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焼酎マイスター養成コース

鹿児島大学が主催で一般の方向けに毎年開講されるコースの一つに“焼酎マイスター養成コース”というものがあります。
今年の、10期生の応募が始まりました。私はこちらのコースに応募します。
10年振りに履歴書を書く機会をいただきましたが、中々自分の思いを文字にするのは難しく、このノートを活用して書いてみることにしました。

本音を書く

一切の嘘、偽り無く書きます。
僕の夢は海外で焼酎を作る事、そして自分のルーツである南さつま市に日本国内、海外から雇用を生む事です。
その為には焼酎に関しての正しい知識、杜氏としての技術、経験が必要であり、語学力、業界の歴史を作って来た方々との人脈、これから歴史を作る仲間が必要だと思います。
僕の夢を現実のものにする要素がこのコースにはたくさん含まれています。

コースでは得れないもの

僕は現在の仕事を退職し、新しい仕事として杜氏の道に挑戦します。
仕事は人生そのもの、生き方が現れるものです。
僕みたいな人生、生き方、働き方があってもいいと思います。
自分の人生を日本の伝統を守る、次の世代へ繋いでいくものにしたいです。

焼酎でないといけない理由

焼酎が好き、という最大の理由もありますが、僕のルーツは日本にあり、鹿児島にあります。
細かくいうと両親は南さつま市生まれで、僕もその土地で生まれました。
自分のルーツが焼酎文化のルーツと同じである事を偶然では無く、必然のように感じます。
焼酎という飲み物は地域性が強く現れる飲み物なので、どこの物を使って作るかが大事です。
僕のルーツの土地でしか作れないものがある。
それに人生をかけよう。そう思えたのは初めてです。

親に飲んで欲しい

南さつま市の実家は本家で正月は人が集まって、みんな芋焼酎のお湯割を飲んでました。部屋中が芋の香りで漂い、子供ながらに苦手意識が芽生えました。
成人してお酒を飲むようになると、酔っ払うために焼酎を飲んでました。
自分の中での焼酎への意識が変わったのはここ数年です。
歴史があり、銘柄があり、作りがいる。
見えないところで挑戦している杜氏さん、農家の方がいる事を知りました。
いつしか焼酎の価値が自分の中で上がっていました。
そして、焼酎を僕よりも愛している自分の両親と一緒に飲むようになり、親が生きている間に、お酒を美味しく味わえる間に自分の作品を飲んで欲しいと思うようになりました。
この夢、時間的なリミットがあります。
だからできる事は全てチャレンジします。
このコースを選んだ理由もそこに通じてます。

これらかの挑戦、出会いに今からワクワクしてます!

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