7日目 アユタヤ その2 「タイ30日✙ベトナム20日のバックパッカー旅(なるべく安く、なるべく長く、なるべく楽しく)」
ゆったり旅だから、普段の日常も取り込むようにSNS投稿ものんびりして、朝ごはんを食べてから10時過ぎにレンタサイクルで出発。
名前はついてるけれども崩れかけているような、見学者のいない仏塔遺跡も道端に。Wat Chum Saengの表記あり。それらはもちろん崩れかけているけど、いにしえのクメール文化の匂いが感じられて素敵だなぁ、風情があっていいなと思います。日本の奈良の平城京跡を歩いてるような感じでしょうか。
アユタヤ王宮跡にワット・プラ・シー・サンペット。
王宮跡もビルマ軍による侵略のために破壊されています。
ワット・プラ・シー・サンペットも、三つの仏舎利塔が残っていますが、それぞれの仏塔の横には礼拝堂が併設されていたのに全部破壊されたみたい。
敷地内での願掛け?! 煉瓦の瓦みたいな形をしたものに、チョークで願い事を書いておくと願い事が叶うといった仕組みらしい。もうひとつ、願い事を紙に書いてレンガの上にテープで貼るなんてのもあった。
んまあ結局そのレンガの上に書かれたチョークもシュシュっと消されて、また上書き利用されるわけだけど...。我々の願い事なんて結局そうやってシュシュっと消されてしまうものなのね、なんて考えたら感傷的でしょうか。まぁ儚い願い事もそう、あまりいろいろなことにこだわりすぎないことかな。
でも、本当にやりたいことは、強い意志を持ってあとは神頼みするしかないぐらい頑張ってこだわっていきたいですね。
昼飯を食べたら、宿に戻ってひと休み。
お寺のところの家族連れの子供でグロッキーの女の子がいたけれども、彼女と一緒でちょっと私も疲れ気味だったかな。少し頭が痛いような、痛くなる手前のような感じがした。
しばらく休んで体調を整えてから夕暮れのアユタヤ、月も出ている。陽も落ちて暗くなり始めてからは、夜市みたいなところに紛れ込んだ。
お祭り騒ぎでにぎやか、すごーい長い通りの右左と、またその真ん中の左右にびっちり夜店が開いてる。
この間中華街で見かけた虫の唐揚げ店を三つも四つも見た。コショウか何かをかけてから、レモン汁か何かをスプレーでかけて、スプーンで食べるみたい。
大盛りてんこ盛りのかき氷なんかもすっごい山盛り、59バーツだからバンコクからアユタヤまでの列車代とほとんど一緒。
焼き鳥・焼豚・たこ焼き、タイ風トンカツ、バーベキューのあばら肉焼きたてなどなど、きりがないくらい何種も。
いやー、体調崩れていてよかった!? ひと休みした分だけ夕方になってから歩き始めたんだけど、普通だったらこの暗さでは宿に戻ってしまっている時間帯だった。