FukadaryoU

|統一性ない日々のあれこれ|言葉を生きる|元火葬技師|真宗僧侶|©︎2022Fu

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取扱説明書

基本日記です、お忘れなく。統一性のない日々のあれこれ、脈絡なく煙に巻くスタイルがほんとは理想形、なかなかうまくいきません。だらだらと読みにくのも自分の好みなのでご愛嬌。ベースにあるのは詩のようなものを書いてきた年月、火葬関係、仏教関係、あと趣味だとか何だとか。日々考えていることなどを垂れ流したようなものであるので、あまり色々と突っ込まずにご容赦ください。繰り返し矛盾何でもござれ、すべて私論でありますが、読んでくださる誰かに何かが見つかればそれが最善です。 ・ 届く言葉に必要な

    • 43. 覚醒はあの煙のせい

      誕生日なんてあっさり過ぎ去る、いいこともわるいことも、特別感などなければ何事もなくただ過ぎ去る日ではあるけれど、それでは少しだけ寂しかったりして、この日は親や周囲に感謝する日だということもどこかでちらほら、しかしながらわたしはその日は自分のためにそっと噛み締めたいものである、できれば受け身だけでありたい、それくらいのご褒美はあってもよかろう、クズみたいな現在地だとしても、今日の自分を信じて精一杯生きてきたんだもの。 ・ 今年一年はきつかった、肉体的にも精神的にも、色々と追い詰

      • 42. この道の経過

        紆余曲折を経て、または種々の縁ありて仏道にいるわけですが、そういえば30過ぎぐらいまで縁という漢字は緑だと思っていた。なんで各色あるなかで縁は緑なんだろうと、かといって調べるわけでもなく生きてきたわけですが、でも緑のしなやかさとかあたたかさ、強さやさしさ、そういったありがたさがあって、六道を離れたところに生命の緑はあって、崇められ恐れられ尊ばれ、神様とかそういったものであり、だから縁は緑で不思議なかったんかなといまになって考えてみるが、単に想像のものなので正しさとかはまったく

        • 41. ルックバック

          とりあえず言いたいのは転売っていうのをはじめてどうかと思ったわ。抽選方式のというか思い出的でない物は致し方ないとしても、記念に買いたいものってあるじゃんね、パンフレット買いたかったよ、売り切れだったよ、致し方ないだって納得しているわけではないよ致し方ないだよ、そういう節度とか思い遣りとかあるよね、商売の基本だよね、便利になったようで多様なものが捻くれたというか、なんでこんな世の中になってしまったんだ、明るみに出た、表面に浮き出た、そうは思いたくないところではある。科学の発達に

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        取扱説明書

          40. Kyoto

          あの日。雨。来なかった連絡に、どうするのかと催促する気はまったく起きず、新幹線の時間を遅らせる。何にも考えてなかったが新幹線が豪雨で止まる。正直体調は思わしくなかった。5時間かけて京都に着く。晴れて少し蒸すくらいだった。橙色の空に水蒸気が昇っていくようだった。故郷だとは言えない、ほっとしたのは青春の空気か。ここにいることが大切で、夜を待とう。幸いに喫煙所はある。夜と煙と南座の光。と、わたし。それだけ。詩になる。 ・ すべてが予定通りにいっていたら中々に苦しい日程になっていた気

          39. 五丁目の盗賊

          いま思えばということはわりと多くてというか、どうしたってその場でわからないものが未来から過去を見た時にわかるというか、そういうことだったんだなと思うことは多い。なんでか最近よく目にする親の財布からお金を盗んでとか、カードを勝手に使って課金してとか、その行為が悪い事だと言えば確かにそうではある、なんていうのか大人が作った環境や営利目的で子どもが苦しくなっていくのはそれもそれでなと思うところではある。目の前に楽しいことがあるのに我慢をし続けるのに限界はあるし個人差もある、大人だっ

          39. 五丁目の盗賊

          38. 再度

          けっきょく数時間ここの加筆修正をして、とりあえずぼちぼちな状態になりました。写真をどうするんだとかそこらへんの問題はあるけれど、書きたい時に書こうという気持ちになったので万歳。いままで色々と言ってきて、これからも色々言うんだけど、なんだかんだで好きなんだなと思った。これまでの最大の間違いは、好きに理由を求めていたことかもしれない、そんなことはどうでもよくて、事実とか結果、好きじゃなかったらこんなことやってねーわ、絶対にやらんわ、という結論に至りました。これを思うのにどれだけか

          37. イン・ザ・ループ

          どっかで書いたけど幼稚園の時の自由時間に外の遊具で遊んでいて、次に何をしようかと思った時に、あれずっと同じことしてない、ずっと繰り返しなのとか考えた記憶がある、捏造でなければ。記憶も思い出も曖昧で、事実ではないことを付け加えたり、何かのタイミングで考えたり夢で見たりしたことを現実とか本当にあったことのように思いこんだり、それはまぁ致し方ないことなので何とも言えないところで過去の多くのことなんてどうでもいいことではあるが。先日も同じような体験をしたのよ、ずっとこんなこと繰り返す

          37. イン・ザ・ループ

          36. 彼女の思い出

          ハッピーバースデー。今日は中学の時にはじめて付き合った子の誕生日なんだよな、それ以外の人なんて特に覚えちゃいないので、とても綺麗な思い出なのかと思いきや、単に当時つくった銀行のカードの暗証番号がそれなだけであって何のこっちゃない、けどそんなことするぐらいには清かったのかもしれないね。付き合うって付き合ったのってこの時だけかもしんない。 ・ そもそも付き合うってなんぞやといまをもってしても思う、何の承諾を得るためのものであるのかって。子どもと大人でも違う意味合いにもなるであろう

          36. 彼女の思い出

          35. 文フリTOKYO

          足を運んだら力をもらえるのではないかと数年ぶりに訪れてみたが、いつの間にか入場が有料になっていて、それでもこんなに盛況だったっけというぐらいに盛況で、詩歌ブースにこんなに人がいるなんて新しい時代が来てるんじゃないのと思うほど。一昔前のこのジャンルはこんな雰囲気の人たちっていうのもなくなってた、偏見が含まれていなかったかを完全否定はできない上に、自分のことは別として。この場所で思ったのは、自分の熱量で誰かを羨ましがったりするのは間違っていたなってこと、残念ながらこれほどの熱は自

          35. 文フリTOKYO

          34. これではない

          某女性芸能人の方がSNSで結婚発表して、お相手が年齢非公開の方で名前も挙げませんけども地元の後輩。同じ時間を過ごしたような仲ではなくて、顔が合えば挨拶される程度のあれなので何でもないけど、やっぱりそこはこっそりおめでとうと思うところ。人生なんてわからないものだよな、あれがあれをしてこれをしてこうなるとは。十代の時なんかに絶対にわからない未来がここにあったわけだ。自分だって想像してた未来ではなかったかな、たぶんみんなそんなもんだよ。本当に何になりたいかなんてわからなかったし、こ

          34. これではない

          33. あれからもう一年か

          月日が経つのは早い早い、そうでなくとも早い、こうあると尚更早い。あれを書こうこれを書こうと思いつつも動かない指、言い訳だけはいくらでもある、どうしようもなく書かなくても生きていけることも知った、けどまたこうして指は動き始める、心はざわめき始める、忘れたことなんて一度だってないんだ、それだけは言い訳もなく本当、どっちにしろどうあれこのままのわたしでいられますように、どうか。 ・ 日常がいそがしいというか、やるべきことがあるのも本当で、それがまた頭を使うからやっかいで、でもこうや

          33. あれからもう一年か

          32. いつか歌人

          自分のやってきたことには自信があります、自信なのかな、これはこうだっていう正しさかな、答えを出せる、当て嵌められる、言い切れる、でもそうだねそれを出来ることはやっぱり自信だ、絶対的な正しい答えがないものはすべてそれが裏打ちだ。これは詩の話。相当迷ってきたよ、そこも。自分の物に関する最終的な裏打ちは他人に委ねるものであったけど、絶対がなくてぼやっとしたものだからある程度先人の力を借りるのはありだったと思う。そこから展開する自論はすべて自分のものだ。もうそれは誰かの何かがあっても

          32. いつか歌人

          31. いまもジャンプを買っている伯父が好き

          無駄な空想とか想像をすることが好きというか癖である。絶対的にそれが現実にならないのが大事なところで、現実に則したことは期待とか希望とかになるのかな、大きく外れたらがっかりするからあまり考えたくない。もし宝くじが当たったら、もし過去に記憶をもって戻ることができたら、可能性がないというよりは望んでない事柄なのかもしれない、誰かの別の人生を覗くような感覚なのかもしれない、意味がないからこそ楽しい、それは法則と事実、身体に悪いものほど美味しい、悪いことほど面白い、しかしそれほど大それ

          31. いまもジャンプを買っている伯父が好き

          30. ココアをひとつ

          失敗したか、もっと早くやっておけばよかったか、確かにそうだ、いまというものが変わっていたかもしれない、果たしてそうか、楽しいことは嬉しいことはなかったか、少なくともあの頃の自分は震えていなかったか、笑い合ったあの日々は、泣き腫らした帰り道は。何かを書くことについて昔より、20代や30代より静かになったここ数年。投稿もそんなにしていないけど考える事だけはしている、形にしなくても組み立てて震えることはしている、変態か。人によって目標も到達地点も違うけれど、自分にとってはいい傾向と

          30. ココアをひとつ

          29. 1周忌

          あぁ、そうか、そうなんだ、なんで3回忌は2年目にやるのかってことを理解した。レベルが1上がったというよりそもそも言葉遣いが間違ってた。ぼんやりとあるものを受け入れているのは自分の問題点であって誰のものでもないけれど、ふとした疑問が沸き上がってそれを調べてっていうのはわりとよい、それが祖母の1周忌であるわけだから仏縁というか亡き人を縁にというのもありがたいと思うわけであります。合掌。 ・ 最後の10年くらいは脳が半分無く半身不随で人格も変化していて、名前と間柄だけは確かで、人間