【疲れない座り方①4つのポイント】座っているだけで「疲労」「肩こり」「腰痛」の方へ
「座っていると疲れて姿勢が崩れる」
「座り時間が長くて、腰痛や肩こりに悩まされている」
このような方は、正しい座り方を実践するだけで、疲労や肩こり、腰痛から解放されます。
むしろいい座り方をしていれば、インナーマッスルが鍛えられ、体はより健康になります。
結論をいえば、疲れない、不調にならない正しい座り方とは、背骨を真っすぐに伸ばす力と、お腹の奥を使う力を使った座り方です。
この記事で、まずは正しい座り方とはどういうものか、具体的なポイントを説明します。
特にデスクワークで長時間座りっぱなし、というような方はぜひ読んでください。
さっそく正しい座り方のポイントを紹介します。なお、ここでの正しい座り方とは、長時間同じ姿勢でも疲れにくい姿勢のことです。
具体的な座り方については後ほど説明しますので、まずはポイントを紹介します。これを読むだけでも、ある程度いい姿勢を取れるようになるはずです。
①背骨が自然なS字を描いていること
もっとも大事なポイントは、背骨が自然なS字を描けていることです。そもそも、背骨は身体を支える大事な柱の役割を果たすものですが、横から見たときに自然なS字を描いている場合に、もっとも余計な力を使わずに身体を支えることができます。
このS字が崩れて、
⚡猫背になっている
⚡首が前に落ちている
⚡胸を張りすぎている
⚡腰を反っている
⚡骨盤が真っすぐ立っていない
といった場合、余計な筋力を使わなければならず、疲れや不調の原因になります。
②お尻の真上に頭があり、前後左右の偏りがないこと
お尻の真上に頭が乗っているような形にするのが、正しい、疲れにくい座り方です。
頭が前に落ちたり、後に行きすぎたりすると、その傾きを筋力で支えなければならなくなります。お尻の真上の頭があれば、偏りがないため背骨の力で頭を支えるだけで済みます。
イメージとしては、細い棒が何の支えもなしに立っているような状態です。
前後左右に偏りがあると、バランスを崩さないように何らかのサポートが必要になりますが、真っすぐ立っていればバランスが取れるため、サポート(筋力)が最小限で済みます。
③お腹の力で体を支えていること
正しい座り方のポイントとして、身体が真っすぐに立っていることが大事だとお伝えしましたが、それでもまったく筋力が必要ないわけではありません。
最小限の筋力は必要です。そして、主に使う筋肉はお腹の奥の筋肉であることが理想です。
いわゆる「いい姿勢」をしようとすると、多くの人が腰を反り、胸を張り、背中側を緊張させすぎてしまいます。この姿勢では、長時間キープしていると背中側が疲れてしまいます。
疲れないためには、背中側とお腹側の筋肉のバランスが取れていることが大事です。そのため、お腹側に自然に力が入り、腰や胸の反りがなくなり、自然なS字を維持できることが大事なポイントです。
詳しくは以下の記事でも説明しています。
④力みなく、リラックスしていられること
ここまでの正しい座り方のポイントが押さえられていれば、余計な力みなくリラックスして座れるはずです。
正しい座り方の形がしっかり取れたら、その姿勢を最小限の筋力で維持できるように、息を吐きながら力を抜いて行ってみましょう。
リラックスするほど、長い時間疲れずに座っていられるようになるはずです。
まとめ
背骨が自然なS字を描いていること
お尻の真上に頭があり、前後左右の偏りがないこと
お腹の力で体を支えていること
力みなく、リラックスしていられること
正しい座り方を意識することで、肩こりや疲労、腰痛などの不調から解放されるだけでなく、インナーマッスルが鍛えられてより健康な体になっていくことができます。
ぜひ体の変化を楽しんでみてください。
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