【イベントレポート】UI Crunch#16 メタバースのUI -仮想空間に接続するデザイン-
こんにちは、ふくだ(@fukupukugo)です!
先日オンラインで行われたUI Crunch#16 メタバースのUI -仮想空間に接続するデザイン- に参加してきました。
久しぶりのオンラインイベント且つ仮想空間上でのイベント参加で新鮮な体験が多かったので、印象に残った話と感想をまとめたいと思います✍️
1.イベント概要
メタバースのUIがテーマということで、メタバース領域で事業展開をされているREALITY株式会社、クラスター株式会社からのお話を聞くイベントでした🎉
今回はUI Crunch初の試みとしてYouTube Liveでの配信のほか、メタバースプラットフォーム 「cluster(クラスター)」でも配信が予定されていため、そういった意味でも注目が集まっていたイベントです😉(イベント参加者は1000人以上いたっぽい)
仮想空間といえば去年のTGSのVR会場が話題だったので少し覗きに行ったことがあるくらいなんですが、折角なら...と思い今回clusterから参加してみました!
イベント前の視聴準備
実はイベント開始1時間前にcluster会場があることを知ったので、慌ててセットアップ(VR機器は持ってないのでmac)
操作はキーボードとマウスを使いますが、特に迷うこともなく操作できました。そしてアバターも簡単にいじれるみたいだったので作成、、、
15分前くらいには会場に入場することができました🏃♀️
最後にも書いてますが、会場では既にたくさんの参加者がいて
リアルな会場でイベント開始を待ってるあのソワソワした感じを思い出せたりしたので、個人的には良い体験だな〜と思いました。
準備ができたので、早速レポートへ 💨
✏️ ✏️ ✏️
2.登壇①REALITY株式会社
まず初めはREALITY株式会社のDJ RIOさんと超簡単さんからのお話。
最初にDJ RIOさんからREALITYの会社について説明がありました。
REALITYは、スマホ一台でアバター作成、ライブ配信、交流、ゲーム、、全部が完結するスマホアプリです。
去年からグローバル展開し今やユーザーの85%が海外ユーザー、しかもゲーム内の平均滞在時間は170分を超えるんだとか👀
今後目指していくREALITYのイメージPVでは、より世界を広げてREALITYの世界でアバター同士が一緒に遊んだり、授業を受けたり、ゲーム内でTシャツを作って、それが流行したり、、、といったワクワクするような未来が描かれていました!
そんなメタバース作りのデザインの面白さとは?という話ではメタバースはスマホアプリだけでなく、ライブコミュニケーション、3D、ゲームなど全ての要素が含まれる新世代UX全部入りのの総合格闘技!になるため、一つの要素に留まらない面白さがあるのではないかという話をされていたり、
REALITYも日本初、且つスマホ初でありながらグローバルに展開し、圧倒的ユーザー規模を獲得しているプロダクトとして日々たくさんのFBを得られる環境がとても面白い、という話をされていました✨
次の超簡単さんからはより詳しくREALITYにおけるUIの考え方などについてのお話があったんですが、
3Dゲームとメタバースの違いとは?という問いから、それはアバターへの自己投影感なんじゃないか、と仮説を立てプロダクトに落とし込んでいる話がとても面白かったです。
鏡で自分を見るように、アプリ内でも自分のアバターを見る機会を増やしている、という言葉を聞いてなるほどな〜と思いました。
他にもメタバースの世界にも生活の場が必要、としてリアルだから、バーチャルだから、と分けず同じようにUIを考えているという話だったり
時間がなく詳しくは聞けなかったんですが、ネイティブとUnityの制約の中で適したUI作りが難しい、といった話などとても興味深かったです!
3.登壇②クラスター株式会社
次の登壇はイベントの会場にもなっているclusterを作っているクラスター株式会社の加藤 直人さん、吉岡航さんのお話。
こちらでもまず、加藤さんから会社についての説明がありました。
clusterはVRからスマホまでどこからでも遊べるメタバースプラットフォームです。
No.1バーチャルイベントカンパニーとしてこれまでバーチャル渋谷を作ってイベントをしたり、官公庁からの案件受注の実績もあるそうです。(すごい)
自分は全く知らなかったんですが、clusterにはつくる・あつまる・あそぶの3つの機能がありクリエイター(ユーザー)も好きにワールドを作れるらしいです。いろいろな世界のムービー紹介もありましたが、基本的にユーザーが作ったものばかりだそうです(すごい)
会社紹介もそこそこにバトンタッチされ、次に吉岡さんからUIのお話。
clusterのUIデザインはWeb/スマートフォン/PC/VRと多岐渡り、それぞれのUIの特徴やUIの変遷について動画も併せて話していただきました!
ゲームコントローラー版だった時代から、たくさんの可能性を模索してUIが変化していったということで、最終的にはバーチャル空間上でのUIは脇役として、ユーザーが作ったコンテンツを最大限楽しめるような阻害しないUIを目指しているとのことでした👀
4.トークセッション
それぞれの登壇の後には、DeNAの増田さん、Goodpatchの土屋さんも加わってトークセッション。
トークセッションでは「メタバースだからこそできる体験とは?」「どこまでリアルさを取り入れて、どこからバーチャルらしくするのか?」などのテーマを元にさらに深ぼった話を聞くことができました。
個人的に面白かったのはスキューモフィズムの話で、物理的な制約のないバーチャル空間であっても、初めは馴染みのある空間を作らないとそもそもその場所で何をやってるのかわからない、どこに見ていいかわからないという現象が起こってしまうという話でした。
全く新しいものを作る上でも、まずリアリティさ追求して認識してもらうことが大事というのはすごく興味深いですよね✨
✏️ ✏️ ✏️
気付いたらあっという間に時間が経ってしまいイベントも終盤に、
最後は参加者全員で集まって記念写真を撮って終わりになりました🎉
5.今回仮想空間でイベント参加してみて良かった4つのこと
・①会場にあつまる体験
会場は前方にスクリーン、後方に客席といった構成だったんですが、最前列で見てる人もいれば一番後ろの方から見てる人もいたり、前の人の頭でスクリーンが被らないよう少し席を移動したり、ああこういうのあったなぁ〜みたいなリアルっぽい体験は普通のオンラインイベントでは味わえないので楽しかったです🙌
・②反応を視覚的に返せる
ここ数年で一気に増えたオンラインイベントですが、リアルイベントに比べて参加者(視聴者)である自分が登壇者・運営側に返せるものって少なすぎるよなぁというのを感じていました。(話を聞いて頷くとか、ライブだと手を振る、みたいな反応)
なので手を振ったり、拍手したり聞いてる側もちゃんと視覚的な反応を返せるというのも良かったです😊
・③仮想空間を介することで色々と心理的ハードルが低い
参加者の方やイベントの雰囲気が良かった、というのもあるかもしれませんが仮想空間でアバターを介することで、コメントをしてみよう、拍手してみよう、といった普段だったら周りを気にしてしまうようなこともハー
ドル低くできた気がしました💭
④アバターが可愛い
以上良かったことです😌
6.終わりに
自分はこれまでメタバースのゲームやイベントにそこまで馴染みがなかったのですが、今回のイベントがとても面白かったので今後もっと積極的に触れていこうと思いました💪
とりあえずVRが欲しくなってきたので、早速調べてみようと思います🥽
🥽 🥽 🥽
少し話は変わりますが、以前も何度かイベントに参加したことのあるUI Crunch、知らない間にリブランディングされていました。
今回のイベント参加を機に知ったのですが、リブランディングに込められている想いなどnoteでも公開されていたのでこちらも是非ご確認ください✨
最後まで読んでいただきありがとうございました🙇♀️
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