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はじめまして -noteとのご縁によせて
みなさん、こんにちは!
初めての投稿でわくわくドキドキしています。
私たちは富士通のデザインセンターで、情報発信をしているチームです。
これまでに富士通のデザイン組織が経験してきた事例や
蓄積してきたノウハウをみなさんに発信し共有していくことで、
より多くの方々とつながりたいという想いから、
このnoteを始めました。
今回は、私やまが担当します。
どうそよろしくお願いします!
無償公開し話題となったデザイン思考のテキストブックの話
まずは、ごあいさつ代わりに
noteのCXO深津さんにも読んでいただいて話題となった
デザイン思考のテキストブック
「Transformation by Design デジタルトランスフォーメーションに挑戦するデザイン戦略とサービスプランニング」(日本語版・英語版)を
ここで改めてご紹介させてください。
このテキストブックは、富士通のこれまでの実践から得られたノウハウと、
イタリアのミラノ工科大学デザインスクールPOLI.Designの研究成果やフィロソフィーを組み合わせて両者が共同で執筆・編集したものです。
PDF形式でどなたでも無償で閲覧・ダウンロードが可能なので、
これからデザイン思考を学びたい方も、
自分の知識を改めて整理してみたい方も、
ちょっと興味があるかもという方も、
それぞれのニーズに応じて活用してください。
「Transformation by Design デジタルトランスフォーメーションに挑戦するデザイン戦略とサービスプランニング」(日本語版・英語版)
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今では多くの企業がデザイン思考やデザイン経営を採用していますが、
富士通グループでは、このデザイン思考のテキストブックをつくる以前の
2016年からデザイン思考に関する調査・研究を始めていました。
その中で、日本には長期的なビジョンを描いて実現していく
北欧・欧州のデザイン思考が合うのではないかという考えのもと、
共同執筆のパートナーにPOLI.Designを迎えて
グローバルなチームでデザイン思考テキストブックの
企画・執筆・編集を行いました。
そして完成したテキストブック(日本語版・英語版)を
社内だけの活用に閉じず、全世界に無償公開することを決定し、
2021年10月に富士通のデザイン公開サイトにて発表しました。
公開サイトの記事では、当時テキストブックの制作をディレクションした
メンバーの想いなども紹介していますので
興味のある方は合わせてご覧ください。
その後の展開につながったnote CXO深津さんのつぶやき
テキストブックを無償公開してから約一か月後。
深津さんが富士通のデザイン思考のテキストブックについて、
つぶやきをTwitterで発信。
富士通の「デザイン思考のテキストブック」PDFを読んでる。包括的なまとめとしてよい。https://t.co/zYohzNkLTX
— 深津 貴之 / THE GUILD / note.com (@fladdict) November 28, 2021
その他にも影響力のある方々にSNSなどで発信していただいたり
IT系のメディアなどで記事が書かれるなどして
主にデザイン関係の方々の間で話題になりました。
(発信してくれた方、興味を持ってくれた方、ありがとうございました!)
公開当初は、デザイン思考に興味があるノンデザイナーの方が
読んでくれるかな?と想像していたのですが、
デザインに近いところにいるみなさんに読んでいただけたのは、
嬉しい驚きでもありました。
noteのイベントに呼んでもらった話
ご自身もテキストブックを読んだ深津さんが、
このテキストブックの内容と、富士通が無償配布という
アクションに踏み切ったことに興味を持ち、
noteでの対談イベントを企画してくださいました。
宇田センター長と制作ディレクションを務めた高嶋が
当日のゲストに呼ばれることになり、
そこで、デザインテキストブックの内容や込められた想い、
オンライン上で全世界にPDFを公開した理由についてお伝えしました。
そのイベントの様子は、富士通のデザイン公式サイトでもレポートしました!
イベントは大きな反響を呼び、
リアルタイムだけでなくアーカイブでも多くの方にご覧いただきました。
SNS上でも盛り上がり
イベント開始時からたくさんのコメントや意見が寄せられました。
「 世界での競争力を高めるためには
社会の共通課題を各社が個別に解くのではなく、
会社や組織の枠を超えて知識の共有を行う方がよい。
こうした問題意識があるために、無償公開に踏み切った」(一部抜粋)
という宇田センター長の考えやデザインというものの捉え方について
共感する声も多く聞かれました。
そのようなリアクションを通して、
同じような想いや志を抱くデザイナーや
デザインに関わる方々の存在を知ることができ、
企業の枠組みを超えてエコシステムを作ることを目指す
富士通デザインセンターのメンバーとして、とても心強く感じました。
反響も含めたnoteさんのイベントレポートも公開されています。
このイベントに呼んでいただいたことで、
さらに多くの方にデザイン思考のテキストブックを
知っていただくことができました。
noteさん、深津さん。改めまして、ありがとうございました!
という経緯もあり、
少なからずnoteさんとはご縁のある私たちですが
まだまだnoteでの記事発信は初心者です。
どんな投稿がみなさんに気に入ってもらえるか、
試行錯誤しながら進めていきたいと思いますので
ぜひ気軽にリアクションやコメントなどお寄せください。
みなさんの反応を運営の参考にさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします!
富士通デザインセンタ―
#富士通デザインセンター