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簡単10分「お家でおけいこ」⑦「短文作り」

今日のおけいこは「短文作り」です。当教室ではお子様の「語彙力」「言葉の力」を伸ばしたいとご相談を受けることが多いため、レッスンにもしばしば登場するのがこの「お話作り」「短文作り」です。ただ、「お話作り」は少し難しいので、はじめは「短文作り」からおけいこをして、徐々に言葉を繋げる、主語・述語を使い分けれるようにしていきましょう。さあ、今日も暑さに負けず元気にお家でおけいこをいたしましょう。

「短文作り」学習目安時間:10分:用意するもの:写真や絵本など

○写真や絵本の中から一つ、題材を選び、お子さんに「誰が」「何を」しているか?を聞いてみて下さい。この時、まずは保護者の方がお手本として、(ゾウが餌を食べている絵)→「ゾウがえさを食べています」と言ってみせせます。「~が~しています」この言い方で、他にも写真や絵本の中から題材を決めてお子さんに言ってもらいましょう。

「~が~しています」これが言える様になったら、次には一歩レベルアップをして(ゾウが餌を食べている絵)→「ゾウがおいしそうにえさを食べています」や「いいお天気の日に、ゾウがおいしそうにえさを食べています」など最初に作った短文に更に説明や状況が分かる言葉を加える練習をしてみて下さい。

「短文作り」は大人にとっては当たり前、簡単なようで幼いお子さんにとっては「主語」「述語」がはっきりしないなど、難しい面もあると思います。また、語彙力知識不足から思うように言葉が出ないこともかるかもしれません。そのような時には焦らず、「この中で名前が分からない物があったら教えてね」などと、お子さんが自然な形で物の名称を覚える機会を作ってあげましょう。分からないこと、知らないことは恥ずかしいことではありません。子ども達にはそれ以上に「知る喜び」「学ぶ楽しさ」を感じてほしいと思っています。

「短文作り」は一度に沢山やろうとすると、お子さんが飽きてしまったり、素直に言ってくれなくなることもあるので、2、3個の題材を目安におけいこをして下さい。写真や絵をじっくりと見て、その時、そこでどのようなことが行われているのか?誰が(何が)何をしているのか?を観察し、判断する力を付けるようにして下さい。そして、その観察したことを言葉に伝えていけるようにしましょう。子ども達は大人の私達とは異なった視点で物を見るので、面白い発見、新たな発見があるかもしれません。「短文作り」言葉のパズルのような物です。はじめは上手くいかなくても、慣れによってスムーズに言葉を繋ぐことが出来るようになるので、焦らず楽しく取組んでほしいと思います。

今日のおけいこはこれでおしまいです。大変、良く出来ました。

*現在、お教室は福岡市南区長丘に移転しております。


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