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#343【第32回職リハ学会記】ASKUL LOGIST社の障がい者雇用〜カギは地域連携〜

11/14、職業リハビリテーション学会に参加!

さまざまな発表を聞いて学んできました。

今日から何度かにわけて、そのレポートを共有します!
参考:

※一心不乱に(笑)とったメモを生成AIを使用しレポート化しています


『地域社会と連携した障がい者雇用』

▶企業概要

  • 企業名:ASKUL LOGIST株式会社

  • 設立:2009年4月

  • 資本金:9000万円

  • 代表取締役:天沼 英雄

  • 従業員数:3594名(2024年5月20日現在)

  • 株主:アスクル株式会社(100%)

  • 経営理念:私たちは働く人に「喜び」をお届けします

  • 事業形態:特例子会社ではなく、事業会社

▶雇用状況

  • 雇用率:5.97%(2024年)

  • 障がい者の雇用割合:

    • 知的障害:65%

    • 精神障害:25%

    • 身体障害:10%

  • 地域分布:全体の40%が福岡県、次いで大阪府、愛知県

  • 障がい当事者在籍数:64名

▶業務内容

  • 主な業務:入荷検品、ピッキング、梱包、出荷

▶採用フロー

  1. 会社見学(体験・応募前)

  2. 実習(3回)

  3. 応募

  4. 面接

  5. 採用

  • 採用率:12年間でほぼ全員採用

  • 特別支援学校や支援機関との連携により安定した雇用を実現

▶採用方法

  1. 特別支援学校とのインターンシップ事前面談

  2. インターンシップ開始

    • 期中反省会の実施

    • 体験教育の実施

    • 保護者参観

▶特徴的な取り組み

  • ピアティーチング:当事者が当事者をサポートする仕組み

  • 実習を活用した経験学習:複数回の実習を通じて能力開発を促進

  • 業務内容の柔軟性:特性に合わせて業務を固定せず配置検討

  • 給与評価:他社員と同様に評価し、役割を担う機会を提供

  • ジョブコーチ:企業在籍型ではなく、配置型と訪問型のペア支援を実施

▶課題と展望

  • 地域連携:採用ルートや情報の選択に課題あり

  • 障がい者雇用担当者の役割:重要な役割を果たす

▶その他

  • 特例化をしていない理由:

    • 福岡県・福岡市では事業会社として障がい者雇用が認知されている

    • 一般企業での雇用促進が求められている

    • 物流業界の人手不足に対応し、win-winの関係を築けている


ここまで読んでくださりありがとうございました。
次回は本発表の所感を綴ろうと思います!

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一條仁@パラレルソーシャルワーカー
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