医師が見落としがちな健康に重要なこと

人間が生きるということは、人と関わるということだ。

ヒトが地球で繁栄したのは、ヒトが一人では生きていけないからだ。

僕は医者として

病気を治すことよりも、

病気にならないことよりも、

健康でいることに興味を持っている。

医師とは何か

医師法第一条に医師の定義がある

医師は、医療及び保健指導を掌ることによつて公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もつて国民の健康な生活を確保するものとする。

国民の健康な生活を確保するのが医師だ！

禁煙とか生活習慣とか、

いかに病気にならないようにしていくのかはとても大切なことだ。
（食事と運動のことをもっと勉強したい）

だが、健康に関して、医師が見落としがちな、とても重要なファクターがある。

それは「孤独」だ。

つながりに多様性があって、その質が良いことは、禁煙よりも死亡率に影響している、とする研究もある。

つながりが重要だから、つながりを大切にしよう

なんて言うのは簡単だ。

だが、人と人との繋がりを良好なものにしていくことを意識している人は少ない。

意識していても簡単なことではない。

でも僕は、他者との関わりの中でこそ、自分が磨かれていくものだと思っている。

I believe that it is in our relationships with others that we can refine ourselves.

ということで、最後にこの歌を。

ひとりで生きていたならば
こんな気持ちにならなかった
~ ~
ひとりで生きていないから
愛しさ込み上げるほどの「大切」に出会えたんじゃないか
こだわって生きると　今一度言い切るよ
原動力はずっと　ひとりで生きていないこと

2020/09/18 day9

What is a friend?
A single soul dwelling in two bodies.
-Aristotle
友情とは何か？ふたつの体に宿る、ひとつの魂のことだ。

365日のＷｏｎｄｅｒ　ブラウン先生の格言ノート