#319 (株)ビズリーチ様から取材を受けました
先日、(株)ビズリーチ様からキャリアインタビューを受けました。
インタビューを受ける中で、改めて自分が何を大切にしているのか?を自己理解できた気がします。
貴重な機会に感謝です!
今日は、インタビューを通じて見えた自分が心に留め置いている課題意識を書き綴りたいと思います。
福祉の担い手不足が深刻
深刻な人手不足であることが分かりきってる福祉業界。
全国の障害者の作業所などで構成される「きょうされん」が、就労支援サービス事業所などを対象に2023年6〜8月にアンケート調査を行っています。
こちらによると、
求人の充足率(募集合計数に対する採用数)は57.7%ととても低いことが明らかになっています。
さらに、産業別の賃金比較データもあり、
全産業の平均が月収約31万であるのに対し、
障害福祉関係職員は約23万にとどまっています。
参考
担い手不足が、支援の質を低下を引き起こす
職員不足により、支援の量も質も低くなります。
訪問支援
ヘルパーの派遣時間数を減らさざるを得ない
→全介助が必要な利用者に対し、就寝中の寝返り支援ができない
→快適な睡眠ができない
通所支援
昼食の食事介助を順番待ちしてもらうことになっている
→食べたい時に食べれない
このように、福祉サービス利用者が最低限度の生活を歩めない事態に陥っているといえます。
支援する側がつらくなる
利用者の幸せのために仕事したい!
と志を持って本業界に入った支援者たちは、苦しいです。
自分がどれだけ尽くしても、人がいないから、できないことが出てしまうからです。
みんな満身創痍です。
また、思っていたことと異なる仕事をすることもあります。
・利用者募集のための営業活動
・PCが使えない高齢管理者の代わりに事務業務代行
・業務時間の半分近くが利用者の送迎
支援する側は、「何のために仕事しているんだろう…?」となってしまいます。
支援する側がつらいのでは、意味がない
ぼくはたまたま障がい者就労での経験が長いので、
この領域で人々のウェルビーイングを高めたいと考えています。
今は、企業における雇用率の低さをなんとかするための仕事をしております。
世の中を取り巻く社会課題はたくさんあります。
問題意識を共有できる仲間が増え、一緒に取り組む人が増えたらいいな…!
そう思いながら、まずは自分にできることをコツコツ細々と行なっています。
共に業界を盛り上げていけるような仲間が増えたら何よりの幸せです!
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