青山美樹

歌人になりそこね、詩人としても落ちこぼれ。 原因不明の肥満に悩まされ、歌の席でのルッキ…

青山美樹

歌人になりそこね、詩人としても落ちこぼれ。 原因不明の肥満に悩まされ、歌の席でのルッキズムに落ち込み手術を受け現在絶賛食事制限中だけれどもう色々どうでもいいっす。 人権は踏み躙られてるうちにどっかに行ったみたいです。

マガジン

  • 詩を書いてるよ

    詩を書いています。 ココア共和国ではかとうみき名義。

  • ULTRA CELL

    裏路地ドクソ(@dokuso0317)さん主催の自由詩作集団。お題に対して返詩していくスタイル。

  • わたしという人間

    名古屋暮らしとはまた別な記事はこちら。

  • 大いなる田舎、名古屋暮らし

    閉鎖的な田舎、福島で37年間生きていたわたしが主人の突然の異動で名古屋に。名古屋の超閉鎖ぶりに驚いたりカルチャーショック受けたり…いろいろありました。

最近の記事

マイブーム

学生時代から、わたしはなかなかのコスメオタクだった。クリスマスコフレは2つは買う。田舎だから決まりきったものしかなかったが。 しかし、結婚して子を産んで仕事を辞めて家庭に入り、いつしかナチュラルメイクになった。 最近は老けないように「きちんと薄化粧」しているが、肌荒れゆえに冒険できない。 手の形や爪の形がよくなく、手のケアは怠りがち。料理をするのでクリームなどもあまりつけない。しかし、今年は久々にひどい手荒れに悩まされた。 娘が誰かからプレゼントされたロクシタンのクリーム(

    • 2023年を振り返る。

      1月…寝込んでいた。とにかく2022の不調を引きずりまくり。入院フラグが立つ。 2月…オペ決定。息子の卒業がきまり(ぎりぎり)教習所に通わせる。生涯の禁酒禁煙を誓わされる。 3月…加藤治郎『海辺のローラーコースター』出版批評会、パーティー。卒業式から間髪あけずに向田研、出版批評会。売れっ子気分かよ。 正直、東京に住みたくなった。人との距離感が好きだ。そして息子の巣立ち。犬と泣き暮らす。 4月…1週間だけバイト。ちょっと色々行き詰まり「未来」休会。誕生日にこっそりビールを飲んで

      • 深夜のコンビニ

        深夜のコンビニに行く。 目的はない。ただ、無性に食べ物が欲しかった。 食事制限がなんになるんだ。手術の目的もわたしの中では意味のないものになった。目標も見返したい気持ちも昨日の夕闇に落としてきた。堀田通を泣きながら歩いて涙をふみしだいてひたすら歩いて途中はどう通ったかわからないがうっかり自宅に帰っていた。  それまで大事に大事にしてきたものが全部こなごなになり、自分でひとつひとつ後悔を涙にして垂れ流してそれを踏んで帰るというのはヘンゼルとグレーテルとは似て異なる。家に帰りたく

        • これは詩だ(ビーレビしろねこ社賞参加作品)

          加藤万結子として最近生まれた 出生名でもなく、婚姻後のファミリーネームでもなく  加藤万結子として生まれた 物書き、詩人、歌人の加藤万結子 自分自身が名づけて生み出した  歌人である加藤治郎によれば 歌人は職業ではない、概念だという 実際に文筆だけでメシを食っている人以外も 歌人にも詩人にもなれるんだと思えば それは実に力強い言葉ではないだろうか 雑多な小文を投稿しているときに 主婦のお遊びなんて辛辣なことを書かれたことがある 結社にも俗さず年齢的に遅いと ほっといてくれ

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          ULTRA CELL 1

          君の手に触れる度に 僕は凍えてしまう それほどまでに求めている 君の頬に触れる度に 僕は燃え尽きてしまう それほどまでに欲している この気持ちの 名前すら知らない僕等は 空回りする感情の 歯車を持て余して 生きてしまっている 返歌 名付けられない感情を抱くのがわたしにだったら幸せなことで 返詩 あなたを見ただけで 燃えてしまいそうで顔を背け 触れられただけで 感電するように電流が走り 口付けられただけで 蜂蜜のように溶けてしまう そんな言葉にできない 理屈に合わない感

          新しいことをしようじゃないか

          新年をだらだらと迎え、わたしの腹の肉のみならず駄犬の頬の肉も引力に逆らえなくなったのをみて笑いを堪えることができない加藤です。 裏路地ドクソさんの声かけで ♯ULTRACELL に参加してみようと思い立ちました。 いやあ、年末のビーレビしろねこ社賞でこっぱみじんになりましたからね。 自己紹介なら誰でもできる、という名誉ある批評も頂戴し、ではまだまだ自分を発信してやろうじゃないかとちょうどよくやってきた電車に飛び込んだ…いや、飛び乗ってみたわけです。 電車に飛び込むのはやめま

          新しいことをしようじゃないか

          ありがとう、ズッコケ三人組

          那須正幹先生が亡くなられたことを昨日、知った。 小学生の頃、ズッコケ三人組が大好きだった。 田舎育ちのわたしには、彼ら街の子が近所やクラスを巻き込んで時にはフィールドを拡げていろいろな体験を重ねていくところが愉快だった。 田舎に住んでいる子供は実は自力で行動する範囲が狭い。図書館すらも親に車で連れて行ってもらうほかない。 だからわたしにとって学校の図書館は大事な場所でめぼしい本は多分ほとんど読んでしまっていて、何十年も誰も触れていないであろう骨董品のような本にまで手出しし

          ありがとう、ズッコケ三人組

          証明写真

          証明写真が必要になった。 働くわけではない。 ただ、ある目的に必要なだけだ。 昔からみんなで写真を撮る時はど真ん中でふざけているような人間だった。 しかし、証明写真の類いは苦手である。 3分写真のボックスで、卒業アルバムの撮影で撮る証明写真は大概「困惑」と顔に書いてあるものが出来上がる。 わたしはもちろん美人ではない。 高校時代の担任に「十人並の手本」と言われてその言葉を割と大事にしている程度に自分の容貌に自信はない。 結婚式の写真すら、細工のようにお義理程度に口元を緩

          午前五時半の卵焼き

          午前五時、アラームが鳴る 睡眠不足を引きずりながら タイマーで炊いたご飯を弁当箱によそう 弁当箱は無精な我が家の面々も壊しようがない 昔ながらのアルマイトのものである 大はオット、中は息子。 逆じゃないのか?いや、彼は少食なのだ 卵焼きを焼く。中身は日替わりだ 少ないおかずをごまかすために 栄養素を満たすように具を入れる 私の母はフライパンで焼いていたが わたしはくるくるの卵に憧れていたから 鉄製の卵焼き器で焼く お浸しやなんかの青物は大概前夜に 用意しておく。朝は弱いか

          午前五時半の卵焼き

          枯らす女

          実家から同じくプランターに分けてもらったミニトマト。姉宅では食べるのが追いつかないのに、わたしは枯らす。 サボテンすら枯れる。 子供達の朝顔、プチトマト、ゴーヤも全滅。 職場でわたしが活けた花だけ枯れる。 もはやネタなぐらい枯れます。 子供の頃から理科の観察のとき、自分だけ朝顔の芽が出ない、ひまわりが双葉にならない(予備を分けてもらう)、ひとりだけチンチクリンなチューリップが生える、と呪われレベルです。 みんなと同じくやって、なんなら近くの子が手

          別れの準備

          記事は当時のFBを引用することが多いのですが(わたしの記憶領域の問題)これは完全に書き下ろし文です。 …………… 日めくりを一枚一枚ちぎるよう 一人一人と別れを告げゆく  そんな拙歌を詠んでいた。 実際に生まれた街ではないものの、両実家にアクセスもよく、慣れ親しみ子育てしてきたところでそのままずっとみんなで笑い合いながら生きていくと思っていた。 お母さん同士の距離感もベタベタではなく、 何かあれば んじゃ、みんなでやっぺ!(やろう)とか、誰かに何かあれば「ちょっと、あ

          別れの準備

          刺身とビール。

          #スキしてみて です。 肉が苦手なわたしですが、魚は大好き。見るのも食べるのも。料理も嫌いではありません。 履歴書に 趣味・魚 と書いたこともあります。 多くは望みません。刺身とビールさえあればわりと幸せなんだけど…な… 名古屋に来てからは魚がだいぶ不満なわたし。 なお、この素晴らしい盛り合わせは 気仙沼の 福よしさん。 震災後初めての家族旅行でした。

          刺身とビール。

          息子の嫌な予感は的中した。

          (息子渾身の声が掲載されていることを鑑みて、この記事は有料とさせてください。かなりハードな内容です) 息子が危惧していた 福島からの転校(厳密には入学式からだが)はやはりロクでもない方に転がった。

          ¥100

          息子の嫌な予感は的中した。

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          運転できない。

          運転できない。