かあ

今までに生きてきた私の中にしかない風景の断片は、どんなに煌めいていても、どんな屈辱に満ちたものであっても、私が死んでしまったら一緒に消えてしまうのかな。私の生命が見てきたものを、今は書きとめてみようと思う

かあ

今までに生きてきた私の中にしかない風景の断片は、どんなに煌めいていても、どんな屈辱に満ちたものであっても、私が死んでしまったら一緒に消えてしまうのかな。私の生命が見てきたものを、今は書きとめてみようと思う

最近の記事

心を記す価値

noteってなんだろ よくわからないままに始めた 毎日書くことに意義があるような世界? 空っぽの日  空虚な一年 ドーナツの「穴」はドーナツの一部か? 空虚な1日は、私という人間の一部か? 記されない莫大な瞬間よりも 文字として表すものが私の内面を捉えるだろうか?

    • 中1長男との残念で愉快な休日

      いつのまにか横に立つ吾子が幼児から少年へと変わり 青年になる前に2人きりのお出かけを楽しむ休日 私の言葉に対する思わぬ返答に、息子に心ないことを言ってしまったかと思うことがたまにある 母もまだ、母として、人として成長中なので許して欲しいのである 今日はギャンブルの怖さ体験として、ゲーセンで大損を経験してみた的な 平たく言えば無駄遣いしちゃったことに教育的意味を見出さずにはいられない母なのである。

      • 月明かり

        月明かりで 森の中の集落を歩く 木々や 草花が 白く 煌めく 虫の鳴き声を聞きながら 後ろからお化けが追ってこないかと 時々 小走りに 行き先は 地域の集会所  昭和から平成に変わったころ お母さんと歩く夜が 好きだった 未曾有と言われる災害で 一変してしまった故郷 もうあの風景は あそこにはない でも温かい記憶 心の中には ずっと ある 離れて暮らして もうきっと数える程しか会えないであろう 両親の しわしわの 手の記憶