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【イベントレポ】「六本木アートナイトに出てるの⁉︎驚いた!」と言われたので経緯を。


六本木アートナイト「アートにエールを!広場」ライブペイントと展示、無事に終了しました。
ご来場や応援してくださった皆さま、関係者の皆さま、本当にありがとうございリス!
どういう経緯でライブペイント出演に至ったのか?というご質問もあったので、まとめてみます。

そもそも「六本木アートナイト」とは?
(公式より引用)生活の中でアートを楽しむという新しいライフスタイルの提案と、大都市東京における街づくりの先駆的なモデル創出を目的に開催する、アートの饗宴です。様々な商業施設や文化施設が集積する六本木を舞台に、現代アート、デザイン、音楽、映像、パフォーマンス等の多様な作品を街なかに点在させ、非日常的な体験をつくり出す本イベントは、東京を代表するアートの祭典として2009年3月にスタートし、年々発展を続けております。(引用終わり)
公式サイトはこちらです。


…という、東京近郊のアート好きさんならば知っていそうな、アートのお祭りです。
現代アートが主役の催しという印象で、私はイラストレーションとデザインで活動しているので、ジャンルが違うかと思っていました。
デザインフェスタ等のブース出展のイベントとはだいぶ異なりますし、一般公募している様子も見かけなかったと思います。

観に行ったことはあっても、「出展できるイベント」とは全く思っていませんでした。(知人からも「まさか出ているとは思わず、驚きました。」という旨のメールをもらいました。)
例えるなら、小さなライブハウスにしか出てなかったバンドが、いきなりフェスに出演⁉︎みたいな?

出演したのは「アートにエールを!広場」という、会場でライブペインティング(その場で絵を描くこと)をする企画です。

「アートにエールを!」とは? 
2020年に、コロナ禍で活動自粛を余儀なくされたアーティスト向けの支援事業として、動画を制作し応募できる企画がありました。

詳しくは、公式サイトに。 

(公式より引用)「アートにエールを!東京プロジェクト」は、コロナ禍においても文化の灯を絶やさないため、東京都が全国に先駆けて始めた、国内初のアーティスト支援事業です。活動を自粛せざるを得ないプロのアーティストやスタッフ等が制作した作品をこのサイトで発信することで、アーティスト等の活動を支援するとともに、多くの方にアートに触れられる機会を提供しています。(引用終わり)

プロとして活動しているアーティストなら、幅広く応募可能ということで、イラスト・デザイン界隈でも話題となっており、私も友人から募集の旨を教えてもらいました。

動画自体を応募する手前の、参加希望のエントリー段階で応募が殺到していて、募集サイトにネットが繋がりにくい時間帯もあったり、人気の企画でした。ただ、広く門戸は開かれた状態で、ここに後に繋がるチャンスがあったとは、当時は知る由もありませんでした。
動画を作り始めたのも「アートにエールを!」の情報を知って、慌てて動画ソフトの使い方や、YouTubeへのアップの仕方などを調べた感じでした。
私の動画は、iPadの描画ソフトや、iMovieという動画ソフトを使った、初心者でも作れる類いのものです。動画のプロではないので、活動内容が伝われば良いかと考えました。

下記は私の動画ページの直接リンクです。


絵を描く手順を中心とし、過去にライブペイントした時の画像も盛り込んでいました。

「アートにエールを!」に応募し、動画が採択された人の中から、「六本木アートナイト」でライブペインティングをする8名が選ばれました。つまり、アートナイトへの直接の応募ではなく、別企画に動画を送ったのがきっかけという変わった経緯でした。
「アートにエールを!」企画では、7000件を超える動画が掲載され、「美術」のジャンルだけでも多数の作品があります。ライブペイント可能な作家となると、多少は人数が絞られるのはありそうですが、かなりラッキーだと思いました。「動画は作ったことがないから無理」と諦めずに応募してみて良かったです。


六本木アートナイトは複数の会場があります。六本木ヒルズ、森美術館他、周辺の美術館や商業施設や屋外で同時開催される、規模の大きなイベントです。参加アーティストは約70組だそうです。参加することができて本当に嬉しく思いました。
…イベントの説明だけで長くなったので、実際の様子は、また改めて。

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