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ライデルマルティネス獲得見送りに関して

以前福岡ソフトバンクホークスが今後獲得するかもしれない予想記事を掲載致しました、今回は中日ドラゴンズ所属ライデルマルティネス選手の獲得を見送りした報道に関して考察していきたいと思います。

個人的には新規の外国人獲得の必要は無いと考えております。理由に関しては下記の3点が挙げられるでしょう⇩

1.外国人投手に関してはレギュラーメンバーとしてポジションを確立
2.野手に関しては出場するポジションが少ない
3.若手選手の出場数を増やしていきたい

早速要素を紐解いていきましょう。

1.外国人投手に関してはレギュラーメンバーとしてポジションを確立している

ホークスの外国人先発投手の面々は2投手在籍しております、今期圧倒的な数字を築き上げたリバン・モイネロ投手とブレイクしたカータースチュアート投手の2名。おそらく来季の先発ローテも大きな怪我や不調が無ければ先発ローテの2枠は彼らが君臨することになるでしょう。戦力バランスを加味すると先発外国人MAX2名と考えます。

次に中継ぎはヘルナンデス投手の1枠、昨シーズンモイネロ投手のバックアップとして獲得した投手ですが今シーズン大車輪の活躍をすることに。バックアップでは無く、中継ぎ陣の中でも外せない投手の一人となりました。

最後は抑えに関して、ロベルト・オスナ投手の1枠。契約面の問題やコンディション不良や諸々今年ございましたが彼の存在は大きく、抑えのポジションが流動的になることで中継ぎ陣のマネジメントが難しくなることを今期思い知らされました。彼が抑えのタスクをこなせないと考えるのであればライデルマルティネス投手の獲得に動くのではといった経緯から前回の記事を書いた次第でございます。

裏を返すと来季も抑えにて君臨する可能性が高いとみてます、複数年契約の投手でありいきなり放出はありえない為よっぽどのことがない限りは抑え想定のパフォーマンスが落ちた際のプランBは想定しておかないといけないでよう。

2.野手に関しては出場するポジションが少ない

次に挙げられる要素は野手のポジションに関して、特に外野手は柳田選手、近藤選手、今年柳町選手と正木選手が精進しておりましたが育成から支配下を勝ち取った緒方選手や川村選手の存在がございます。外野手の外国人選手の獲得は今年無いとみてます。

内野手に関してはジーター選手を今年途中に獲得しましたが、ドラフト戦略においてのプランBだったとみてます。二遊間は特にショートポジションに関して話題に取り上げられることが多いですが仰せの通り今宮選手のバックアップは川瀬選手1名、セカンドポジションは牧原選手をはじめ今期怪我に泣いた三森選手や昨年ドラフト獲得した選手廣瀬選手が競争を繰り広げられております。ご察しの通り宗山選手を獲得できなかった際のプランBですが今宮選手キャプテンシー安打数を見てもシーズン120-130本放てる神童ショートは未だに顕在でございます。

サードは栗原選手を固定しておりますが今期ウエスタンにて活躍していた若手の井上選手の存在が大きく、1塁手は山川選手、中村晃選手など戦力の層が厚いと言えるでしょう。
内野手の獲得に関してもなにかしらイレギュラーが無いと獲得しないでしょう。

3.若手選手の出場数を増やしていきたい

上記の記事にて記載されておりますが、既存戦力の底上げの趣旨のコメントを小久保監督がされております。育成から支配下に・・逆も然りホークスは4軍まであるので支配下までの熾烈なデッドヒートも魅力の一つだと思います。反対に支配下の枠を他球団より空けておく必要がございます。明確に補強しないといけないポジションが顕在化していれば、考慮する必要がありますが今のところ・・・FA宣言している甲斐捕手の動向次第でキャッチャーポジションの獲得を検討する必要があるのかもしれませんね。

まとめ

今回ライデルマルティネスの獲得を断念した考察を書いていきました。外国人選手が一度に出場できる枠は4名、現況のホークス陣営の運用はもっとも理想でありながら適切なのかと考えます。外国人選手の市場や為替などの観点から良好な選手の見定めは非情に困難であり、ホークスに関しては外国人選手獲得においてミスマッチが非常に多いことから積極的に補強してほしくない為どうしても国内実績豊かな選手に手を挙げます。

1年・1日でも早く若手の台頭を願いつつ、常に優勝争い球団になる為に今後のフロント陣営の判断に期待しております。

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