福之助福太郎

天理教を十余年信仰しています。日常生活や布教専従の経験を通しての学びを投稿していきます。主に天理教を信仰している方向けなので不親切な所もあると思います。質問や相談もお気軽にご連絡ください。

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まとめ【私案】「十全の守護」の展開の一例とその活用

コアLv▶▶▶▶▷ こんにちわ、福之助福太郎です。 今日はこれまでの「十全の守護」のまとめとして書いていきますが、初めての方はこちらをご覧ください。  展開する前に今回の内容は「十全の守護」の一般的な解釈はもちろん、これまでに本や話から学んだもの、僕自身の経験から感じた事などを僕なりの解釈で展開し、まとめたものです。あくまで解釈の一例であり活用の可能性だという事をあらかじめご理解ください。 僕の投稿は偏りのある内容だと思いますが、強い主張でも何かを批評したいわけでも

    • 【私案】子数と年限、計ってみた[元の理]

      コアLv▶▶▶▶▷ こんにちわ、福之助福太郎です。 今回は『天理教教典』「第三章 元の理」における子の数と年数を、あえて比喩や数の理とはせず、試しに数値として計ってみたら、の覚書です。 あくまで遊びの延長なので、 ・めざる以降の出産のタイミング ・めざる以降の宿し込み、出産はそれぞれ生涯で一回しかないのか ・子どもは一様に育ち同じタイミングで出直すのか ・陸上の生活以降の成人の過程はそれまでと違うのか といった記述の無いものはあまり考慮せず、記述の内容をベースにした御都合主

      • 「試食は一人1つまで」〜乞食布教と呼ばれて〜 EP10."梅鉢"と先回り

        グッバイ「上品」これから被災地へと出発する山さんとミッツを見送り、僕も出発。 数々のドラマが生まれた「上品の郷」に感謝です。 ちなみに2か月後、 まるで日本一周ゴール感なミッツ。 KOG期間中に天理で再会! 色々見て回った末の、 「ようわからんご当地キャラ」呼ばわりが最高でした。 ようやく仙台へ久しぶりに天気も良く快適に進みます。 仙台の少し手前、塩釜市で立ち寄った復興商店街に、 なんと、世界的ピアニストの辻井伸行さんが来てました! プライベートで来てるっ

        • 「試食は一人1つまで」〜乞食布教と呼ばれて〜 EP9.布教モードとホットスポット

          一路 南へ当初は、「全国にをいがけ行脚とかもいいなぁ」とか思ってたけどこれまでの経験で、 ・移動と活動の両立が激ムズ ・活動がどうしても単発になってしまう って痛感してたので、やはり拠点あっての活動目指します。 ここまでの道中で布教地の候補も決め手も無くて、「気候良さそうな鎌倉とか、僕調べで女性の好感度高かった福島にしようかなー」なんて漠然と考えながら、来た道戻って南三陸町へ。 前回通った時はあまり触れなかった旧防災対策庁舎。 旅モード→布教モード に気持ちの切り替えも

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          「試食は一人1つまで」〜乞食布教と呼ばれて〜 EP8.5.被災地と布教のあいだ

          Go To 青森 by Train被災地巡りは終了したので、これから布教地探し。 でもその前に、せっかくここまで来たから一度も行ったこと無い青森の親戚の家へ行く事にします。 と言っても、気仙沼→青森県津軽まで350km近くあるので(名古屋-東京間くらい)あっさり自転車断念。 切り詰めて生活してたのバカらしくなりそうな出費ですが、 自転車での出費×日数 と比べると時間的にも体力的にも電車一択! 駅周辺で駐輪どうするか考えようと思ってたら、こんなとこにも教会! 「人を当て

          「試食は一人1つまで」〜乞食布教と呼ばれて〜 EP8.5.被災地と布教のあいだ

          「試食は一人1つまで」〜乞食布教と呼ばれて〜 EP8.トッポと被災地

          ※記事内に震災遺構の写真があります クレイジーボウズ a.k.a. トッポ 旅人第二号の彼は通称トッポ。 背格好がロッテのToppo的だかららしい。 徒歩の彼に合わせて自転車降りて歩きながら話聞いてみると、 ・千葉県出身 ・高校中退→定時制の高校卒業したばかり ・やりたい事ないから、見つけるために一年くらいかけて47都道府県まわるつもり とのこと。 しかも全都道府県巡りを親に反対されてたから、 ・旅用に買ったバックパックをベッドの下に隠してこっそり準備 ・80ℓの

          「試食は一人1つまで」〜乞食布教と呼ばれて〜 EP8.トッポと被災地

          【メモ】かんろだい[甘露台] まとめ

          コアLv▶▶▶▷▷ こんにちわ、福之助福太郎です。 今回はかんろだい[甘露台]について、主にその理合いについての個人的な備忘録です。 かんろだい とは【寸法】 ・六角の台を先ず二段、ついで十段、更に一段と、合わせて十三段 ・総高さ八尺二寸(約2.48m) ・その上に五升(約9ℓ)入りの平鉢を載せ、天のあたえである「ぢきもつ」を受ける台 (『稿本天理教教祖伝』129頁) ①高井猶吉さんVer.・「かんろふだいは、教祖から伺うところによれば、肝心要の命のつなぎ場所のかんろふ

          【メモ】かんろだい[甘露台] まとめ

          「試食は一人1つまで」〜乞食布教と呼ばれて〜 EP7.ようやくの東北と衝撃の旅人

          東北はもう目の前前夜は再びMcで雨宿り→深夜に公民館を見つけ出し軒下で就寝 だったので早朝から移動開始。 いよいよ福島まであと少しってなると「被災地」っていう勝手なイメージと、そのせいで妙な緊張感。 福島入りの前に一旦気持ちを気持ちを落ち着けようと、意味もなくショッピングモールに立ち寄ります。 ??? 店内に入ろうとするも自動ドアが反応しない。当時、都市部では計画停電とかもあったので、 「さすが被災地のすぐ近くだけあって、徹底した節電ぶり。」 と思って手でこじ開け

          「試食は一人1つまで」〜乞食布教と呼ばれて〜 EP7.ようやくの東北と衝撃の旅人

          「試食は一人1つまで」〜乞食布教と呼ばれて〜 EP6.運命の出会いと東京滞在、そして東北へ

          後々効いてくるリバーブロー的出会いどこからか聞こえてくる音は拍子木には違いなさそうですが、「火の用心」の可能性も捨て切れません。 すると、前方から拍子木の主であるご婦人さんが歩いてきました。 ハッピ!!!! これは声かけるしかないと思って、すれ違いざまを狙います。 「あの、すいません、実は僕もなんです!」 こっちはテンション上がってますが、向こうからしたらただの通行人から突然の謎発言。 完全にポカン状態です。 「あ、僕も天理教なんです!」 その瞬間、僕の予想を上

          「試食は一人1つまで」〜乞食布教と呼ばれて〜 EP6.運命の出会いと東京滞在、そして東北へ

          「試食は一人1つまで」〜乞食布教と呼ばれて〜 EP5.旅人第一号との出会いと東京入り

          調べて参拝した唯一の教会四日市の次は名古屋(わずか40kmちょい)で一泊し、出発から続いた親族巡りも終了。 ここから先はただ東京に向かうのみですが、折角なのでいつか行ってみたいと思っていた教会に行く事に。 天理教愛町分教会 当時、噂で聞く程度の話しか知らず内心かなりビビッてました。 住所を調べて着いたものの自転車をどこに停めていいのか、勝手に参拝していいのか、天理教じゃないフリをした方がいいのか、悩んでうろつく姿は完全に不審者。 初代会長さんの銅像を確認してささっと

          「試食は一人1つまで」〜乞食布教と呼ばれて〜 EP5.旅人第一号との出会いと東京入り

          「試食は一人1つまで」〜乞食布教と呼ばれて〜 EP4.気持ちじゃどうにもならない

          清々しい朝不本意な展開からの野宿でしたが初野宿の感想は、 断ッ然野宿!! です。 横になるって想像以上の効果で、色々気にしながら夜を越すくらいなら圧倒的に野宿一択。 ちなみに寝床にたどり着いた時は気づきませんでしたが、周りは民家もいっぱいで案の定住民の怪しいものを見る視線。 でも一晩越せばどうせ明日は次の公園だから 恥<睡眠 です。 素早く身支度を済ませ本日の移動スタート。 どうにもならないコト早朝に出発し滋賀→三重に向かいますが何か違和感があります。 ケツ

          「試食は一人1つまで」〜乞食布教と呼ばれて〜 EP4.気持ちじゃどうにもならない

          【私案】"宮池"と「月日のやしろ」

          コアLv▶︎▶︎▶▷▷ こんにちわ、福之助福太郎です。 今回はいわゆる"宮池"の話について書いていきます。これまでも散々議論されてきた話題ですが、考える上での一助になれば幸いです。 『稿本 天理教教祖傳』における解釈と一般論『稿本 天理教教祖傳』には、  "教祖は、月日のやしろとして尚も刻限々々に親神の思召を急込まれつつも、人間の姿を具え給うひながたの親として、自ら歩んで人生行路の苦難に處する道を示された。  或る時は宮池に、或る時は井戸に、身を投げようとされた事も幾度

          【私案】"宮池"と「月日のやしろ」

          「試食は一人1つまで」〜乞食布教と呼ばれて〜 EP.3野宿は突然やってくる

          無限の彼方へ、さあ行くぞ!初日は→京都、二日目は→兄宅 という明確なゴールがありましたが、いよいよ今日から未知なる旅路です。 (といっても近場の親族は訪ねますが) ひとまず昨日来た道を戻って再び山越えです。 相変わらず疲れはしますが、所詮攻略済みなので英気を養った僕にとっては恐るるに足らず。 やはり何事も、経験した事はコスト抑えられます。 問題なく山を越え京都市内に戻りました。 いきなり試されるたすけ心本来車道を走らないといけない自転車ですが、歩道に専用レーンがあった

          「試食は一人1つまで」〜乞食布教と呼ばれて〜 EP.3野宿は突然やってくる

          「試食は一人1つまで」〜乞食布教と呼ばれて〜 EP2.旅立ちといつ野宿するの?

          「親神様、教祖 行ってきます」次いつ帰ってこれるか全く分からない参拝は、本当に感慨深いものがあります。 それまでは住んでいたり予定通りに帰れたり、予定はなくてもだいたいの想定ができたりだったので、「次は何年後だろうか」というのは初めてでした。 こういう時の参拝で会う人は、会うべくしてってのがよく分かりますね。 もちろんみんな、 「え、今から布教?これ(ママチャリ)で?笑」 でした。 話は少し逸れますが、どれだけ感慨深くても、どうにか聞いて欲しいお願いや言葉にできな

          「試食は一人1つまで」〜乞食布教と呼ばれて〜 EP2.旅立ちといつ野宿するの?

          「試食は一人1つまで」〜乞食布教と呼ばれて〜 EP1.出発までのあれこれ

          「そうだ布教行こう」それくらい軽い気持ちでした。 でも8年くらい「布教出たいなー」て思いが変わらなかったから、あまり構えずにいられたのかもしれません。 やるからにはとことん!って気持ちと、 あれくらいならオレにもできそう って思ってもらえるようにしたいなーって意識もなんとなくありました。 あとは「パンを売らないパン屋はパン屋じゃねぇ!」って心が叫んでました。 執着を捨てるべし!身一つで出るにあたって避けて通れないのがこれ。 物を施して執着を去れば、心に明るさが生

          「試食は一人1つまで」〜乞食布教と呼ばれて〜 EP1.出発までのあれこれ

          「試食は一人1つまで」〜乞食布教と呼ばれて〜 はじめに

          どうも、福之助です。 これまで「十全の守護」「元の理」「おつとめ」などについて自由に解釈して書いてきましたが、布教活動に専従していた頃の事も記憶のあるうちに少しずつ書き残していこうと思います。 ・布教活動に興味がある ・僕に興味がある ・時間を持て余してる という人に少しでも楽しんでもらえたらと思います。 布教、と言っても僕がしたかったのは 人だすけに専念する事 で、これはいわゆる体験記なので 「え?これ布教なの?」 と思うような内容ばかりになると思いますが 「こ

          「試食は一人1つまで」〜乞食布教と呼ばれて〜 はじめに