32. いつか歌人
自分のやってきたことには自信があります、自信なのかな、これはこうだっていう正しさかな、答えを出せる、当て嵌められる、言い切れる、でもそうだねそれを出来ることはやっぱり自信だ、絶対的な正しい答えがないものはすべてそれが裏打ちだ。これは詩の話。相当迷ってきたよ、そこも。自分の物に関する最終的な裏打ちは他人に委ねるものであったけど、絶対がなくてぼやっとしたものだからある程度先人の力を借りるのはありだったと思う。そこから展開する自論はすべて自分のものだ。もうそれは誰かの何かがあっても曲がるものではないし失うものでもない、変化することはあるかもしれないが。詩に関して詩とはなんですかと言われたら書いた人が詩だと思っているもの全部だと思う。分類とか評価とかそういうのはまったくの別物として。それが何であるかという問い。
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短歌に興味があって、興味があるくらいではじめても好きで楽しくてって人にかなわないのはわかっているし、気楽に手を出していいもんかどうかって悩むとこではありました、どこにいきたいのかもわからないし、どこまでいきたいのかもわからない、たぶんどこにもいかない。詩人という言葉に憧れたように歌人という言葉に憧れただけかもしれないとこはある。その先があるのかないのか、確かめるのはありかなと。それである程度の歴史とルール的なものを読んだりしたのですが、31字で字余り字足らず含めて自分が意識的に短歌だって思ってつくったらそれは短歌なのですかね。上記と一緒で分類とか評価とか別として。例えば書いてタグで短歌って書いてもいいんですかね。自信がないから恥ずかしい、そうきっと自信なんですよね。詩は入選とか掲載を繰り返して業界とか界隈的にはこういうの詩なんだなとか思ったりして。なんせはじめて、書いて、送って、なのかなやっぱり。歌人と言えるようになるのはどのへんなんだろうな。どこなんだろ。基本的にビジネス的な、プロと呼ばれてどうこうにはまったく興味がないので、そこらへんは離して考えたいところではあります。歴史があっていろんなフィールドがあって様々なんだろうな、短歌定義も歌人定義も。ちょっと楽しくはなってきている。それが何かではなく言葉がやっぱり好きだ。それだけは確かだ。