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認知症の予防はデイサービス週2回だけで本当に大丈夫ですか?
私は、『認知症』 というものがある意味 病気よりも厄介だと感じています。
(病気には病院があり、薬や手術などへの流れがみんなわかっています。
しかし認知症は今では病院には行くことが出来るけど、これが良いとはっきりしたものはなく、
現状維持が出来ればよしとなり、改善する
という方向にはなかなか向かわないです。
認知症の研究もかなり進んできてはいますけどね・・・)
私も始めは、アルツハイマー型認知症のように病的なものは対応(予防)は難しいだろうな
なので、脳に刺激を与えることが予防としては大事なことなんだと理解していました。
具体的に言うと、
外出して人と多く接する機会 があること
デイサービスに週2回行くこと
など一般的なことを考えていました。
(入浴を週2回入れてもらえることはとてもありがたいと思います)
そして、それに追加して『趣味などあればいいですね』 と漠然と多くの人にも言っていたように思います。
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これ(デイサービスに週2回行くこと)も大事なことであるのは間違いないのですが、今ではこれは最低限した方が良いというものであり、
本当の意味での認知症の予防
としてはまだ足りないのではないか という考えになっております。
前回 書いたように
⓵有害物質『アミロイドβ』を蓄積しない
②脳のシナプス(神経細胞を強化する)という
認知症予防の2つの考え方があります。
⓵については生活習慣病の予防と重なる所が多いですので、多くの人が十分にその存在と対処法を知っているものだと思います。
しかし私は⓶の神経細胞を強化する方法
に対する取り組み方は
意外とできてないのではないか
と考えています
具体例でいうと、
デイサービスに週2回行っているというだけで、
『認知症対策はばっちりだ』
と安心している人が多いのではないかなと考えてしまうのです
(週2回のデイサービスの夜間と残りの週5日は在宅で過ごします
実際は、こっちの時間の方が長いのではないかと思うのです。
この時間をどのように過ごすのか!
(どんな環境で過ごしているのか!)
認知症の予防の点から考えると、
この点が一番重要なのではないかな
と考えるようになりました。