常に最高の自分を DB#32近田優貴
36−7でミネルヴァAFCとの開幕ゲームを制したフロンティアーズ。このゲームには6年目のDB#32近田優貴が秋季リーグ戦で初のスターターとしてフィールドに立ちました。守備でのタックルは記録されなかったものの、2度のパントリターンで60ヤードをゲインしました。「良いところも悪いところもあった試合。ディフェンスではプレーに関わる機会が少なかったこともあり、まだ試合に入り込めていない、『もっとできた』と思える部分がありました」と振り返ります。
今季は春シーズンから、選手入場時の先頭で旗手役も任されています。「リーダーから指名されてやることになったのですが、目立つのが好きなこともあり引き受けました。最初はちょっと不安でしたが、メンバーから『しっくりくる』と好評だったので続けることに。メンバーを鼓舞して、気持ちをひとつにする。大役ですが、自分にできることはやっていきたですね」。
ポジションはディフェンスの最後尾に位置するセーフティ。身長169センチと小柄ながら、強く当たることをテーマにしています。「外国人選手をはじめ、大柄なレシーバーとどう勝負するか。ヒットとファンダメンタルが大事になってくるのでテーマにしています。今やっていることをどれだけレベルアップできるか。良い環境で、思うような練習もできているので、あとは自分次第です」。
今季の目標は怪我せず、いつも通りの自分を毎試合出し続けること。「1プレーの120%より、常に100%を出し続けることが、ポジション的にも求められると思っています。その100%を大きくしていくこと、できることを増やしていくのもテーマの一つ。これまでやってきたことをフィールドで表したいです」。
ディフェンスの1番後ろからスピードとパワーで相手を圧倒する#32に期待してください。