ポルノグラフィティのLIVEの中毒性について、本気出して考えてみた。
【本日の福野郎 No.244】
2020年12月4日。
ポルノグラフィティ初の配信LIVE『CYBERロマンスポルノ’20 ~REUNION~』開催!
こんにちは、福です。
2015年にポルノのLIVEに初参戦し、今や生きがいとなっております。
今回のLIVEは、“お客さんがいて初めてLIVEは完成する”という信念のもと、感染症対策をしっかり行い、 “リアル(=現地)とデジタル(=配信)のハイブリッド型”で開催されました。
もちろん現地に行きたかった。でもこのような状況なので…グッとこらえて おうちから参戦しました。
東京ドームでの20周年記念LIVEから、1年3か月ぶり。
LIVE中、ボーカルの昭仁さんがこのような事を言っていました。
何故私たちは、ポルノのLIVEに何度でも参戦してしまうのだろう。
その魅力について、今一度本気出して考えてみた。
※今回のLIVEは スクショOK&SNSやブログへの掲載OKとの事でしたので、使わせていただきます。
①何度聴いても新しい魅力に出会える
繰り返し聞いた曲も、LIVEに行く度に新しい発見があって もっと好きになる・・・
今回演奏された「ハネウマライダー」や「アゲハ蝶」も、LIVEの定番曲としても何度も聴いてきたけど…!
「こんな気持ちで聴いたのは初めて・・・」
今回心震わせられたのは、意外にもその “何度も聴いてきた曲達” でした。
まずは、アゲハ蝶。
個人的に、LIVEにおけるアゲハ蝶の最大の魅力といえば、会場全体が一つになる ”ラララの大合唱” だと思っていた。大空に響かせたラララ、東京ドームに響かせたラララ・・・どれも心地よくて、愛おしかったな。
今回 現地の観客は声出しNGだったため、大合唱はできない。でも、私たちには拍手が、ボディランゲージがあるじゃないか。
「チャチャッ チャッチャッチャ」
息ぴったりの手拍子は、会場を越えてTVの前の私の心も震わせました。
そして演出も素晴らしかった…!
モニターには、twitterで募集した全国からのメッセージが映し出され、その1つ1つが美しい蝶に姿を変えて(配信ならではのAR演出)優雅に会場を舞いました。
それはつまり、私たちの心…。
今自分に出来る方法で心を伝え合い、一つになる・・・その尊さに胸がじんわり温かくなりました。なんて美しい曲なんだろう、と改めて感動しちゃった。
「(1年3か月)君たちの声はずっと届いていたよ。ポルノの歯車を動かしてくれて、そして遠くまで運んでくれるのは君らです。」
そう言ってポルノのお二人がやさしく歌い始めたのが…
ファンへの感謝の想いを込めたハネウマライダー。
私にはそう聴こえました。瞬間、ぐっと込み上げてくるものがあった。
ハネウマライダーといえば「明るい」「楽しい」のイメージだったけど、優しく沁みわたる、こんなハネウマライダーもあるんだなぁ。
同じ曲でも、どんなシーンで聴くか、どんな想いをのせて届けるか、どんな風に魅せるかで、響き方は変わってくる。
ポルノさんは一曲一曲に想いを乗せて、絶妙な演出で私たちに届けてくれる。だからいつも何度でも、新しい魅力に出会える。
好きな曲をまた一段と好きになれる。その瞬間が、最高に幸せなのです。
②「今聞きたい!」と「これ聴けるの!?」のバランスが絶妙
どうしても内にこもりがちな今だからこそ
・力強い…ワンモアタイム、2012Spark
・爽やかな…VS、ハネウマライダー
・会場が一つになれる…アゲハ蝶、Hard Days,Holy Night、ジレンマ
・まだLIVEでやっていない…一雫
・待ち焦がれていた…新曲
・・・を聴きたいと思っていて。そのイントロが流れた瞬間の高揚感ったらないですよ!「うわぁぁやってくれた!」という“期待に応えてくれた喜び”でいっぱい。
でも、それだけじゃないんですよ。
「えっ リビドー!?…ルーズ!!?く、海月…!!!?」
めちゃくちゃ聴きたかったですよ…!でも今日聴けるなんてそんな、心の準備が…!!という刺激もあったりして。LIVE中は感情が忙しい!
そんな大混乱の頭を落ち着かせてくれるのが、慣れ親しんでいる定番曲!
初心者の方も知っているであろう曲を必ず入れてくれます。初ライブはポルノ初心者の母と参戦したけど、「お母さんも知ってる曲あったよ」と喜んでくれたのが印象的だったな。知ってる曲聴けたら嬉しいよね!
…というわけで何が言いたいかと言いますと、セトリがいつも素晴らしい!
曲のバランスがよくとれているんですよね。
もちろん曲への思い入れや感じ方は千差万別なので一概には言えないかもしれませんが、私はそう感じています。
聴きたいと思っていた曲も聴けるし、まさかこれをやるなんて!というレア曲も聴けるし…初心者も熱狂的ファンも、皆が大満足できる絶妙なバランス。…それがポルノのLIVEです!
③曲の魅力を最大限に引き出す、心地よい演出
人間が受け取る情報は、視覚からが約80%、聴覚からが約10%と言われています。
普段は聴覚だけで楽曲の世界観を楽しむけれど、LIVEではさらに視覚も加わるんだからそりゃ凄い。より深く楽曲の世界観に浸れるんですよね。
今回も照明や映像がそれぞれの曲にマッチしてて最高だったな…!
例えば「リビドー」。
Aメロでの左右に振れる照明に一目惚れ。
観ていた方…あの照明めちゃくちゃ気持ちよかったですよね…!?音や曲の雰囲気にぴったりで・・・まさに「♪快感で~壊れてしまえ~~」な照明だったです(壊)
それから、「カメレオン・レンズ」の文字を映し出す演出…!あの歌詞は明朝体で黒背景に白字が最高に妖艶でクールなんだ…!!配信ならではの立体感も最高です…!(語彙力の限界)
そしてね…「海月」。海月です。やっぱり綺麗ですね、海月。仄かな光放ちながら会場を漂う海月…!もううっとりです。昭仁さんの優しい低音ヴォイスと美しい光景に、心が浄化されていくのを感じました…。
LIVEに行くとね、ああ、ポルノワールドに来たなあって、幸せがじんわり。
私にとっての夢の国です。
④みんな全力で楽しんでいる(一体感)
2020年verで始まった1曲目の「アポロ」。
会場は声を出せずとも、すでに大盛り上がり!客席は感染症対策で間隔が取られていましたが、そうとは感じさせぬ盛り上がりよう!!!
それを見た昭仁さんの嬉しそうな「会いたかったぜー!!」も印象的でした。私を含めみんながこの瞬間(再会)を待ち望んでいたんだなあというのを実感して。同じ時間を共有できる仲間がいるってね、すごく幸せです。
そして、その盛り上がりはアンコールの「ジレンマ」まで衰え知らず!
おへそが見えるくらいポンポン跳びまくる昭仁さんも、超絶クールにソロパートをキメる晴一さんも、目いっぱい手を広げて楽しむ人も、うっとりする人も!もうみんながキラッキラしてて!!
ここに来れば、1人でも、シャイな人でも、日常生活に疲れた人でも、老若男女を問わずみんなで楽しめる!
だって、みんなが自分のペースで、自分の全力で楽しんでいるから!!
⑤幅広い世界観
ポルノグラフィティのLIVEを観ていると、感情がとにかく忙しい!
特にすごい!と感じたのが、ワンモアタイム→2012Spark→リビドーの流れ!
3曲とも一言でいえば”カッコいい”なんです。でも、カッコいいの種類が違う。
「ワンモアタイム」の真っすぐな力強さ。「2012Spark」の漢らしさ。「リビドー」のどこか妖しげなクールさ…”カッコいい”だけでこんなに歌い分けられるの…好き……。
そして、この3曲で熱く畳み掛けてからの、「ヴォイス」ですよ。
静かに心に語り掛けてくるバラード曲…あんなに熱く滾っていたはずの心が、今はもうその音色に静かに身を任せている…。
この緩急がたまらなく好きなんですよ…。
「カメレオン・レンズ」では色気が爆発しているし、12月にぴったりの「星球」「Hard Days,Holy Night」はキラキラ眩しくて楽しいし、「シスター」の静かな切なさと「ルーズ」の熱を持った切なさなんて…ウッ(;w;)
ポルノのLIVEに来るだけで、本当に色んな世界を旅することができるんですよね。聞く側を"その曲の登場人物になったかのような感覚"に陥らせてしまう…類まれなる表現力。
カッコいい曲、かわいい曲、美しい曲、やさしい曲、ダークな曲、エロティックな曲、元気な曲、爽やかな曲……あらゆる雰囲気の曲をしっかり表現できる、その振り幅が素晴らしい!根っこは飽き性な私の心まで、ガッチリ掴んで離さないんですよポルノさんは…。
あと昭仁さん、急に上着脱いだりetc色気出すのやめてもらっていいですか。ドキドキで心臓がもたないんですよ………すみません、やっぱり下さい。
⑥ポルノさんの人柄
ポルノをよく聴くようになった当時は、仕事を辞めて ”色々な事を吸収しよう期間”(いわゆる無職)だったので、人生初のLIVEにも足を運んでみました。
正直それまでは、ポルノさんがどういう方達なのかよく知りませんでした。初めて聞いた「Hey Mama」は、晴一さんと気づかず「何故ポルノ以外の人が歌っているんだろう?」と思ったぐらい。(すみませんでした)
で、緊張とワクワクと不安を抱えながらLIVEに行ってみると、痺れるカッコよさとアットホームな雰囲気がサイコー!
演奏中あんなにカッコいいのに、MCは広島弁でゆるゆる面白トーク。
…この人たち…すごいな…!面白いな…!
一流アーティストの輝きを放っているのに、近所のお兄ちゃんみたいで。そして感謝の気持ちをまっすぐに伝えてくれる。すごく謙虚な方たちだな…!
気が付いたらファンクラブに入っていた私です。
今回のライブでも、改めてポルノさんの人柄が好きになりました。
スタッフにもスポットライトをあて、感謝を伝えるポルノさん。そうなんです、LIVEは大勢のスタッフさんの汗の結晶でもあります。みんなで、スタッフさんへ感謝の拍手を送りました。
本編ラスト2曲の「ハネウマライダー」と「一雫」では、楽曲にのせてファンへの感謝も伝えてくれた。
「やっぱりポルノの歯車を動かしてくれて、遠くまで運んでくれるのは君らです。」と。
私たちの方こそ…。素晴らしい楽曲を通して支えてくれて、求めたらいつも応えてくれて。こうして楽しい時間を提供してくれて…
お互いに感謝し合える、この空間が心地いいんです。
大好きな人に「ありがとう」と言ってもらえるのが嬉しくて。
大好きな人に「ありがとう」を伝えたくて。会いたくて。
だから何度も、何度でも、足を運んでしまうのですね。
そして、LIVEに参戦した人の特権と言えば!
はしゃいだポルノさんの姿が見られること!
お祭り騒ぎの「ジレンマ」では、昭仁さんが脱ぎ脱ぎに失敗したり!!
いつもクールに演奏している晴一さんも、LIVE終盤にはカメラで遊んでみたり!!
ポルノさんが全力で楽しんでいる姿を見られるのが、ファンとしてはこの上なく幸せです^^♪
あと晴一さん、カッコつけたと思ったら急に照れるのやめてもらっていいですか。愛おしすぎて心臓がもたないんですよ………すみません、やっぱり下さい。
⑦誰も置いていかない、全体への配慮
今回は初の配信LIVE。現地の会場とTVの前ではどうしても熱量が変わってくるのかな と思っていましたが、TVの前でも存分に楽しみ尽くせました!
それは、ポルノチームの配慮が素晴らしかったからだと思います。
クリスマス曲「Hard Days,Holy Night」では定番の掛け合いがあるのですが、会場の観客は声出しNG。
どうするのかな~と思っていましたが、
昭仁さんがカメラの前で耳をすますポーズ!TVの前のキミたちが歌ってくれ!と言わんばかりに。
ああ、私たちもちゃんと参加出来ているんだなあって。ただ”LIVE映像を観る”ではなくて、現地の人と同じように参加できてるんだなあって。
観ているすべての人を、音楽で抱きしめてくれる。
気づいたらポロポロと涙が出ていました。
そしてエンドロールには、twitterで寄せられたみんなのメッセージが!
そこには私のメッセージと、名前も刻まれていました。
現地に行けない私も、こうして演出の一部に参加出来たのが嬉しかったな。
こんなにたくさんの人に愛されているポルノグラフィティ。
こんなにたくさんの人に勇気と笑顔を与えているポルノグラフィティ。
同じアーティストに恋をした仲間がこんなにたくさん・・・!
みんなのメッセージを見て、すごくじーんときた。
最後の最後まで最高だったな!!
REUNIONを終えて。
や~~楽しかったな!REUNION!(画像は「オー!リバル」の名場面)
音の響きも良く、想像以上に臨場感があって楽しかったです。
配信ならではの演出もあって、「家にいても、ちゃんとポルノチームの一人になれるんだ!」って思えたし…!
それにあの一体感!いつものLIVEとおんなじ!全国のファンの心を1つにしてしまうポルノさんは、やっぱりすごい方々です。
そしてやっぱり、生で会って言葉を伝え合いたいな。
ポルノさんとも、仲間たちとも。
当たり前がどんなに尊いものかを、再確認した。
でもね、各々が今自分にできる最大限の事をして、全力で楽しんでREUNION(再会)していたのが…胸にグッときたんです。
ポルノさんが、LIVEで必ず届けてくれる言葉があります。
後日アーカイブを1人で観ていて、温かい涙がこぼれてきました。
こんな状況でも、それなりに幸せな日々を送れていると思ってた。
それは間違いないんだけど、色んなものを内に秘めて少しずつ溜まっていって、本当はつらかったんだなあと。
それを、今回のLIVEで浄化してもらった気がします。
そして。
昭仁さんがこう言いました。
「ポルノグラフィティ、全盛期はこれからです!」
どんなに有名になっても、いつも謙虚で。
いつまでも夢や目標を持って挑戦し続けていて。
いつでも私たちの背中をそっと押してくれる。
そんなヒーローの、これ以上ない決意の言葉。
嬉しくて嬉しくて、かっこよくてもう、本当に…。
そう、1つ忘れていました。ポルノグラフィティは最新が最強!だから何度でも、その最高を感じたくてLIVEに行っちゃうんです。
これからも。最高のポルノグラフィティをこの目に焼き付けられる事を、心から楽しみにしています!!
あなたも一緒に、彼らと最高の時間を共有してみませんか?
遅いなんてことはないですよ。だって、
ポルノグラフィティの全盛期はこれからなんだからね!!!
というわけで!新曲「REUNION」をどーん!!!
ポルノ公式チャンネルにて、新曲のLIVE映像が公開されています!
大切なものを守るぞという力強さ…本当にカッコいいな。
是非1度聴いてみてください!
そして、LIVE会場で会いましょう!
でゃ!