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自然神との対話の足跡⑧
徳島は「水の都」と呼ばれています。徳島は、新町川や助任川などの大小河川が網状に乱流する中洲に設けられた城下町で、水上交通に育まれた城下町は経済発展を遂げ、独自の文化を育み「水の都」となりました。
江戸や難波(なにわ)だけでなく、各地の城下町も水運の恩恵を受けながら大きく成長したのが江戸時代であったと言われています。
寺町を散策していた時に錦竜水(きんりょうすい)と呼ばれる湧水を見つけました。このような形で湧き水が市内各所で利用できるようです。錦竜水は昔、藩主の飲料水に使われていた名水で、上水道が普及するまでは市民の飲料水として売られていたとのことです。
現在は無料で開放しており、水を汲みに訪れる人が絶えないようです。
ただし、県内の湧水の検査結果によると常用されている水8検体中2検体から飲料水準以上の大腸菌などが検出されているようですので注意は必要です。
眉山の湧き水は徳島の「水の都」としての性格を形成する上で重要な役割を果たしています。
翌日(8月11日)朝、湧き水の源を散策しました。眉山東側山麓を佐古から二軒屋にかけて史跡巡りましたが、湧き水が数多くの箇所で流れ出ていました。
湧き水の流れ込んだ新町川の一番下流の川岸にあるザ・パシフィックハーバーの祝宴に一日出席しました。散策、祝宴、踊り…在るがままの時間、楽しませてもらっています。
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祝宴の主賓の一人であった甥は、県庁で水利土木を司る任務を背負っているとのことでした。
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