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野口英世

偉人の伝記
~ 野口英世 ハンデを乗り越えた努力家 ~


【生い立ち】
 1歳の時、いろりに落ち大火傷を負う。左手のそれぞれの指がくっついてしまい不自由になる。
 
 小学生の頃、手が棒のようだと「テンボウ」と苛められる。学校に行きたくないと泣き言を言う英世に対して、母が、
「手が不自由だろうと、勉強をすることはできる。勉強で周囲を見返してやりなさい」と説く。

 猛勉強の末、学校の先生に認められ、先生から支援金を受け、高校に進学することを決める。

 さらに、周囲の友達のかんぱにより、左手の手術を受けることになる。左手が完治する頃には、医者を志すようになる。

 医者になるのに、10年はかかると言われていた中で、英世は3年で医者になり、研究に打ち込む。

 黄熱病の研究中に、英世自身も黄熱病にかかり命を落とす。現在では、医者としての数々の功績が、世界中に知れ渡った偉人である。

【転機】
・理解者がいたこと。
・努力を貫くものが見つかったこと。
・忙しいことが当たり前になっていたこと。
・母を大切にしていたこと。

→ 猛勉強をすることで、最初に持っていたコンプレックスを払拭する強みを得ていた。見返してやりたいという反骨の精神が、特に強かった。周囲に理解者が現れるにつれて、自信も増していた。

 最大の理解者である母のことは、特に大切にしたという。英世は恩義に厚く、少しずつ自信をつけて、己の使命を全うした人物であると言えよう。

【棒の手が
  世界を救う
    神の手に】

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