【私案】子数と年限、計ってみた[元の理]
コアLv▶▶▶▶▷
こんにちわ、福之助福太郎です。
今回は『天理教教典』「第三章 元の理」における子の数と年数を、あえて比喩や数の理とはせず、試しに数値として計ってみたら、の覚書です。
あくまで遊びの延長なので、
・めざる以降の出産のタイミング
・めざる以降の宿し込み、出産はそれぞれ生涯で一回しかないのか
・子どもは一様に育ち同じタイミングで出直すのか
・陸上の生活以降の成人の過程はそれまでと違うのか
といった記述の無いものはあまり考慮せず、記述の内容をベースにした御都合主義的なものです。
「元の理」の記述
・発意
・約束
・最初に産みおろす子数(=年限):九億九万九千九百九十九
・水中の住居:九億九万年(※三日三夜、三年三月、七十五日、九十九年)(三寸→三寸五分→四寸→八千八度の生れ更り→八寸→一尺八寸→三尺→五尺)
↓ 陸上の生活
・智慧の仕込み:六千年
・文字の仕込み:三千九百九十九年
・約束の年限
めざる~五尺 期の発展
・八寸:どろ海の中に高低が出来かけ
・一尺八寸:海山も天地も日月も区別出来るようにかたまりかけてきた
・三尺:ものを言い始め
・五尺:海山も天地も世界も皆出来て、人間は陸上の生活をするようになった。
子の数について
めざる~一尺八寸
・誕生、成人、出直しの過程は、八千八度の生れ更り以前と同様のものとする。
・一匹だけ残った「めざる」の胎に、男五人女五人の人間が宿り、それまでに四寸までは成人していたので、五分ずつとすると四寸五分までは成人すると仮定。
・一尺八寸までは男5人女5人の10人ずつの人間が宿るので、めざる→10人(女5人 ~四寸五分)→50人(女25人 ~五寸)→250人(女125人 ~五寸五分)・・・と女に宿る分の×5ずつ増えていき、引き続き五分ずつ成長していくものとする。
・四寸五分からスタートとすると、一尺八寸までは10×5の27乗 人になる。(7450京5805兆9692億3828万1250人)
一尺八寸~三尺
・一胎に男一人女一人の2人ずつなので増減無しとする。
三尺~五尺
・一胎に一人ずつなので、男1女1→子1と半減するものとする。
・五分成人する毎に半減とすると、三尺から五尺までは÷2の41乗(2兆1990億2325万5552)
・(10×5の27乗)÷2の41乗=2の40乗 分の5の28乗
=2分の5の28乗 ×2の12乗分の1=2.5の28乗 ÷4096
=3388万1317.89017201
・五尺時点での子の数は約3388万人と仮定。
年数について
約束の年限から逆算
・九億九万九千九百九十九 年のうち、九億九万年が水中の住居=約束の年限までの九千九百九十九 年は陸上の生活。
・約束の年限を立教(1838年)と仮定すると9999年前は紀元前8000年頃(約1万年前)。
めざる~五尺
・誕生、成人、出直しの過程は、八千八度の生れ更り以前と同様のものとする。
・一世代の宿し込み→成人→出直しの1サイクルを最大で約100年と仮定。
・めざるの子:第一世代(~四寸五分)とすると、
~八寸:約700年
八寸~一尺八寸:約2000年
一尺八寸~三尺:約2400年
三尺~五尺:約4100年
・めざる~五尺は約9200年と仮定。
地質時代の出来事
※諸説有り (2023.2時点)
冥王代
・約40億年前:原始生命 誕生
太古代
・全生物の共通祖先→古細菌・真正細菌→原核生物→真核単細胞生物
原生代
・約25-23億年前:大酸化イベント
・約22億年前:全地球凍結
・約20億年前:真核生物
・~約12億年前?:有性生殖
・約10億年前:多細胞生物
・約7億年前:全地球凍結
・約6億5000万年前:全地球凍結
・約6億年前:エディアカラ生物群
顕生代
[古生代]
・約5億4000万年前:カンブリア爆発
・約4億年前:生物の陸上進出
・約2億5000万年前:パンゲア大陸
[新生代]
・約2500万年前:最古の類人猿
・約700万年前:猿人
・約400万年前:アウストラロピテクス
先史時代の出来事
※諸説有り (2023.2時点)
・約20万年前:ホモ・サピエンス (約5000人? ※1)
・約16±4万年前:ミトコンドリア・イブ
・約10万年前:出アフリカ (約50万人? ※1)
(・約7万年前:出アフリカ?)
・約2万年前:最終氷期ピーク
・約1万3000年前:縄文時代草創期
日本列島が大陸から完全に離れる
・約1万年前:~最終氷期
新石器革命(農耕・牧畜・定住生活) (約500万人 ※1)
縄文時代早期
・約5500年前:ヨーロッパで巨石文明 (約1000万人 ※1)
縄文時代中期
[有史時代]
・1750年頃:産業革命 (約7億2000万人 ※1)
・1800年頃:世界人口10億人到達
※1 大塚柳太郎『ヒトはこうして増えてきたー20万年の人口変遷史ー』(新潮選書、2015年、10-13頁)
子の数、年数について②
・約束の年限の九千九百九十九 年前=約1万年前とし、人口約500万人とする。
・先述の計算式で、約500万人になる数値を求めると、
~四寸五分:(10×5の27乗)÷2の41乗=約3388万人
~五寸:(10×5の26乗)÷2の41乗=約1355万人
~五寸五分:(10×5の25乗)÷2の41乗=約542万人
~六寸:(10×5の24乗)÷2の41乗=約217万人
となり、めざるの子(第一世代)は五寸五分まで成人したと仮定。
それに伴い、
~八寸:約500年
となるので、めざる~五尺は約9000年に仮定を修正。
御都合主義こじつけ
・全地球凍結①〜全地球凍結②or③:〜四寸
エディアカラ生物群・カンブリア爆発〜:八千八度〜
ミトコンドリア・イブ:めざる(滅ざる)[めざる〜五尺=約15±4万年]
・〜一尺を考慮せず各尺間の成人を等間隔とすると、
①めざる:約16万年前
二尺:約10万年前(九億年経過)[出アフリカ]
三尺:約7万年前(出アフリカ?)
五尺:約1万年前[→智慧・文字の仕込み]
②めざる:約20万年前
三尺:約10万年前[出アフリカ](九億年経過)
五尺:約1万年前[→智慧・文字の仕込み]
③めざる:約12万年前
一尺:約10万年前
三尺:約5万年前
五尺:約1万年前
・陸上の生活=約1万年前~=~最終氷期→農耕・牧畜・定住生活
・日本列島が大陸から完全に離れる:約500万人=海山も天地も世界も皆出来て:五尺
・水中:陸上=胎内:胎外≒with親:自立
・~八千八度の生れ更り/~陸上、が同じ構図→法則のループ説
最後に
地質時代の出来事などを考えると、今回計ってみた子の数や年数はあまり意味がなく、かなり飛躍した想像でしたが、あくまで遊びの覚書です。
しかし実際に計ってみたり様々な角度からアプローチをすることで、それが丸ごと事実ではないにしても、そこから抽象化できたり解像度が上がるのであれば有意義ではないかと思います。
お付き合いいただきありがとうございました。