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私の数珠を娘へ 親から子へ受け継いで
先週土曜日父の四十九日法要が無事終わった。毎週逮夜参りを6回経ての法要。毎回参加となると参加するための時間調整が大変であったが、参加させてもらって気づかせてもらったコトがあった。法要に参加し1回づつ回を重ねるとは、一瞬でも立ち止まり、そして1回1回の法要の時間を紡ぐと言うこと。生きるコトの時間を紡ぐ。それは、自分のために、生きている自分のために。それは、とてもとても大切なコトだと気づいた。
そして、身内が顔を合わせる face to faceの意味を再確認した。今やなんでも合理化 人間の関係性までもそうなりつつあったり、親子関係までもがそうなりつつある。このコトはとても残念なコトだ。縁によって生かされている私たちだが、それすら忘れてしまっていたりする。
よくよく考えてみると、自分が今生きているのも両親の縁があって生まれてきたのだ。その前もそしてその前も繰り返し繰り返し縁によって繋がり、自分が今ここにいる。そう考えると、自分ひとりだけが頑張って生きているのではないと実感できる。
どうしても一人ぼっちで生きている感覚を持ってしまいがちだが、縁によって自分の命がここにあると理解すると、決して一人ぼっちでは無いとわかる。それが、体感できるひとつが仏事行事でもあると思う。
「親から子へ」受け継ぐコト.モノは、私自身とても大切にと考えている。自分の祖母が私の結婚時プレゼントしてくれた数珠を 長女が結婚する時に持たせた。そして、今回父が亡くなった時、長女の持っていた数珠を次女に 私が持っていた数珠を長女へと受け継いで。
お守りの意味もある数珠。私と娘3人数珠を大切にする意識を改めて持てたと同時に、家族の縁も感じながら。
そして私は数珠が無いから、今自分の身の丈にあった天然石瑪瑙を購入。色々検討していたがやはり、オンリーワンの天然石を選んだ。石ひとつひとつに違うマーブル模様が入っている。どうしてもモノ選びは、一点物が大好きなのだ。そこは、芸術の思考がスイッチonになってしまうようで、人と同じだと面白くないと思ってしまう。フォルムと色合いが気に入った。
「親から子へ」自然な形で受け継いでいけるモノ・コトを娘にと思っている。家族の形・関係は様々である。その中で、お互いが納得出来て大切に思っているモノ・コトを受け継いでいく。強制的にではなく、お互いが心豊かになればいいとも思う。
時代が変化する中で、立ち止まって自分の足元を見つめなおす
自分の足元を見つめてみようと思う
全て自分の根っこから
ひとつまたひとつ
伝えて
ヒロさんから、
娘といい関係やから、受継いでいけるよね。
と言葉をもらった。