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コロナ禍でも人との交流を通じた創造性の進化

こんばんわ。
今日はコロナ禍における新事業開発で悩む男たちの交流会でした。

個人的には待ちに待ったオンラインのでの交流会でした。コロナの影響で「オンライン」と「オフライン」での同時開催でした。ちなみに私は自宅からオンライン参加でした。

本当はリアルで交流したかったのですが、こちらは次の機会に取っておきます。まだまだ、継続してこういった交流会を続けてくれるそうなのですが、直接の売り上げになるわけではないのに素晴らしい取り組みですね。ありがたい限りです。

創造性の鍛え方

交流会のメインテーマではないですが、最近個人的に考えている「創造性」の鍛え方をまとめておきます。やっぱり、「創造性」が一番大事にしてるキーワードです。

色々な仕事の中で「創造性」が重要になってくる場面が多いと思います。淡々と目の前の業務をこなす「効率性」も大事ですが、「創造性」を発揮して新しい仕組みを作ったり、新事業を創出するなどにつながってくると思います。

では、「創造性」って一言で説明してと言われたら、どうやって答えるでしょう?

私の答えは「従来の常識にとらわれない自由な発想や工夫で新しい価値を創造し続ける力」です。この中で、特に大事なのは継続した価値創造という点です。

ちょっとした思い付きで一回のみの効果だとあまり意味はないですと考えています。

常識にとらわれない視点を身につけるには?

そこで、「創造性」を向上させるためには、ついつい自分の常識で考えてしまう癖を修正する必要があります。

それは当然ですよね。「自分の視点」で物事は考えて今うものです。ただ、この「自分の視点」を広げるのは、トレーニングでいくらでも改善できます。いつも参考にしている本はこちらです。

諸説ありますが、具体的には下記の3点が重要だと私は思っています。

①視点を変える:
物事を多面的に考えることが大事です。例えば、自分がいつも使っている「ボールペン」の文字を書く以外の使い方を考えてみましょう。

決まった長さがあるので定規代わりにも使えますし、孫の手としても使えます。移動中などで目にしたもので常に考えると良いトレーニングになります。

また、同じものでも違う立場で考えてみるのも良いトレーニングです。例えば、野球でピッチャーだったらどう考えるのか?レフトで守っていたらどう考えるのか?など立場が違えば同じ事象でも違った視点で考えます。

常に違う立場で考えられるようにトレーニングしておくと、そういった視点で物事を考えられるようになります。

そういった経験で視野を広げられると、「行き詰まりの打開、「創造的な問題解決」、「新たな可能性の創出」などにつながっていきます。

②視野を広げる:
①と重複する部分もありますが、多くの異なる視点で考えることで視野を広げることができます。

具体的に私がいつも心掛けているトレーニングは「目的」と「手段」の明確化とそれに関連して同じ目的に対して手段を複数考えるようにしています。

まず、社内の会議などでの良くある事態として、「目的」と「手段」が間違うケースです。そもそもどういった「目的」でやろうとしているのかをしっかりと整理する必要があります。

その上で、その目的を実現するための「手段」は複数あるので、それを一人ブレストをしていきます。

そこで、自分なりに考えるようにすると、「創造性」だけでなく「論理的思考力」も高まります。

③視座を広げる:
常に自分が中心になってやることを心がけています。社内で事業を始めるのであれば、社長か担当の執行役員の視点で自分が何をするかを常に考えています。

基本的には少なくても自分の地位の一つ上だったら何を考えるかが大事です。自分が「課長」だったら「部長」になったらどういう取り組みをするのかという視点で常に考えていくことが大事です。

今回の交流会での学び

前置きが長くなりましたが、今日の交流会で学んだ内容です。企業の新規事業担当者や投資する側などの共通の悩みが共有できてうれしかったです。やはり、社内的に孤独になりやすいので、社外にこういうネットワークがあると良いですね。

今回のテーマはいくつかありましたが、記憶に強く残っているのは下記の2点です。

新規事業のステージゲートの考え方

新事業を始めるにはどこの会社でもステージゲートがあります。ただ、このゲートの高さに関しては多くの差があるようです。

新しいことを積極的に取り組む会社は最初のステージを低くして新しいことを始める傾向があります。また、元々息の長い事業をやっている会社では新しいことを始めることに消極的などの話がありました。

個人的には最初のステージを低くして、挑戦する若者を増やして、成功しても失敗してもその経験を活かして大きな成長につながっていくように世の中全体が変わっていくといいなと思っています。

社内のカルチャーの変え方

社内で新しく事業を始めるには社長や執行役員レベルの承認が必要になってきます。そのときに保守的で新しいことをやることに興味がない人を説得するのが大変だという話題になりました。

やはり、その辺は皆さん同じことを感じていたので、非常に盛り上がりました。

特に大企業だと直属の上司以外に新しいことを始めることに理解を示してくれる人が多いです。多分、こちらはどの会社でも似たようなことが言えると思います。

なんとか自分のアイデアを事業化したいのであれば、「自分の足で社内の見方を探していくことが大事だよね」ということを感じました。

そういったことをできる人が少しでも増えていくと、社内の雰囲気も創造的になって良い方向になっていくと思います。

私も今の会社に入って間もないですが、社内の色々な人と交流しながら自分の仲間を探すようにしています。

身近でも同じような悩みを持っている人も多いので、「実は自分も同じようなことを考えていたんだよ」って言われたことも何度かあります。

そういった取り組みが活力のある組織を作り上げていくんだと思います。

長くなりましたが、自分なりに常にインプットを増やしつつ、考えながら成長につながる取り組みを継続していければと思っています。

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