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初めての文学フリマ出店!ブース作りや対応について地下アイドル業から活かせたことも

タイトルの通りでございます。
初めての出店だったんですけど(しかも一人)、ギリギリだった冊子作りに比べるとブース作りは意外にイメージに近く出来たんじゃないかな、と思います。
かなり地下アイドル業が活かされたというか。「さすが!やっぱアイドルやってるだけあるわ〜!」と自画自賛しながらやりました。
(もし初めての方が読んでいたらすみません。私は地下アイドルとライター業を兼業して活動している者です)

ギリギリ準備、ギリギリ装備でもこんな感じのブースができるよ!ということで良かったら参考にしてみてください。もちろんまだまだ改善すべきところはあるので、気づいたことも書いています。

制作について🔻

当日の振り返り🔻


ブースの装飾で準備したもの

全体図

・ポスタースタンドとポスター

いろいろ調べていて、文学フリマの装飾において「高さが必要なんだな」ということを理解しました。全部机にベタ置きじゃ、目立たないし見づらいもんな。
Amazonで購入。ほかの方のおすすめを見ていたら、もうちょっと高級なものの方が良さそうだったけど、特に問題なかったです。

貼り出すものはA3カラーコピー印刷。本のタイトルではなく「本を一言で表す文言」を入れました。

メニューは別に用意しているので、ここには金額や説明は入れずに「ひと目でわかりやすい文言」を書いています。その上にブース名と名前をわかりやすく入れました。今思ったら、プロフィールと本の詳細説明を入れたサイトを作っておいてQRコードをここに書いておいてもよかったですね。「おっ」とこちらを見て、でも遠巻きに見ながら去っていく方もいたし、私だったら一旦離れて詳細を調べて考えたいかもって思うから、良さそう。

・メニュー表

「おしながき」というやつですね。A4カラーコピー印刷したメニューを、100均で買った「硬質カードケース(A4)」に挟んで、同じく100均の「木製イーゼル」に立てました。これはアイドル物販のときに同じセットを使っています。ちなみにブースを離れるときに「●時に戻ります!」とか書いた紙をこれの裏側に入れて、ひっくり返して立てていました(その紙もちゃんと作ればよかったね)。

・段ボールディスプレイ棚と布

正式な名称がわからないのですが、アイドル物販用にかなり前に購入したものです。形はダンダン段ボールNEOが近いかな(これのNEOじゃない版の可能性もある)。多分価格もこのくらいしたと思う。
同業者から「ボロボロ!これに3,000円もかけたの!?必要!?」と同業者に指摘されたのと、設営に時間がかかるので(アイドル物販は設営時間があまりないことが多い)最近は物販では使っていませんでしたが、「そういえば、めっちゃいいもん持ってるんだった!」と出動。
同業者のご指摘の通りボロボロだったので、布をかけようと思ったんですけど、いろいろ買い出しに行った前夜には良いものが見つからず(お金の問題的にも)。どうしようかな〜何か使えるものはないかな〜と部屋を見渡して、タイで買った布バッグをカットしました。

これは自分が使っているやつ
切りました

200円くらいだったし、ばら撒き用に買ってばら撒ききれていないものだったので有効利用だよ。

・本などを立てかける展示台

思ったより安くて助かった!しかも5個入り!
自分で組み立てるものなので、搬入の際もかさばらずちょうど良かったです。冊子とチェキ、装飾用のポストカードを展示するのに使いました。

・テーブルにかける布

100均にて「大判はぎれ」がブースの大きさと同じ90cmだったので購入。本当はもっとこだわりたかったけど、装飾がごちゃごちゃだったのでオフホワイトでちょうど良かったかもしれないです。
でもちょっと足元見えちゃってて美しくないですね。もうちょっと長めにしないと。

・テーブルに貼る紙

これはちょっと時間がなくて作りきれなかったのですが、オーディションの自己PRでちょうど冊子の中身を見せるように印刷したものがあったのでそのまま使いました。PDF保存じゃなかったのでレイアウトが崩れている。でもパッと通りかかった人でも紙面を見られるようにはしたいな〜と思っていたので良かったです。
ブース番号を書いたものを貼らないと!と思っていたのですが、運営さん側で用意されていました(貼るのがルールだったのかな?多分)。

・そのほか彩を添えたタイグッズ

購入から一度も袋から取り出していなかった「ピンクガネーシャの置物」と「虎との記念写真」を持っていきました。買ったときは両方「いつ使うねんwwwwww」という感じで買ったのですが、まさか使うときが来るとは。
しかも虎との写真はめちゃくちゃウケが良かったです。
「本物ですか?」「幸せそうな笑顔!」と、これをきっかけに話しかけてくれる方が続出。「なんか自分大好きみたいな感じで恥ずかしいかな」と思ったけど、持っていってよかったです。っていうか、冊子がすでにそんな内容なんだから(自分の写真がたくさん)気にすんな!!
「まさか使うときが来るとは」で言うと、チェキ撮影で身につけたワンピースと帽子。活用できてよかった。

・バズった投稿を印刷したポストカード

10ヶ月くらい前にXで投稿がバズりまして。内容が京都と文学にかなり近いものだったので「見た人いるかな〜」と思ってコミュニケーション用に持っていきました。
「あ、見たことあるかも!」と言ってくれる方もいましたし、「なんかグッズにすればよかったのに〜!」と言ってくれる方もいました。

装飾についてのまとめ

本の内容をひと目でわかるような装飾も大事ですが、虎との記念写真みたいな「お客さんとの会話のきっかけになるもの」があってよかったな! と思いました。気になって覗いてくれた方とお互いコミュニケーションをとりやすくするもの。
あと値札は、本当はもっと本屋さんのPOPみたいなのを作りたかったんだけど間に合わなかった〜!手書きにするならちゃんと綺麗に書くか、そうじゃないと印刷にすべきだな、と思いました。これだけ手書きになっちゃったから浮いてた。

準備したもの

お釣り

これだけギリギリだったのに、ちゃんと準備できていてむしろすごい。平日の間にしかできないから注意です。あと、銀行でも手数料かかりますよ。

お釣り入れ

百均に売ってるんだけど、ケチって小さいポーチを100円用と500円用の2種類持っていきました。小さいポーチがいっぱい家にあるんだよ。

搬入用の鞄

スーツケースもあるんだけど、でっかいバッグ(業務用スーパーのエコバッグ持っていった。IKEAのバッグみたいな感じです)とでっかいリュックでいけました。でも普通にしんどいので、スーツケースの方が良いと思います。

名刺

持っていっていたけどあまり使わなかったです。

文房具

設営に使うテープ、値札POPを貼るマスキングテープ、チェキに書き込む用のペン、売れた数をメモする用(誰が来てくれたかとかも)の紙とペン、いろいろ準備がやりきれていなかったのでハサミも。

お金トレイ

普段家でアクセサリートレイや鍵入れになっている小皿を持っていきましたが、そんなに使いませんでした。昔ケンタッキーでコラボしていた「おさるのジョージーの。

無料配布ペーパー

A5を2枚並べてA3でコピー。10円で2枚作れる

コンビニでコピーしたものを持っていきました。ご挨拶や自己紹介、文学フリマに出店した経緯や雑談なんかを書いて、後半は「24時以降の京都案内」と銘打って好きなお店について書きました。
意外だったのは、無配ペーパーはあまりもらわれないということ!初めてだったので気づきです。100枚くらい持っていったんだけど50枚もはけてないんじゃないかな?
ただ、「無料配布あります〜」だけだったら立ち止まってくれない方も「24時以降の京都案内載せてます。深夜の木屋町のお店紹介してます」って声をかけたら、結構の数の方が手に取ってくれた!これはすごい。引きあるだろうな〜と思ったけど、狙い通りで嬉しかったです。わかりやすいテーマと声かけ大切。
あと大失敗だったのは、今日の販売物やSNS情報について何も書かなかったこと。
朝5時くらいに作ったから完全に頭から抜けていました。

接客対応について

基本的に私めちゃくちゃ人が好きだし、普段からストレスなく接客業をやっているタイプなので、ブースに立って喋るのはめちゃくちゃ楽しかったです!
実はアイドル物販のときは相方もいるし、多少ピリッとしないといけないと思っている部分もあるのです。半分、運営(マネージャー)みたいな感じですね。これが1人なので逆にずっとワーキャーしていました。

あと、こっちのブースに興味を持っているな、と思った方には「どうぞ、手に取って見ていってください〜」「タイに行って虎と写真撮ってきました〜」とか内容について声をかけていました。思ったよりも歩み寄ってくれる方が多かった!それで買ってくれる方もいるし(喜び!)、結果買わなかった方からいただいたコメントも参考になりました(ほかの土地の旅行記だったらな〜とか。いや、確かに私も作りたかった!)
私は服屋さんで店員さんから声をかけられるのがとても苦手なタイプなので喋らない方がいいかなー、でも喋らないのも「圧……」ってなるかな?と考えて、売っているものをおすすめするのではなく、普通に世間話する感じで喋っていました。

完全ワンオペは全然ほかのブースもまわれないので、定員2人でブースとったし誰か店番ヘルプは頼めばよかったなぁとも思いました。とはいえ割とフランクにブースから離れていました(もちろんお金は持って)。いなかったよーという方、ごめんなさい。
あと、顔を覚えられないというか、パッと頭のなかで繋がらないタイプなので(マスクしていたり髪型が違うと困難度が上がる)それは難しかった!「どこかでお会いしましたっけ……」って大学の後輩相手に言ってしまった(ごめん)。

特にややこしいお客さんには遭遇しませんでした。もしいたら逃げてたかな。ちょっとほかのブースに挨拶行ってきますー!とか言って。怖いか。


まとめ

以上、そんな感じでした!
抜け漏れあったらまた追記するかもです。

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