肉極道的ステーキ肉の焼き方(私的改良版)
どでかいいかにも硬そうなアメリカ産ステーキ肉が半額だったので、喜び勇んで買ってきた。大きいので半分にカットして分け分けしても十分なサイズ。二人分で、380円!
人気漫画『肉極道』でステーキの良い焼き方を知ってから、わたしは積極的に安くて硬いステーキ肉を買って焼いて食う。
この方法だと、今まではおいしくなかったお肉も上手に焼くことができるのだ。
かいつまんで説明すると、常温に戻した肉に焼く直前に塩をして、よく熱したフライパンで片面10秒ずつ焼き、2分休ませる。好みの焼き加減になるまで片面10秒ずつ焼き、2分休ませるを繰り返すという焼き方。
基本はこのとおり焼けばとてもおいしく焼ける。それに、2分休ませているあいだに調理器具を洗って片付けたり、プレートを温めたりといろいろできるのもいい。
でも、我が家はミディアムかミディアムウェルくらいが好みなので、この方法では時間と回数が多く焼きあがるまでに疲れてしまう。とくに、あんまり買う機会はないけれど、厚みのあるお肉だとかなりの時間がかかってしまい食べる前にげっそりしてくるのだ。
そこで、焼き時間を片面約20秒(適当)に伸ばしてみた。これだと薄めのステーキで3回~4回くらいでミディアムくらいになる。味もうちで食べるステーキとしては充分なので、我が家のステーキの焼き方はこれになった。
この焼き方で、これくらいの仕上がりになる。
今日のソースは、肉汁にしょうゆとにんにくたっぷり、お酒、そして、こけもののシロップを少々入れてみた。
ベリー類はお肉によく合い、海外の料理ではよくつかわれるので。みりんよりほんのりフルーティーさもある、おいしいソースになった。
つけあわせは、塩蒸し人参、大根のしそ昆布あえ、焼きネギとのりのスープ、大麦入りのごはん。