不幸体質、彼氏を探す。高校生編4
照れ臭そうにしながら、一軍男子の真ん中にいたのは
あの、そーちゃんだった。
高校デビューの私は一軍男子やそーちゃんがクラスに来たことによって
みんなの注目の的になるのがとにかく恥ずかしかった。
そして、そんな緊張も知らずに
そーちゃんは、恥ずかしそうにしながらこっちに向かってきた。
そして、
そーちゃん『ごめんねー。こんな大人数できて。とりあえず番号とアドレス教えて欲しいんだけど!』
りさこ『あ、はい。。じゃあこれで』となんだかぶっきらぼうに教えてしまった。内心は嬉しくて発狂しそうだったけど。。
そーちゃん『じゃあ連絡するねー!ありがとー!』っといって一軍男子グループは嵐のように消え去っていった。。
なおみ『ねぇ!なんでそうちゃんきたの?すごくない?やば!!』と私より大興奮。
りさこ『わからない。。でもとりあえず連絡先聞かれた、、』
なおみ『やばー!でもよかったじゃん!!』
りさこ『うん、、』
ここから、何十年と続くそーちゃんとの関係。
私にとってはじめてのちゃんとした恋愛。
辛いことや悲しいこと、それを超えるほどの嬉しいことや楽しいこと。間違いなく私の青春はそーちゃんだった。
出会わなければ良かった。そう思ったこともあったけど。
もし過去に戻れてやり直せるとしても、出会わなければ良かったというのだろうか。
いや、同じ結末でもわたしはそーちゃんに出会いたい。
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