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命日
長い雨が続いていた。
朝起きたら、ネットニュースで「雲仙市で土砂崩れ」
急いで友達に連絡をとったら「うちは大丈夫。温泉街の方らしいよ。」
テレビを付けたらやっぱり温泉街だった。
見慣れた風景が一変していた。
そして行方不明者に見慣れた名前。
「地獄生まれ。地獄育ち。」
観光協会で働く彼女のキャッチコピーだった。
私が働き始めてすぐくらいに地元に帰ってきて、
観光協会で働き始め、ほんとに地元愛のつよい人間だなと感じた。
仕事では大変お世話になった。
誰からも愛され、よくお店にも来ていたし、一緒に山にも登った。
温泉街をアピールしようと、いろんな手を尽くしていた。
さぁこれからってときに、ほんとに惜しい。
祖母が亡くなった直後だったこともあり、ショックで体調を崩した。
自然災害で友人が亡くなるなんて。
でもこれからこういうことはもっと起きてくると思う。
大切な人を、自分を守れるか。
いろいろ考えた。
知っていれば防げることもある。
この件を機にこれだけは伝えておきたい。
でないと誰かの大切な人を失う悲しみを増やしてしまう。
【土砂災害から身を守るために】
①住んでる場所の危険度を確認
重ねるハザードマップ ⇒
②少しでも不安なら早めの避難
水平避難 避難所・ホテル・親戚宅など安全な場所への避難
垂直避難 家の中でも安全な2階や崖から遠い部屋
③声かけ
みんな後悔してました。「あの時、声をかけていれば」と。
とくにひとり暮らしの高齢者など、
避難が困難な人には早めに声掛けしてあげてください。
自然災害はこれからどんどん起こりますし、どこでも起こります。
残されたものとしてできること。
日ごろからの備えが大事だと痛感しました。
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