バーチャル空間と現実世界
今年、「どうぶつの森」が世界中を席巻した。累計販売本数2000万本というゲーム業界に激震が走る記録を打ち立て、ゲーム好きだけでなくコロナ禍で暇を持て余した全ての人を虜にした。今回のテーマは「バーチャル空間」だが、どうぶつの森もバーチャルとして認識されるべきものなのだろうか。今回の討論は、定義をするところから始まった。
バーチャルとは「仮想的」つまり「実際にはそこにないもの」という意味の言葉だ。言葉の通りにいくと、どうぶつの森やフォートナイトといったゲームも全てバーチャルとして