快挙!日本一!!第72回日本学校農業クラブ全国大会兵庫大会意見発表会Ⅱ類で最優秀賞を獲得!
10月26日(火)から10月28日(木)にかけて、第72回日本学校農業クラブ全国大会兵庫大会が開催されました。今回、私は意見発表会Ⅱ類「開発・保全・創造」の分野に出場しました。
本番を迎えるまでにはさまざまな苦労がありました。それは、新型コロナウイルス感染症の影響により、大会が開催されるかどうか直前までわからなかったことです。特にモチベーションを保つのに苦労しました。正直に話すと、直前までやる気がなかなか上がらない状態が続いていました。
そんなとき、SDGsと意見発表を指導してくださっている津野佑規先生が「母校の中学校で意見発表会をしてみないか。」と提案してくれました。そして、母校で発表を終え、中学時代お世話になった先生方から「立派に成長して嬉しい。これからも頑張って。」とエールをいただき、もう一度本気で取り組もうと熱意に燃えました。
それから、私はFBC放送局の亀島愛永アナウンサーにメールでお願いし、2回目のご指導をいただきました。亀島愛永アナウンサーと森本茂樹アナウンサーのアドバイスを受け、本番に向けて気持ちを高めていきました。
また、今回は髙橋秀幸校長先生も意見発表会に向けての指導に携わっていただきました。質疑応答に答えられるよう、何時間も校長先生と共に練習しました。「ここまで練習したんだから大丈夫。」と心強い言葉をいただきました。
大会1日目、兵庫県立有馬高等学校でリハーサルがありました。そこで、私は「無理だ。勝てない。」と感じました。他の代表者は私とは比べ物にならないくらい表情が豊かで表現力も段違いでした。
そして、2日目いよいよ本番を迎えました。
私はこれまで半年間練習してきた成果を出すため、精一杯発表しました。質疑応答も対策を取ったことにより、スラスラと答えることができました。全力を出し切れたと思えた2日目でした。
大会3日目の朝、発表者9名の中から優秀賞4名の中に私の名前が載っていました!信じられない思いで津野先生に報告し歓喜していました。3日目に行われる大会式典で4人の優秀賞から1人に最優秀賞が贈られることを知り、「まぁ、僕よりすごい人いたし最優秀賞は厳しいかな。」といった感情でした。
大会式典は素晴らしいものでした。兵庫県事務局の皆さんは一体どのくらい準備してくださったのかと思うくらい感動する式典でした。
そして、いよいよ結果発表の時がきました。
結果は、
なんと、
なんとなんと、
最優秀賞を獲得することができました。
福井県勢では長いながい歴史で初めての快挙です!
驚きすぎて素直に喜べなかったです。
式典が終了後、さまざまな方が喜んでくれました。お世話になった皆さんが喜んでいる姿を見て、半年間苦しい思いや嬉しい思いをしてきて良かったなと感じました。
意見発表会を通して努力の大切さを学びました。今後も努力を重ね、さらなる高みを目指して取り組んでいこうと思います。
保田泰希作