【振り返り】4月23日のタイガース戦について
おはようございます。
昨日の試合で今季初勝利を頂きました。
その振り返りを中心に書きたいと思います。
コントロールできなかったブルペン
この1週間(正確には横浜で大炎上したあとから)、下半身主導で投げることを心掛けてきました。
どうしても手や腕の動きを中心に考えてしまうタイプだからです。
おかげでボールの強さやスピードは増したという手応えがあります。
投げたあと、ハムストリングや臀筋、腰などを含めた全身が筋肉痛になるようになったのも手応えの1つですね。
今後の指標にもしていきたいです。
昨日の試合前ブルペンは荒れてました。
構えたところに投げたボール1球でもあったかな…って感じです。
ただ、ボールに勢いはあったので、序盤は勢いで勝負しつつ、だんだんコントロールを良くしていきたいなと思ってました。
先頭打者初球ホームラン
近本くんにいきなりホームランを打たれたとき、頭のなかで「マジかよ」って思ってました。
横浜の大炎上や「やっぱスピードだけじゃダメか?」という考えなどいろんなことが頭に浮かびました。
でも次打者の中野くんのときに「これでダメなら仕方ない」と割り切れてました。
溝がマウンドに来てくれて喋ったのも影響してると思います。
ホントにアップアップしてるとき、誰かがマウンドに来ると逆に「来ないでくれ」って思っちゃうことが多いんですが、昨日のあの場面は「そりゃ来てくれるよねー」くらいだったので。
中野くんをフライに打ち取ってワンアウトとれるまで、不安が強かったのは事実ですが、それはいつものことなので、ある意味「普段通り投げれた」と解釈してます。
ま、でもあのホームランとあと、昨日みたいな試合結果になるとは1ミリも思ってませんでした。
フォームから感覚へチェンジ
近本くんに打たれたボールは引っ掛けたストレートでした。
なので引っ掛けが出づらいフォームにしようと2回はフォームを変えることにしたんです。
ランナー出しながらゼロ。
ただ腕をたくさん使って投げてしまったのですぐバテそうな気がしました。
そこで3回からはフォームじゃなく、感覚を重視して投げてみました。
ボールに力が伝わる感覚、足を使えてる感覚、狙ったところに投げれそうな感覚…
言い換えれるなら「フォームはなんでもいいから狙った近辺に強いボールが投げたい」って気持ちでした。
良い当たりをたくさん打たれ、守備のみなさんに助けられてばかりでしたが、昨日の僕のできる最善策だったと思ってます。
内心は外から見てもわからない
ラッキーヒットが2本出ました。
バット折りながら守備範囲の広い近本くんと木浪くんの間に落ちるなんて偶然でしかないです。
試合後、「打席でもなんとかしようと必死でしたね。」と何人かに言ってもらいました。
投げるほうは必死だったと思います。
でも打席はそうじゃないんです。
才木くんみたいなエグいピッチャーとの対戦を楽しんでただけです。
ランナーもいなかったので、何も考える必要ないですからね。
なので、人の内心は環境や状況、動きなどから予想されるに過ぎなくて、内心はその人自身にしかわからないんだなって改めて思いました。
だからこそ、内心に正直になることがスポーツでも大切なんだなって思います。
今回の試合で1番の学びは内心についてですね。
それこそ感覚と言い換えてもいいかもしれません。
「このプレーのとき、内心何を考えていたんだろう?」
昨日の試合映像を見ながら、そんなことを考えています。
トラックマンやホークアイで投球、打球データは大量に正確に集まるようになりました。
でも内心は違います。
自分で探しに行かないと集まらないし、自分に嘘をつけば正確性もゼロです。
『自分に正直に』
カンタンなようで難しいこのテーマに引き続きチャレンジしていきます。
おまけ:久々の読書
最近こんな本を読みました。
なぜか僕のTwitterをフォローしていただいているピョートルさん(@piotrgrzywacz)の書かれた『心理的安全性 最強の教科書』です。
心理的安全性には以前から興味があり、別本で読んだことのあるピョートルさんの本なので迷わず購入しました。
内容を説明するのはなしにして、この1フレーズだけ紹介します。
僕的には、この本の中で1番ささった部分です。
仕事のダメ出しはしてもいいけど、人としてダメ出しするのはダメってことみたいですね。
スポーツでも人とタスクを一緒にしがちです。
むしろ一緒にすることが当たり前になってると思います。
もし野球の中で、人とタスクをわけたとしたらどうなるんでしょうね。
そんな妄想は今はほどほどにして、次の試合に向けて頑張ります。
最後まで読んでもらってありがとうございました。
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