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新入社員は必見、嫌な人が上司になった時の対処法

頑張って就活して、やっと入った会社。それなのに若者の離職率は高い。厚労省の調査によれば、3年以内の離職率は高卒で36.9%、大卒で31.2%。入社半年未満で離職する新入社員は約10%もいるという。

新入社員が辞める理由のナンバー1は、「職場の人間関係」だ。

学生時代は、好きな仲間と友達でいれば良かったが、社会人になるとそうはいかない。社内には気の合う人もいるけど、苦手な人もいる。

その苦手なタイプが上司になると、ちょっとした試練となる。
そうでなくても、上司というのは、部下からすると圧のある存在なのだ。

さて、どうすればいいか。
いくつか方法はある。

1.礼儀を守る


礼儀というのは、挨拶、言葉遣い、態度といった、相手を敬う最低限のことだ。これはどんなに嫌いな人間に対しても、社会人なら絶対に欠かしてはいけない。
なぜなら、礼儀をおろそかにすると、修復不能な最悪の人間関係に陥るからだ。
どんなに嫌いな相手でも、礼儀は守ること。これは肝に命じておいた方がいい。

2.相手を好きになってみる


これはちょっと高度というか、異次元のテクニックとも言える。が、けっこう効き目はある。「山下部長が嫌い」を「山下部長が好き」に変えてみる。心底そう思わなくても良い。心の中の言葉を変えるだけ。「あ~あ、山下部長って、最低。どこか行ってくれないかな」を「山下部長、ああ見えていいところあるよね。けっこう好きかも」と、心の中で思ってみる。これを1週間やってみると、あれ不思議。なんだか状況が変わってくる。

3.会社の状況変化は早いということを覚えておこう


イヤな上司に出会うと、まるで一生その人が自分の上司であるかのように思えてしまうが、それは違う。
移動であったり、本人の退職であったり、君が思っている以上に状況変化は早くやってくる。だから、イヤな上司であっても、ひとときの我慢ということを覚えておこう。

4.その上司に雇われているわけではない!と思う


イヤな上司というのは、自分の頭の上を覆っている大きな暗雲のような存在だ。そして、その上司のことばかりを考えるようになると、会社に行くのも憂鬱になる。そんな時には、「別にこの人に雇われているわけではない」と割り切って、重く考えることは辞めにしよう。

もし、イヤな存在が経営者であった場合、経営者は往々にして孤独なもので、その場合には周りを見渡せば同じように考えている仲間がたくさんいるはずだ。

5.社内で味方を見つけてみよう


人間関係の悪化は、珍しいことじゃない。一度も経験したことのない人など、いないと思う。しかし、人間関係がうまくいっていない時は、けっこうきつい。これは僕が決めていることなのだけれど、「社内で一人でも自分の味方がいれば、頑張って仕事を続けよう」と決めている。同じ会社にいても、いろいろ変わる。それは世の常だ。人間関係は大切だけど、そればかりに右往左往していては、どんな会社に入っても、続かない。

僕は、「一人でも自分の味方がいれば大丈夫」と決めたおかげで、けっこう強い自分でいられるようになった。


byふくまる



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