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あるかな?何かな?もっと学びたいこと。
少し前に、娘が作文コンクールで表彰され賞状を持ち帰りました。これまでにも、何度か受賞しているので、『私に似て・笑。作文が得意なのかしらん?』(←誰…?)と思っていたら、絵画コンクールでも受賞したとの報告を受けました。これには、私も大興奮です!!私自身、作文コンクールやエッセイなど公募作品で賞をもらうことはありましたが、絵画とは無縁人生を生きてきました。そのため、仲良しの友人が美大に合格した時には、本当に嬉しかったですし、自分のことのように誇らしく思っていたのです・笑。美大生って響き、カッコいいなぁ~と憧れていました♪
以前、記事で《娘は夢を語らない》と書いたことがあります。覚えていますか?そんな娘ですが、卒業が近いこともあり、学校で《将来の夢》について書いたり、語る必要が出てきたのでしょうね…。
『皆、夢を持ってる…』
少し困り顔の(…可愛い・笑)娘に、私は言いました。
『夢って言っても、仕事や職業じゃなくてもいいのでは?例えば、《人の役に立ちたい》とか《幸せに生きたい》とか…』
『えー。皆はなりたい仕事を言ってるよぉ』
『そうかぁー。理想系、抽象的な夢は駄目なのかぁー』
そんなことを二人で、プリンを食べながら話しました。そうだ!作文と絵画、ほぼ同時期に賞をもらったこの機を逃すまいと私は聞いてみました。
『どっちが嬉しかった??』
『作文』
私はてっきり(初受賞だし)絵画と答えるだろうと予想していたので、肩透かしでした…。私の予想は当たりません・涙。賭け事には不向きでしょう…。
『じゃあ、いきなり夢を考えるのは難しいから、まずは『もっと学んでみたいなぁ~』と思うことを考えてみたら?』
そう提案しました。『学んでみたいこと』を考えて、その道を選んでいくうちに『夢』や『やりたいこと』が見つかるのでは?と思ったからです。
『今すぐじゃなくていい?』
『もちろん!これから、中学生、高校生になるから、頭の隅に留めておいたらいいよ。《もっと学びたいことは何かなぁ?》って。意識して過ごすだけでも違うものだよ』
『分かったぁ』
『大学に進学するなら、学部や学科もあるし、せっかくなら(学費高いし…)学びたいことの方が楽しいでしょう?』
『だね~』
話す前より、笑顔になった娘の顔を見てホッとしました。まーだ、まだ、焦る必要なんて全くありません。40歳の私だってまだ、《進む道》について悩んでばかりなのですから・笑。それに、人生80年、飛んで100年時代とも言われていますから、早々答えを出す必要はないし、生き急ぐのは少し勿体ない気もします。
ちなみに、今、興味があることは《文学、アート、人間》だと教えてくれました。最初の2つはまぁ、いいとして…。『人間??』面白そうだけど、どこで学べるのでしょう…。それこそ、人生かけて答えを探すやつですかねぇ…。
(アートかぁ)その夜、娘が寝た後に思いました。何となくそんな気がしていたけれど、あえて私の口からは出さないようにしていた言葉です。何故って?!それは…。私がアーティストとはかけ離れた人間で、その道に詳しくないからです・涙。親戚ほぼ全員が《公務員or会社経営》のどちらかという(両極端な)環境で育ったので、芸術の道がどんなものかイメージが湧きにくいのが本音です。妄想族なのに力振るえず…無念。
結局、分からない物が怖いのは、娘も私も同じなんですね。私はこの先、娘が《やりたいこと》や《もっと学びたいこと》を見つけた時には、応援したいし、背中を押すよ!と決めています。でも、もしも、アートの道に進みたいと言ったら…どうしましょう?まずは、経験者である友人に相談ですかね・笑。彼女が旅先から気まぐれに送ってくれる葉書には、いつもシンボルの猫ちゃんが描かれています。これも、アート。
《永久の未完成 これ完成である》ラッタッタ♪
それでは、次回もどうぞお楽しみに。
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