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ボランティアのときの保険「しえんのおまもり」はじめました。

FUKKO DESIGN の木村です。

本日、4月1日より、ボランティアのときの保険「しえんのおまもり」をはじめました。

この保険は、災害の時のボランティア活動中に

・自身が思いがけない怪我になる
・他人に怪我をさせる
・他人のものを壊してしまう

などの場合の賠償責任を補償するものです。


保険料は以下の通りです。

基本プラン 780円
①補償期間は最大1年間になります
 2021年度の例:加入手続き完結後翌日0時 〜 2022年4月1日16時まで
②一人一口になります。


また、2つのオプション(特約)を用意しました。

コロナ対応オプション*1 +1080円
天災対応オプション*2  +2270円
*1 特定感染症危険担保特約条項付帯プランをいいます。
*2 天災危険担保特約条項付帯プランをいいます。

どちらか、または両方を追加できます。


詳しくはサイトをご覧ください。

「しえんのおまもり」は、災害時のボランティアにおける、様々な課題を少しでもよくしたいと思う有志で作った保険です。

今回、「しえんのおまもり」の特徴をサイトとは別の切り口で、詳しくご説明します。


特徴①:災害ボランティアセンター以外の活動にも対応

この保険の特徴は、なにより「対象」です。対象は以下の通りです。

「しえんのおまもり」の対象…
災害ボランティアセンター(社会福祉協議会など)を通じた活動以外で、NPOなどの災害支援団体や、個人が募集するボランティア活動。
※ただし、災害ボランティア活動のマッチングサービス「スケット」を通じた活動などが対象になります。

これまでのボランティア活動保険は、社会福祉協議会などが運営する災害ボランティアセンターを経由して行う活動に対してのみが対象でした。

ただし、熊本地震での災害ボランティアについては、人日でみると、社会福祉協議会などが運営する災害ボランティアセンターを経由した災害ボランティアとほぼ同等の災害ボランティアが災害支援を行う団体経由で参加したと言われています。

熊本地震でのNPO等のボランティア数
ボランティアスタッフの延べ人数は 109,271 人・日(99 団体が回答し、社会福 祉協議会は除外)となった。 熊本県災害ボランティアセンターの公 表しているボランティア活動者 数は 120,516 人・日であり、未回答の団体のボランティア総数を考慮すると、NPO をはじめとする民間支援団体を通じた活動者数は、災害 VC の活動者数に匹敵 することが明らかになった。 
出典:平成28年熊本地震支援団体調査報告(JVOAD)

そこで、「しえんのおまもり」は、災害ボランティアセンターを経由しない活動、例えば、NPOなどの災害支援団体を対象にすることにしました。


また、個人が募集するボランティア活動も含めました。

FUKKO DESIGNでは一昨年、千葉を中心に甚大な被害を与えた台風15号の被害から、CtoCによるボランティアマッチング支援を行ってきました。


千葉県での取り組みから、FUKKO DESIGNでは、災害支援に特化したボランティアマッチングサービス「スケット」を立ち上げました。

私たち以外にも、これまでに様々なマッチングサービス、そしてSNSなどでのボランティアマッチングが行われていました。

しかし、CtoCによるボランティアマッチングを進めていく中で、保険に対応していないことがしばしば課題として指摘されました。


そこで、NPOなどの災害支援団体の活動や、CtoCなどによる個人が募集する活動を合わせて対応することになりました。


ただし、対象となる活動を明確にするため、災害ボランティア活動のマッチングサービス「スケット」を通じた活動に限定していますので、ご注意ください。


特徴②:災害支援での様々なリスクに対応

保険の中身として、手厚い補償や、色々な専門技術をもった人の災害支援に対応していることも特徴です。

まずは基本プランです。

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特に特徴的なのは死亡の際は保険金支払い。3000万までと充実しています。

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また、チェーンソーなどの電動器具を使う作業(森林ボランティアを除く)や、瓦のズレを直したり、ブルーシートを貼ったりする高所作業にも対応しています。

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さらに、天災対応オプションだけでなく、コロナ対応オプションも用意しているのも特徴です。新型コロナウイルス感染症が不安な方はこちらもつけられます。

コロナ対応プランについて…
そもそも、新型コロナウィルス感染症にかかった場合、入院費は政府による公費負担が適用されます。オプションのコロナ対応プランについては、公費とは別で入院保険金をお支払いできるプランです。なので、基本プランでも、コロナ対応はできているのでご注意ください。


特徴③:スマホでいつでも簡単に加入できる

そして、サイトのデザインもかなりこだわりました。保険制度を作るにあたり、保険のパンフレットやサイトはわかりづらいという声を多く聞きました。内容をわからず多くの人が多くいることもわかりました。

そこで、とにかく内容をシンプルに、そして簡単に入れるように、こだわりました。こちらはぜひサイトをみてください。

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保険の紹介は以上になります。

災害支援を行う場合、様々なリスクを伴います。ご自身や家族はもちろん、時には、支援すべき被災者にも被害がおよびます。保険には必ず入っていただければと思います。


開発メンバー

最後に、今回「しえんのおまもり」を作ったメンバーの紹介です。


 <プロジェクトマネジメント>
木村充慶(一般社団法人 FUKKO DESIGN 理事)
 佐々木晶二(元内閣府防災担当官房審議官) 

<Web構築>
香田遼平(面白法人カヤック プロデューサー)
立石 竜馬(面白法人カヤック アートディレクター)
片山 直也(面白法人カヤック ディレクター) 

<サポート>
明城徹也(全国災害ボランティア支援団体ネットワーク<JVOAD> 事務局長)
神元 幸津江(全国災害ボランティア支援団体ネットワーク<JVOAD> 広報部ファンドレイジン グ担当)

<法務>
草原 敦夫(弁護士)


「しえんのおまもり」は様々な課題について「被災地の支援の環境をなんとかよくしたい」と思う有志のメンバーとつくりました。

少しでも多くの方々に使っていただければと思います。


FUKKO DESIGN 木村充慶



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