農家になりっち 基盤整備3
もう少しだけ、話します。
耕地整理や基盤整備は頻繁にやるわけではありません。
およそ2〜3世代に1回という頻度になります。
田んぼにはそれぞれ所有者がいるので、何枚かまとめて1枚にするにはその場所に田んぼを持っている所有者の合意が無ければできないってことです。
機械の大型化や最新化に合わせすぐに田んぼを大きくするってのは、無理なのです。
そんなことで、その地区の田んぼの所有者全員の同意を取ったりすると、基盤整備から次の基盤整備までには間が空いてしまいます。
この基盤整備の時には、田んぼだけでなく、水路もそれに合わせて整備します。
曲がりくねった水路は直線化され、田んぼの畦道も直線化されます。
そして、田んぼエリアと畑エリアが分けられます。
だから、米を作るには水路が通っている地目が田じゃないと水が来なくて無理ってことになります。
アニメの話しで時代が昭和の終わりから平成の場合には、山間部でも無い限り、くねった路とかが描いてあるのは残念です。
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