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勝手にさせて

例え、普段一緒に行動する友人だとしても、
私は多くを語らない。

バカにされるのが怖いから。

もう一つの理由として、わざわざ語らなくていいと思ってしまう。
基本的に、私は聞き手の立場であり、私自身もそれがしっくりきている。
普段は友人の話を相槌を入れながら聞いたり、アドバイスをしたり。

私の友人はいい人である。
明るい部分もあり、たまに甘え上手になる。
しかし、
人の気持ちを考えず、自分の意見を言ってくるところが気に食わない。
どうしても、その部分で友人に壁を作ってしまう自分がいる。
未だに気を遣いながら過ごしているのも、自分で気づいている。
そのこともあり、私のことはあまり話したくない。

案の定、最近の話。

「そういうところ、だるいよね。」

学校では見せない、活発的に様々なことに行動をうつす私の事情を軽く話すと、この言葉が返ってきた。

私が何をしたというのか。

私が大切にしている活動や関わっている人のことでもあり、いつもはスルーして終わることだが、今回はモヤっとする感覚を覚えた。
こんな風に言われるから、話したくないのだ。

いつも一緒に過ごしているからといって、言っていいことと悪いことがある。
彼女にはそれを分かってほしい。
私のことに口出しをしないでほしい。
お願いだから、勝手にさせて。

灰色の心になった日のことであった。


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