原題『Onward』の意味 映画『2分の1の魔法』
2分の1の魔法(2020年製作の映画)
Onward 上映日:2020年08月21日製作国:アメリカ上映時間:103分
原題は『Onward』。
「前へ」とか「向上する」とか。
to DO リストを遂行して行くこと。
そもそもto DO リストをすること。
見えない橋を渡ること。
魔法を使ってみること。
冒険に出ること。
背中の翼を動かしみること。
本心を打ち明けて相手とぶつかってみること。
全て、「前へ」進んで「向上する」ことでしたね。
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えええええ!めっちゃいいじゃん!
なにこれ!
こんなに良いなんて思ってなかったじゃん!
ラストなんか涙足りないじゃ〜ん。。。水分足りないじゃん!
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設定がちょっと難しいんですよね。。。
そもそも我々が住む世界ではなさそう。
野良ユニコーンがいるし、
主役は日本でいうところの妖精に当たるエルフ。
で、その世界にはかつて魔法が溢れていたけど
科学の発展とともにめんどくさい魔法は捨てられて
過去のものとなった。
魔法の世界の遺物はゲームや古地図には残されていて
車で数時間移動した先には
伝説の石やら呪いやらが実在する。
でも誰一人魔法の世界には興味がなくて
〝おかしな〟兄が唯一、その扉を開く、と。
まぁなかなかついていくのが難しい。。。
頭で理解できても、
そうなる?ああそう?と疑問が浮かびがち。
それでも話はズンズン進むし新キャラもポンポン出てくる。。
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それらがちゃんとラストバトルにも絡んでくるうまい作りなんですけど。
ていうか、話は死ぬほどうまい。
もうなんなの、ピクサー。
人類の叡智の結晶なの?
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中盤以降の展開は最高っ!
ディテールが最高!
ラストはほんと泣いた。。。
観て。。。
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冒険心のある兄が
「もう怖がるのをやめた」きっかけが切なくていいですね。
どれほど後悔しただろうか、兄よ。
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