不幸体質彼氏を探す。高校生編6
その日、私は携帯電話を握りしめたままいつの間にか眠りについていた。
なんて返信すればいいのかわからなくて、
そーちゃんからの受信メールを開いたまま。
朝を迎えた。
見るたびにニヤニヤして。胸がギューっとなって。
学校に行くのが楽しみでしかなかった。
今思えばこの時が1番幸せだったのかなー。
なんて思ったりもする。
学校に行って、席について。
携帯を何度も開いて、これは夢じゃなくて現実なんだよな。と何度も再確認したその日はあっという間に過ぎていった。
放課後、
その日の授業さえ思い出せない私の携帯に
一通メールが来た。