熊野の旅 再び
2018年(平成30年)
6月22日(金)~25日(月)までの3泊4日で、
和歌山県の世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』への旅、及び、
三重県の伊勢の旅に
娘と孫と婆の【女3人道中】で行ってきました。
婆は、熊野は2回目ですが、
娘は初めてです。
前々から決まっていたわけではなく、急に決まりました。
娘に願いもあり、
日程も問題なく合い、
娘の旦那さんも快く言ってくれ、
ひょんな事から、急に話が進みました。
子供達が小さかった時の家族旅行を除いて、娘と婆とで行った旅行は初めてで、孫は生後8ヶ月ほどの時です。
今回の大まかな行程は、
羽田空港から関西国際空港へ移動、
その後レンタカーを借りて、
真田幸村が蟄居した九度山の真田庵を見に行きました。
その2年前の年、NHKの大河ドラマで『真田丸』が放映され、
その中で【九度山】という名前も何度か耳にしていたような気がし、しぜんと旅行前からその地名を知っていました。
放送当時、週末の楽しみで最初から最後までワクワク見ていたので、婆がぜひ行きたいと希望しました。
その後、『弘法大師 空海』が開かれた高野山を参拝し、
その後は、和歌山県の内陸を南下しながら一ヶ所一ヶ所、熊野の霊場を巡っていく予定でしたが、
ちょうど良い地点に宿が既に取れなかった関係で、
一気に南紀勝浦の海岸線まで南下し尽くし、そちらに最初の宿泊後、
2日目は同じ道路を再び戻って北上しながら、
熊野の聖地を巡りました。
2泊目は熊野のド真ん中にある宿に宿泊、
明けて3日目、朝食後チェックアウトしてから、玉置神社を参拝し、その後、
三重県の伊勢を目指しました。
その時は娘が運転してくれたので、道をよく覚えておらず、
きっと昨日来た熊野川沿いの国道168号線を南下した後、海際を目的地まで延々とドライブして行くんだろうと予想していたのですが、その海の景色の道ではなく、
ずっとずっと山道だった気がするので、
ナビに従って行って、後からどの道だったのかさっぱりわかりません。
まずは三重県の、海辺に鎮座される
二見興玉神社を参拝、その後
伊勢神宮の豊受大神宮(外宮)を参拝し、
その後は宿に向かいました。
4日目最終日、
伊勢神宮の皇大神宮(内宮)を早朝参拝し、
おそらく宿に戻って朝食を済ませた後(←この時系列は記憶が曖昧です…。
m(_ _)m)
伊勢神宮 内宮にほど近い、
猿田彦神社を参拝し、
その後、高速道路で名古屋方面へ向かいました。
道中、高速道路を途中で下りて、
伊勢国の一の宮、椿大神社を参拝し、こちらは、
道開きの神様、猿田彦大神をお祀りする全国の神社の総本宮ということで、
パナソニックの創業者、松下幸之助さんが祀られているお社もあり、
生前、松下幸之助さんが寄進されたお茶室もありました。
お抹茶、いただいて参りました。
美味しかったです🍵。
椿大神社の椿会館という所で、お食事処や売店があり、
赤い椿と白い椿の2種類の柄の、焼きもののフリーカップが売られていて、気に入ってしまい、2種類両方とも買ってきました。
【焼酎道場】と印刷された紙が箱の中に同封されていたのて、焼酎用なのかもしれませんが、婆はお酒ではなく、お茶を頂くときなどに、マグカップのように愛用しています。
その後、名古屋駅に向かい、
名古屋駅でレンタカーを返却し、
名古屋駅でも、いろいろお土産なども見て、
新幹線に乗って、地元に帰ったという行程です。
新幹線は、3列席の2つを取っていて、
あらかじめネットで予約していたのか、はたまた、
時間を決めてしまうのは小さい子(赤ちゃん)もいるし心配、と考え、
本数も多いし、平日なので、当日取れるだろうと考えて、
名古屋駅で当日に予約したような気がしますが、
車内に入ったら、その3列席の窓側に、すでに座られている方がいて、
それを見た瞬間、うちは小さい子もいるし、荷物の点から考えても、
ここに婆と娘が座って、赤ちゃんを抱っこというのが無理💦、というのが一目で解りました。
見るまで、解らず、気がつかず、思いも至りませんでした。
しまったー💦!!!
これに対する手っとり早い答えは1つです。
婆は自分の降りる駅まで、新幹線の連結部分で立って過ごしました。
(孫、子の為なら…..)
そうしたのは、
若い時、毎日毎日会社に通うのに乗っていた通勤電車の片道乗車時間 + 徒歩時間と、たかだか同じくらいの所要時間だったし。
しかも通勤の時は往復だし。
しかも毎日満員電車だったし。
宴会の後、帰り、酔ってつり革につかまっていたことも当然あるし。
しかも婆と同世代で、今、現役で頑張っている友達もけっこういるし。
パンプスじゃないし。
今日一日だけのことだし。
こんなの、楽勝ー♪👍…..と思いました。
こちらも判断浅く、
近所のコンビニ行くにしても、車ばっかり乗っている現在の婆にとって、
もはやそれは苦行でした。
以前の満員電車は毎日のこと、平気だったのに、それより良い環境(?)の今回の方がずっと辛く感じてしまいました。
やっぱり慣れと、リズムと、あと、
周りに、知り合いではないけれど同じ様な人達が沢山いてくれてるっていうのは、無意識に力をもらえてるのかなぁ。
1人じゃ大変さが現実以上にクローズアップされました。
あそこに、もう1~2人いてくれてたら、ダラダラせず気をしゃんと、もう少ししっかり気持ちを持てたかもしれません。
(人のせいにしない)
しゃーない、孫、子の為だ…..。
何度か、車掌さんが、ありがたいお気遣いの提案をしてくださり、
最初から苦行とわかっていたら、そのご提案に素直に従っていたと思うのですが、
最初笑顔でご遠慮して、
時間も経って、下りる時間までも短くなっていく中、
「やっぱり今からそうします…。」なんて、さすがに婆は車掌さんに言えない💦
今さら…..というのもあり、
最後まで頑張りました👊。
婆は、娘と孫とは降車駅が違い、一駅前で下り、
そこでバイバ~イ✋となり、苦行からも解放されて心底ホッとしましたが、
娘は降車駅で、お休みを取っていたパパさんが車で迎えに来てくれていたそうです。(今確認したところ…)
婆は、その後の事は記憶にありません。
ざっと全行程を記しましたが、
この熊野の旅のことは、この後の記事で、いくつか書き加えようと思います。
今回は【熊野の旅】という表題で、
【伊勢の旅】については、改めて別の機会に、ぜひ新しく記事に書ければと思います。
熊野のことは、前回も書いているし、
旅行として新しい情報は多くはなく、
自分のための備忘録として記録してみたい、と思っています。
(つづく)