【祝アメリカIVLP 80周年】
今年2020年で、アメリカ国務省のインターナショナル・ビジター・リーダーシップ・プログラム(IVLP)の80周年おめでとうございます。
僕がアメリカ大使館からの推薦を受けてIVLPに選抜されて参加したのは今から13年前の2007年から2008年にかけて、実際にアメリカに滞在したのは約1か月でした。テーマはアメリカのテロ対策と危機管理システムについて。ワシントンD.C.、ニューヨーク、シカゴを経由して、オクラホマ、サンフランシスコ、ロサンゼルス、サクラメントを訪問しました。その間、DHS、FBI、NCTC、FEMA、ペンタゴンなどの官庁にも訪問、テロ対策や危機管理のヒアリングができました。他にもテレビ局や新聞社などのメディアも訪問し、アメリカの危機管理をめぐるメディア報道、ジャーナリズムの問題も調査できました。詳細は福田充研究室のホームページに紹介しています。
本来ならば簡単にはアクセスできない現場を視察でき学ぶことができたのは国務省や大使館の皆さんのおかげであり、僕の危機管理学研究や安全保障研究は一気に進みました。その後、コロンビア大学戦争と平和研究所客員研究員として、2年間ニューヨークに留学。
帰国後も福田研究室ならびに学生たちも、アメリカや大使館の皆さんとの交流は続いています。IVLPは世界を対象にした偉大なるパブリックディプロマシー政策だと思います。
現在、アメリカは黒人差別問題で大きな試練に直面しています。こうした人種差別など様々な差別や人権問題と向き合い、克服し進歩できる力をアメリカは持っていると信じます。さらに今年はアメリカ大統領選挙、アメリカと世界の趨勢をこの目で命ある限り見届けます。
https://jp.usembassy.gov/ja/celebrating-80-years-of-ivlp-exchanges-ja/