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相手の素敵な所を挙げてみると見えてくるモノ
こんにちは、フクコトバのRYOです!
最近、仕事でもプライベートでも、「お互いの特徴」を言い合うという場面がありました。
上司部下や同僚との関係だったり、友人同士の関係だったり、場面は違いますが、やっぱり「お互いの素敵だと思うところ」を言い合うととても良い雰囲気になります。
結構、恥ずかしいことではあるんですが、ポイントは「言い合う」ということで、そうすることでお互いに嬉しくなるのでなんだか盛り上がります。
今日はそんな中で感じた気づきをお話ししたいと思います。
〜人の素敵を見つける為には、自分のことも知らないと〜
さあ、「お互いの素敵だと思うところを言い合ってください」と言われても、なかなかすぐには出てきません。
どのレベルのことを言うのか?というその場の温度感や、
言ってもスベらない(もしくは引かれない?)基準を認識することや、
そもそも、お互いの関係性と特徴(素敵なところ)を知っておく必要があります。
でも、一番大切だなと思うのは、「自分のことを自分自身でちゃんと知っているか?」ということかなと思いました。
自分自身の「素敵なところ」を知らなければ、
相手の「素敵なところ」に気付くことが難しかったりします。
ファッションでも同じです。
オシャレを知っていて、自分でも取り組んでいないと、
周囲の人のオシャレに気付けないですし、褒めることができません。
〜強みを伸ばす?弱みを改善する?〜
少し話が変わりますが、
人材育成をする際に、一つのテーマになるのが、
その人の「強みを伸ばす?」or「弱みを改善する?」ということだと思います。
私自身、新入社員で入社した時はどちらかというと「出来ていないことを見つけて、それを出来るようにする」という育成方法を受けていました。
なので、毎日の日誌や、上司からのフィードバックは「何が出来たか?」よりも「どこが出来ていないか?」を振り返ることが多かったです。
新入社員なので、わからないことや出来ないことが多く、それが出来るようになるためには「出来ていないことを発見し、出来るようにする」ことが大切なのですが、毎日出来ていない事に目を向けるのは、結構しんどかったです。
そんな経験もあり、自分が逆に新入社員を育成する立場になった時には、「とにかく出来たことにフォーカスをする」という育成方法を取りました。
正解はないので、合っているか、間違っているかもわかりませんでしたが、その新入社員の子は1年で飛躍的に成長しました。
しかも、コロナの時期なのでほとんどリモートワークでした。
具体的にしたことは、とってもシンプルです。
①出来たことを、めっちゃ褒める
②「なぜ出来たのか?」を一緒に徹底的に振り返って、応用が効くようにする
この2つです。
もちろん、新入社員で最初は出来ないことの方が多いのですが、
それが出来た時に、めちゃくちゃに褒めて、「なぜそれが出来たのか?」を一緒に洗い出すことで、その新入社員の子なりに「正攻法」や「勝ちパターン」を作れていったのだと思います。
そうすることで、出来ないことや苦手なことも、どうすれば「正攻法」や「勝ちパターン」にはめ込んでいけるか?というイメージができたのだと思います。
そして、出来ないことや苦手なことの抽出も容易になるので、早いペースでどんどん改善&克服していきました。
〜相手の人の素敵な所を挙げてみると見えてくるモノ〜
何が見えてきたのかと言うと、
「自分が何に”素敵”を感じているか?」です。
すみません、当たり前なんですが、
「自分自身のどこが、素敵と実は思っているか?」と、
(もしくは、どうなりたいのか?、どこを褒めて欲しいのか?)
「相手の素敵だと思うところ」は、結構似ていたりします。
このnoteで、5月から新たに、私たちフクコトバが「スキ!」なnoteの記事を勝手にご紹介させて頂くシリーズ【スキな記事に「ありがとう」の花束を!!】を始めました。
本当に「素敵な考えだなあ」とか「素敵な経験をされているなあ」という記事がたくさんあり、それらを紹介させていただいているのですが、
感想を書いていると、
「実は自分自身も表現したいけど、うまく言葉にできなかったこと」や
「自分もこんな経験や考えをしたい!」ということが、
取り上げさせていただいた記事には多くあることに気付きました。
だから、「共感」するのだと思いますし、「素敵」だと思うのだと思います。
少しネガティブな言い方をすると、「人は、自分の基準でしか周囲を判断出来ない」んだと思います。
でも、これからもたくさんの「素敵」を発見したいと思うので、このnoteで色んな方の「素敵」に触れていきたいと思います。