【リクガメ】:ペットとの生活2
ペットを飼うことなんて考えもしていなかった私。
犬は本当に大好きになり、犬との生活は非常に充実したものであった。
現在の相棒「子ども」の無茶振り
親子二人で住むアパートに引っ越しを決め、ガスコンロやエアコンなんかの工事を知り合いの業者さんにお願いした。
お支払のために、親子で業者さんのところへ行ったことが新たな困惑を招くきっかけになった。
二匹のリクガメ
事務所に行くと子どもが真っ先に何かを見つけそこから離れない。
様子を見に行くと、二匹のリクガメがいた。
子どもが言った。
「お母さん、亀さん欲しいな。可愛いな。」
ああ、そうかい。
うちは飼いませんよ。気が済むまで見せて貰いなさいな。
そんな感じだったのに…
店主が言った。
「持って帰っていーよ。あげるよ。なんなら両方いーよ。」
なんてことを!
余計なことを言わないでくれ!
そう思いながら、やんわりお断りした。
しかし時既に遅し。
ペットショップの営業方法の如く、店主は子どもにリクガメを触らせてくれたり、店主と子どもで商談が始まっているではないか!
最早手遅れ。
仕方ない、一人だけにと条件で子どもが選んだリクガメを家族に迎え入れることになった。
店主の話によると
お世話に関して
キャベツと小松菜あげればよし。
お世話は特に大変なことはない。
家族にするリクガメ
警察署に保護された落とし物。
年齢性別不明。
名前はない。(もう一人は赤ちゃんから飼っているので、名前あり、女子)
全くわからないリクガメとの生活
段ボール箱に小松菜を入れてもらい、子どもは嬉しそうにリクガメに話しかけている。
しかし、段ボール箱のままではいけない!
その足でホームセンターへ、水槽と敷砂、スポットライト(赤外線、紫外線)を買った。
店主の言う通り、ご飯はキャベツと小松菜で良いのね。
何故にカメが欲しかったのか
子どもは「ミュータントタートルズ」が大好きだった。
4人のタートルズの1人がカメを飼っていた。
それが理由。
スパイクと名付けたw
スパイク病院に行く
スパイクとの生活が5年経ったある日。
スパイクは日に日に食欲不振になり、片目が腫れて擦っていた。
次第に両面が腫れ上がった。
リクガメの病院?どこにあるんだ‼️
めちゃめちゃネットで探した。
ようやく「カメの病院」を見つけた。
スパイクを連れていき、問診票に記入し始めた。
性別?
年齢?
種類?
全くわからない…
スパイクの正体
獣医さんにスパイクのことが実は良くわからないことを正直に伝えた。
獣医さんによると…
種類:
ホルスフィールドリクガメ、別名ヨツメリクガメ
年齢:
連れてきた時から大きさが変わっていないとして、10歳と予測。
性別:
尻尾の甲羅の切れ目から判断するが、残念、スパイクは奇形なので判断が出来ない。
エコー(15000円)ならわかる。(どっちでも気にならないのでお断り)
寿命:
30年~45年(マジか⁉️私が先に逝ってしまうかも…)
病名:
結膜炎(床材が目に入ったようだ)
お世話:
定期的に温浴させる。
キャベツは副菜。小松菜や主菜となる野菜をあげる。トマトや人参もあげてね。
知らなかった!全く知らないよ!店主、説明不足だよ!
こうしてスパイクのお世話の見直しをし、しっかりスパイクの健康管理も環境管理も徹底したので、今も元気に過ごしている。
ホルスフィールドリクガメはリクガメの中でも簡単なレベルらしいが、きちんと勉強して理解してお世話してあげないとね。
勿論、飼育員は私です…
今や、スパイクが求めていることがわかってしまうくらいスパイクと通じ合っている。
スパイクは鳴かないし、寡黙。
でも視線を感じる。
そして話しかけると要求を語りかけてくる。
君のことは私が一番わかっているよ。