2024年ホークス今後の外国人選手問題
近年の福岡ソフトバンクホークスの外国人選手の獲得は将来性を踏まえた獲得がどうやら多いようだ。しかしながら即戦力の外国人選手の獲得に関してはどうだろうか?デスパイネ・グラシアル・デニスらいた時代は非常に記憶にあるが、自前で獲得というよりは他球団から移籍し活躍している外国人選手が目立つ。
日本での実績が不透明かつ円高の影響でストーブリーグにて強気に行けず、MLBとのサラリーが著しくかけ離れた現在は以前のような外国人獲得ルートはままならない。ならば国内外国人選手獲得が最短ルート、その次が若年層の選手の獲得のち育成はあながち間違っていない。
では今後どのポジションにて外国人選手を獲得すればよいだろうか?
先ず現状の戦力は下記の通りとなる。
・カーター・スチュアート投手(24)契約期間2026年まで
・ロベルト・オスナ投手(29)契約期間2028年まで
・リバン・モイネロ投手(28)契約期間2029年まで
・ヘルナンデス投手(27)契約期間2025年まで?
・アダム・ウォーカー野手(32)契約期間2025年まで
・ジーター・ダウンズ野手(26)契約期間2025年まで※2年目option有
去年入団のヘルナンデス投手が定着、カーターも今年先発の1枠として定着しオスナは現状調整運転中、モイネロ投手も現状先発転向一年目先発の一角を担います。因みにモイネロ投手はあと2年前後で日本人枠となります。4投手は主戦力であり野手外国人選手問題がキューバ組が離れた後から中々定着出来ておりません。
ということで今年のオフは野手狙いに行くのか?と予想しつつオフの動向予想をまとめていきましょう。
外国人選手野手の部
先ず野手を予想していきます、野手の部と記載しましたが投手も実は・・・と気になる選手がいるので諸々ピックアップしていきましょう。
フランミル・レイエス
現状日ハムにて最も優秀な外国人選手であり、日ハム史後にも先にも優秀な選手であることは直近の戦いを見てもお分かりでしょう。連続試合安打が25、序盤こそ日本の野球スタイルに苦戦したものの今年8月以降から打率が安定、外野手とDHの枠にて日ハム野手陣と激戦を繰り広げております。単年契約の為来年の契約濃厚かと思われますが日ハム外野手陣の層は非常に厚く、来期新庄監督の去就にも注目なので確定とまでは言えない状況かと思います。
ホークスは周東選手・緒方選手・柳田選手・柳町選手・近藤選手・正木選手と魅力的な外野手が豊富であり、DHは・・・。パワーヒッターがもう一枚いればダイハード打線ばりの攻撃野球になること間違い御座いません。
ダヤン・ビシエド
若くは中日ドラゴンズにて主砲の役割を担うも近年出場機会も以前より少なく、成績を見てもピークアウトしている野手のように思える。あまり獲得はお勧めしたくないが勇逸のメリットを挙げるのであれば日本人枠になっている点。2016年より来日している為かれこれ8年間の間日本の野球を熟知しており、スピードボール(150km以上)の打率が高い点を踏まえるとパリーグ向きなのかな?と。中日ドラゴンズが低迷している為早くも去就問題がメディアにて報じられておりますが、今後どのような動向なのか気になるところです。
レアンドロ・セデーニョ
オリックスにて去年育成選手からクリーンナップを任されて活躍した外国人内野手。支配下後単年契約にて契約更新しており、今年もしや・・・と個人的に注視している選手です。年齢も26歳と若く一塁若しくはDHの枠にて活躍する可能性が高いとみております。2024年シーズンは98試合、打率2割6分本塁打15本とホークス重量打線の中にいればマーク選手が多い為もう少し成績の見栄えが良くなるのかもしれません。
外国人選手投手の部
野手編では他球団より移籍の可能性がある野手を3選手ピックアップさせて頂きました。ではもし投手を獲得するのであれば・・考察してまいりましょう。
ライデル・マルティネス
またまた中日ドラゴンズの外国人選手になりますがライデルマルティネス選手の動向は皆さま気になさっておられるのではないでしょうか。オスナ投手の状態が芳しく無ければもしかしたらキューバルートの件も踏まえ移籍する可能性があるかもしれません。といってもオスナ投手は複数年契約を結んでいる為なにかしらのオプションが行使されないと退団は考えにくいので、メディア各所の情報がどこまで正確か不明確ですがもしものことがあれば必ず狙っている投手であることは間違い御座いません。
CC.メルセデス
ロッテ戦で彼の投球を度々見かける機会がございますが、打てそうで打てない軟投派の左投手。年棒的に単年契約なのではと予想します、ロッテからホークスに移籍する外国人が多い為予想に入れました。
もしロッテを退団する意向があるのであれば交渉するのではと考えましたが先発投手陣既に外国人が2選手、中継ぎと抑えで2選手シンプルに運用が大変になるかと思いますがもし現戦力に何かあれば獲得を検討するかもしれません。
チェン・ムーヘン(陳睦衡)
U-18にて活躍した記憶も新しい台湾出身の若手152km投手。
今年初頭にホークス台湾エリア管轄のスカウトを獲得しました、以前ホークスに在籍したのちロッテに行かれた李杜軒氏さんでございます。
彼が新たに台湾スカウトになったということは台湾ルートを何かと今後強化していく予想をしておりますが、9月17日にオリックスと契約完了しております。記事を出す前に獲得とはオリックスの情報網流石でございます。
ジャン・ジュンウェイ(張峻瑋)
2024年10月10日福岡ソフトバンクホークスが育成にて獲得の意向を示しており、台湾にて「火球男」の異名を誇る最速156キロの剛球右腕とのこと。
台湾野球の情報は詳しくないが、台湾野球の有望株投手として世代別の代表に選出されているとのこと。2024年オリックスがチェン・ムーヘン投手を獲得、今年の7月読売ジャイアンツがファン・ジンハオ投手を獲得と台湾若手投手が今熱いのか不明確だが獲得に至った場合は今後の育成方法・台湾ルートが気になるところ。
まとめ
如何でしたでしょうか、個人的には外国人選手ではなく応援しているウエスタンの選手が頭角を現し1ポジションでも潰すことなく育成のホークスとして精進して頂きたいところではございますが、野球もビジネスの一つ。勝たなくてはなりませんし、世代別で現戦力を見ると均一な球団は一つもございません。福岡が好きでホークスを愛する外国人選手が増えてほしいと思いつつ今後も応援して参りたいと思います。