【腐女子が語る】バズるBLプロモーションはこれだ!
ビジュアルが重要なキーとなるBL作品では、バナー広告やSNSでのプロモーションが盛んに行われています。
腐女子に刺さるBLバナー・プロモーションとは?
腐女子について日々研究・調査を行っている弊研究所がお教えいたします!
(前編:バナー編はコチラ)
そもそもSNSでのバズは売り上げに繋がっているの?
答えはYES!
バズった作品のほとんどが電子書籍ストアでランクインを果たしています。さらに、発売から時間が経っていてもバズれば売上アップが見込めます!
例えば、ユキハル先生の『食らいついてよ、旦那さま』は発売日から約1年後に試し読みが投稿され、その後複数の電子書籍ストアの売上ランキングにランクインしています。
そのほか、ミツハシトモ先生の『40日間の調教開発生活 : 1 』や赤いシラフ先生の『きみは愛しのライアーボーイ』など発売から時間が経ったあとにSNSでバズ→電子ストアの売り上げランキングにランクインした作品が複数見られました。
さらに、電子書籍ストア販売がある作品の投稿では販売先をスレッド内に書いているパターンが約9割となりました。
よく記載されているのはkindle、シーモア、Renta!などですが、投稿に書いていなかったストアでもランクインが見られ、影響力の大きさがうかがえます。
Xでバズるのはどんな投稿?
「フォロワーが多ければ自ずと投稿はバズる」「投稿は作ったら即出しすればOK」…そんな風に考えていませんか?
実はそれ、勘違いかもしれません!
バズったBLプロモーションとそうでないBLプロモーションを比較して見ていきましょう!
バズりやすいポスト構成はこれだ!
バズったツリー型の試し読み投稿の中で一番多かった構成がこちらです。
1ポスト目は引きの強いシーンの画像を1枚で大きく見せ、キャプションにはどんな物語か?どんな攻め受けか?をざっくり1行で紹介 + ツリーが何通続くかを記載。
その後はマンガを4枚ずつ載せ、最後に購入先のリンクを載せています。
ハッシュタグは「#創作BL」「#商業BL」「#漫画が読めるハッシュタグ」などから1~3つ使用していることが多いです。
Xでバズらせるには…ページ数と投稿時間に注目!
Xでバズった投稿には、半話~1話分にあたる20~40ページ程度の掲載が多くなっています。
さらに、投稿時間を見ると仕事帰り~寝る前にあたる17時から21時が約8割。性的なシーンも多いBL投稿は深夜でもバズる傾向にあります。
一般にはお昼休憩となる時間帯もSNSがチェックされるタイミングですが、BLは朝・昼には向かないようです。
特にバズった試し読み投稿の具体例を見ると、ストーリーの概要がわかる量を掲載+仕事帰り~寝る前のSNSゴールデンタイムに投稿というパターンが鉄板のようです。
まとめ
Xのアルゴリズムを加味した、バズる黄金パターン
・ポストをタップさせるため、ツリー状にする
・ポストをタップしてから2分以上滞在させるため、ページ数は多めにする
・1ポスト目にはURLを入れない。URLを入れる場合はツリー状にしてから入れる
・1ポスト目のハッシュタグは1つにする
・コメントしてもらえるような投稿をする
・バズりやすいアカウント(作家さんなど)といいねやリプライで交流する
バズった投稿分析から見る、BLにおける黄金パターン
・試し読み漫画は20~40ページ載せる
・投稿時間は夜にする。17時~23時の間が多い。朝はNG!
・1ポスト目のキャプションはどんな話か or どんな攻め受けか を1行で
・1ポスト目の画像は、ツリーに載せる本編のうち引きの強い1枚だけ
・購入先をつけるなら漫画のツリーのあとに