近年では更なる追い風が起きているようです。

居酒屋で生ビールを飲みにくくなったことで家飲み需要が加速。それに伴って自宅で生ビールが飲めるホームタップの需要も加速しているのだとか。

基本料金3190円/月に加え、4Lコースでは8250円/月、8Lコースでは12430円/月の月額費用がかかり、決して安いものではないですが、常時3~4種類のビールから好きなものを選ぶことができ、最上位ブランドの「一番搾りプレミアム」が飲めるとあって、利用者が増えているそうです。

家族で。夫婦で。頑張った自分へのご褒美に。人それぞれで「できたての新鮮なビール」を楽しんでいるご様子。

落ち着いて外で飲める日がまだしばらく先になりそうですので、利用される方は増えていきそうです。

一度体験したら病みつきになって、やめづらくなりそうだとも思います。

愛飲者の心をがっちり掴んで、収益もがっちりしてそうです。


9月スタート会員の〆切が8月20日のようですので、悩まれている方は最短スタートで始めるのであれば、〆切があと1週間ほどしかありません。

やるか、始めるか、ぜひどちらかを選んでみてはいかがでしょうか。


そして、このビジネスモデルから新たなサービスを検討してみました。

最初に浮かんだのはウイスキーのサブスクでしたが、すでにいくつかありました。

ザ・ウイスキー・スタジオ

CRAFT WHISKY CLUB

などです。

定期的に新鮮なものをすぐに届ける」この点に注目してみましたが、サブスクブームが起きただけあって、大概のものはサブスク化が進んでいますね。困りました。

ひねり出した結果、おそらくまだ実現していないサブスクが1つ浮かびました。

頼まずに出来たての料理が届くサービスです。

(冷凍・冷蔵の類似サービスはありますが、出来立てホカホカはないかと)

「頼まずに」としていますが、毎月初めに食べたい料理の注文はしておきます。

その後は、決まった時間に決まった料理が届くというサービスになります。

例えば、毎日12時に出来たてのお弁当が勝手に届くというものをイメージしてもらえればと。

毎月の献立が決まっていて、今日は魚の塩焼き、明日はハンバーグなどがメインのおかずで日替わりで届くような感じです。

あれですね。給食のサブスクと言ってもいいかもしれません。

毎日在宅勤務で料理をするのが面倒。だけど、出来立ての料理を食べたい。

そんな人におススメのサービスになるかと思います。

食品衛生上、また、食べるタイミングの関係で冷凍・冷蔵のお弁当が現在ありますが、方やUberEatsなどのフードデリバリーサービスも拡充してきているわけなので、何とかすれば「毎回頼む手間」を省いて出来たての料理をサブスクで届けるサービスも実現出来る気がします。

お金のにおいがホクホクしてきました。

頭を使ったので、ビールでも飲んでリフレッシュしたいと思います。


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