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私は人間が嫌いだった~4年後の変化~
2017年4月に私は仕事を辞め、無職になりました。
当時は「働きたくない」の前に、
・人の声を聞きたくない
・人を見たくない
・人と関わりたくない
という思いが強かったんです。
「死にたくないけど生きたくもない」とも思っていました。
今振り返ればけっこう病んでいたな、と。
長いこと海外で社会人をやっていく中でついに限界が訪れた、、、のかな?と思います。
はたから見れば甘えなのかもしれませんが。
小さいころから集団に馴染めず、人見知りもひどく、人と会うとどっと疲れるタイプでした。
あぁそうか。私は人間が嫌いなんだ・・・との結論を自分の中で出した時、とても気が楽になりました。
このnoteでは4年前と現在の心境・状況の変化について振り返ってみたいと思います。
人と関わらないでお金を稼ぐ方法を模索「ブログ」にたどり着いた
無職になってから「人と関わらなくてもお金を稼げる方法」を模索し始めました。
もともとフリーランス・個人事業主を目指していたわけではなかったんです。
「どんな方法なら一人で働けるか?」
考えていたのはこれだけ。
トラックの運転手(免許持ってないのに)や小説家、内職、デザイナー、特許の発明などなど、いろいろ考えました。
そして、一番現実的で一番リスクが少ないと判断した広告収入を得られるブログを始めてみたんですよ。
2017年6月半のことでした。
どきどきしながらブログを開設した時のことは今でも鮮明に覚えています。
ブログを始めた。全く稼げない!!だけど・・・
ブログだったらネット環境とパソコンさえあれば人と関わらずに稼げる!と意気揚々と記事の作成に取り掛かりました。
ただ、私は、
・パソコンの操作が苦手(保育園・幼稚園で働いてました)
・日本語があやしい(今年で海外在住歴20年になります)
・そもそも何を書けばいいのかわからない(つまらん人のつまらん話を読みたい人はいないと思ってた)
あれ?ダメじゃん。
私、ブログは向いてないわ。。。と挫折しかけたんですよね。
だって、ぜんぜん稼げなかったんですよ。
当たり前と言えば当たり前、、、と今ならわかる。
でも当時は「予想以上にめんどくさいわりに、予想以上に稼げない」
そう思っていました。
そこで稼げる・稼げない関係なく、自分が現実世界では言えないことをここでぶちまければいいんだ!と気持ちを切り替えたんです。
そして「ひとりが好き・誘われたくない」という気持ちを好き勝手に語った記事がヒットしました。
この記事、4年前に投稿したのに現在も毎日のアクセスランキングトップ3に入っています。
今読み返すと「病んでたな。。。」と思いますし、導入文も記事構成も微妙です。
でも、大幅な手直しはせずにそのままにしてます。記念すべき初の「アクセスいっぱいきた記事」なので。
で、気付いたんです。
①ブログって役に立つ情報を発信しなきゃいけないってわけじゃない。
②同じ特性を持った方から共感いただけることが嬉しい。
そこから「ブログ」がおもしろくなっていきました。
勉強は昔から嫌いだったけど、ライティングやSEO、アフィリエイトといった新しい知識に触れるのも楽しくて仕方なくなりました。
少しずつブログ収益も増え、企業から直接案件のご依頼をいただけるようになったことをきっかけに「デジタルマーケター」としてオーストラリアで独立開業。
ブログを開設して2年後のことでした。
気持ちを新たに「海外在住在宅フリーランス」としての一歩を踏み出しました。
4年後の現状
「人間が嫌い」「人と関わりたくない」
そんな理由で始めたブログで様々なお仕事に繋がり、どうにか食べていけるレベルになりました。
今はブログをはじめ、複数のアフィリエイトサイトの運営、企業からいただくマーケティング案件、PR案件、コンテンツ作成、脚本執筆、リサーチャー(データ分析)等のお仕事で毎日ほどよくバタバタしています。
この4年で自分自身が変わったな、思えるんですよね。
・クライアント企業増えた(案件のご依頼はよっぽどじゃない限り断らなくなった)
・zoomミーティングもどうにかこなしている。
・SNSで繋がった方とはいろいろ話してる
あれ?私、人間が嫌いじゃなかったんだっけ?と我が身を振り返るほど、今は人と関わっています。
仕事の環境は選べるフリーランスという立場。
それなのに日常生活の中で「人との関わり」が占める割合がぐっと増えていきました。
「人間が嫌い」の緩和のきっかけはTwitter
もともとはアドセンスやアフィリエイトといった1人で完結するブログ収益化を主に取り組んできました。
今はありがたいことにクライアントワークも増え、数社の企業のお仕事を請け負い、コミュニティ運営もしてます。
人と関わることはそんなに嫌なことばかりじゃない、と気づかせてくれたのは、紛れもなくTwitterでいつも構ってくれる方たちのおかげです。
アカウントを作成したものの「知らない人とコミュニケーションなんて無理でしょ!」と1年放置してたツイッター。
なんとなくやってみようかな、と思ってちょこちょこツイートしてみたら、、、
なんということでしょう!
「私の居場所はここだったか!」と思えるほど居心地が良い。
文字だけのコミュニケーションですが、人と関わることの心地よさを知ることができました。
SNSには現実社会ではできない「ミュート」「ブロック」という素晴らしい機能があります。苦手だなと思ったアカウントは見ないようにして、好きな人とだけ関わっていきます。
そして、ちょうどいい距離感でちょうどいい速度で仲良くなって、いつの間にか、リアルの友達には話さないようなことまで話してて。
会ったこともない人に対し波長が合うと感じたり、心を許すこともあるんだなぁと。
今まで経験したことない人間関係の形に支えられていると日々感じています。
コミュ障気味は相変わらず
かといって、人の本質の部分はそう簡単には変わりません。
リアルの世界ではまだまだ「人間が嫌いかも」と思う事象は発生します。
そんな時はTwitterでシェアして同志(?)を見つけます。
その一部をここで紹介しますと、、、
一人旅や1人でごはんに行くことを話の流れで言った時
— ふくちゃん@シドニー引きこもり (@fukuchan5818) February 24, 2021
「友達いないのw」「一緒に行くから声かけて」みたいな反応がくると
うるせえよ以外の感情がわかないし、
おめえの価値観押し付けてくるなバーカ、と心の中で思います。
複数人で行動することが苦行と感じる人もいるんで、そこんとこよろしく。
たとえば友達と会う約束の前日に
— ふくちゃん@シドニー引きこもり (@fukuchan5818) April 26, 2021
「もう1人友達連れてくね」と言われたらもう行きたくないし、
何の前ぶれもなく当日に私の知らない人連れて来こられた日には疲労感MAX。
友達の友達は友達じゃねえ!!!
…と考える人もいるんです。
そこんとこよろしく。
Twitterはリアルの友達と繋がりたくないんです。。。
恐ろしいこと提案しないで。 pic.twitter.com/MSxwYLyVJv
— ふくちゃん@シドニー引きこもり (@fukuchan5818) May 14, 2021
中途半端な知り合いとか近所の住人との雑談が苦手。どうにかして回避したい。
人と話すのが苦手なので、アパートのゴミ捨て場は誰もいないタイミングで行きたい。うっかり住人と鉢合わせしてしまうと「やば!試練きた!」と思う
— ふくちゃん@シドニー引きこもり (@fukuchan5818) June 9, 2021
今朝、試練が訪れた
「雑談が始まりませんように」と願いを込めて「グッモーニング」
そして、急いでます風を演じ「よい一日を」
がんばったよ🥺
最後に:人は変われるのかもしれませんね
第三者的に見れば、大きな変化は就業スタイル(正社員から無職を経てフリーランスへ)と収入額。
でも、そういう上っ面の部分じゃなくて。
自分の内面がちょっとずつ変わってきたな、という実感の方が私にとっては大きな意味があると思っています。
人は変われるのかもしれない。
自分ひとりじゃ無理だったけど。
うん。
なんかうまくまとまらないけど。
そんなことを考えながら5年目に突入します。
深夜のたわごとにお付き合いいただきありがとうございました。
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